0031名無しで叶える物語(悠久の苑)
2021/04/16(金) 22:56:35.99ID:oUcFWKIO菜々「こんにちは……あっ、丁度良かったですね。あなただけでしたか、あさk」
A「しっ……! 『A』で投稿したんですからAでお願いします、生徒会長」
菜々「ああっ、失礼しました。ではAさんで良いでしょうか?」
A「はい。ここに来てくれたということはその……私が入れたお悩みを見てくれたってことでいいんですよね?」
菜々「ええ。拝見させていただきました。天王寺さんに想いを打ち明けたいとのことですが」
A「そっ、そうなんです……璃奈、あっ、天王寺さんのことが好きで……」///
菜々「改まらず普段呼んでいるようにしていただいていいですよ。あの、一応確認なのですが、それはその……一女性として璃奈さんのことをお慕いしているという認識で間違ってませんか?」
A「そうです……」
菜々「ですよね……」
A「えっ、もっ、もしかして校則違反とかですか!?」
菜々「いえいえ! 校則違反ではないようですよ? 誤解があるといけないので聞いたまでです」
A「ほっ……」
菜々「それで、なかなか想いを伝えられないとのことですが」
A「はい。その……璃奈って大前提としてスクールアイドルじゃないですか。そういう人に告白するのっていいのかなっていう……あっ、いや別に告白してOKがもらえるなんて思ってないですけど!」
菜々「それについては大丈夫です。スクールアイドル同好会には恋愛禁止の規則はありませんよ」
A「そうなんですか……? 会長、詳しいんですね……! あっ、そういえば会長って同好会の優木せつ菜ちゃんにちょっと似てません?」
菜々「へっ!? えっ、そ、そうですかね!?」アセアセ
A「はい! え、とっても似てますよ!」
菜々「わ、私のことは良いじゃないですか! Aさんのお悩みに集中しましょう?」アセアセ
A「あっ、そうですね……! ありがとうございます」