〜お土産コーナー〜


歩夢「愛ちゃんに電話したら、みんなへのお土産は私達に任せるって」

侑「そっか、じゃあ選ぼう」

歩夢「お土産代は4人で割り勘ということで」

侑「了解」


侑「まぁ、地方の名産とかそういうのでいいんじゃないかな」

歩夢「あ、このお菓子美味しそう!」

侑「それでいいんじゃない?」

歩夢「うん、じゃあこれね」 スッ





副会長「生徒会メンバー向けはこんなところで良いでしょうか」

菜々「はい、そうですね」


副会長「・・・あっ」

侑「ん? 副会長?」


副会長「何見てたのですか?」

侑「あ、ああ・・・ キーホルダーだよ」 バッ


副会長「ん? 今何か隠しませんでしたか?」

侑「いや・・・ べつに・・・・・・」 アハハ


副会長(あ、日本刀タイプの龍のキーホルダーがありますね・・・・・・) ヒソヒソ

侑「うん、かっこいいね」


副会長「買うんですか?」

侑「一つだけ買おうかな・・・・・・」

副会長「じゃあ私も・・・・・・」


菜々「副会長、購入してきましたよ」

副会長「ありがとうございます、おいくらでしたか? 半分出しますので」

菜々「えーとですね・・・・・・」


歩夢「──侑ちゃん! こっちの荷物持つの手伝って!」

侑「あ、うん! ゴメン歩夢!」


菜々「あっ! 同好会の分の割り勘も払いますので!」


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