サヤ「ふふ、きっとお嬢様にはもっと素敵な方がいらっしゃいますよ」

恋「サヤさんは恋のこと好きじゃないのですか……?」

サヤ「いえ、滅相もありません! お嬢様のことはお慕いしております!」

サヤ「けれど、好きには2つあるのです」

恋「2つ?」

サヤ「はい、人間としての好きと異性としての好き」

サヤ「光栄なことにお嬢様は私のことを人間として好きになってくれたのだと思います」

恋「よくわからないです……」

サヤ「お嬢様にもわかる時が来ますよ」

恋「そうなのでしょうか……」