菜々「さて、昼食の時間ですね」

歩夢「今日はお昼も各自で食べていいんだよね」

菜々「はい、そうです」


侑「何食べよっか?」

副会長「とはいえ、観光地内なので限られた中から選ぶことになると思いますけれど」

歩夢「虹学生もいるせいで何処も混んでそうだね」

菜々「まぁ、それは仕方ないでしょう」


副会長「高咲さんは何か食べたいものはありますか?」 ニコッ

侑「私は美味しいものであれば何でもいいよ」

副会長「そうですか・・・・・・」


侑「悩んでいても仕方ないし、あそこの食堂でいいんじゃないかな?」

菜々「そうですね、そうしましょう」


副会長「じゃ、高咲さん行きましょう」 ニコッ

侑「うん」


 テク テク テク・・・


菜々「あの! 副会長?」

副会長「会長、どうしました?」

菜々「そんなに侑さんに近づいて歩いてたら侑さんが歩きづらいのではないでしょうか」


副会長「そ、そうですかね・・・・・・」 ギクッ

侑「ん? 私は大丈夫だよ?」


副会長「それなら良かったです」 ニコッ

菜々「ええ!?」