菜々「生徒会長が直々に皆さんのお悩みを解決します」
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ピンポンパンポン♪
菜々「虹ヶ咲学園生徒会です。皆さんの健やかな学園生活のために本日からお悩み解決キャンペーンを始めます」
菜々「あなた自身や周囲の方が抱えている困ったことや解決してほしいことを生徒会室の前に据えられた箱の中にお寄せください」
菜々「単なるお悩み相談から紛争解決まで、私生徒会長が直々に皆さんのお悩み解決のお手伝いをさせて頂きます」
菜々「以上、生徒会長中川でした」
ピンポンパンポン♪
ザワザワ...
『へぇ〜お悩み解決キャンペーンだって』
『え〜、あのちょっと怖めの生徒会長が?』
『お悩み解決してもらおうかな……』
『ふふ、何か面白そうなことを始めたみたいね、あの子』
ザワザワ... 生徒会長がどんなパンツ履いてるのか知りたくて夜しか眠れない 適正のない部活をしている人が沢山いて腹が立ちます!
お悩みNo.01
『生徒会長がどんなパンツ履いてるのか知りたくて夜しか眠れない』
菜々「ええっ!?」///
副会長「記念すべきお悩み第一号はなんですか?」
菜々「ええと、その……私がどんなパンツを履いているのか知りたくて眠れないというものだったんですが……悪質なイタズラでしょうか」///
副会長「……いえ、イタズラではないと思いますよ。会長の隠れファンって結構たくさんいらっしゃいますから」
菜々「そ、そうなんですか!?」
副会長「はい。いや、むしろ知らなかったんですか? 全校生徒のお名前を暗記していらっしゃる会長のこと、学園のことはなんでも知り尽くしているかと思っていましたけど」
菜々「しっ、知らないですよ! そんな、私の隠れファンだなんて……。それにしても、ファンだからと言ってパンツを見たいと本人の目に直接触れる場所に投稿するのはどうかと思うのですが」
副会長「ま、まあいろんな方がいらっしゃいますから……ちなみにどんなパンツを履かれているんですか?」
菜々「へ? 別に普通の……って何聞いてるんですか!」///
副会長「ふふ、ちょっとした冗談です。でも丁度良いんじゃないですか? 結構お手軽に解決できるお悩みだと思いますけど」
菜々「本人に直接教えろとでも言うんですか? そ、そんな無理ですよ恥ずかしい」///
副会長「『直々に』お悩みを解決するって言ってたじゃないですか」
菜々「……原稿を考えたのは副会長ですよね? まあ、う〜ん……恥ずかしいですが、同性の方ならまあ……」///
副会長(同性なら危なくないという考えが危なっかしいですね……)ウーン
菜々「しょ、しょうがないですよね! これも仕事のうちです。差出人はどなたでしょうか?」ペラッ
差出人
↓2 (名無しのモブや無記名ならそれも可)
菜々「この方は……情報処理学科の一年生の方ですね」
副会長「では早速呼び出しますか?」
菜々「いっ、いえいえ結構ですよ! 呼び出しなんてしたら大事になってしまうでしょうし。その方のもとへ直接言ってお伝えしてきます」
副会長「そうですか……ご武運を祈っていますね、会長」
菜々「あ、ありがとうございます……。このお悩みはさくっと終わらせてしまいたいですね、いろんな意味で」///
菜々「情報処理学科一年、――――さんですね」
菜々「……はい」///
菜々「そうです。お悩み拝見しました」
菜々「では……その、お伝えしたいと思うので耳打ちさせていただければと思うのですが」///
菜々「……へ? 言葉で伝えられてもイメージできない……?」
菜々「それって、つまりどういう」
菜々「――ええっ!?」///
菜々「直接見せないといけないんですか!?」///
菜々「え? 直接見せてくれないと夜だけしか眠れなかったのが夜も眠くなりそう……?」
菜々「それは困ります! 生徒の皆さんにはきちんと規則正しい生活を送ってもらって正課活動も課外活動も楽しんでもらわなければいけませんから!」
菜々「じゃあ見せてくれてもいいですよね? う、う〜ん……」///
菜々「ちょ、ちょっとだけですよ……? あと、見るだけです。それでいいですよね?」///
菜々「分かりました……。では、ここだと少し良くないので人のいない場所に行きましょう」///
(生徒会長のパンツは純白で小さくて赤いリボンのワンポイントがついてました) >>15
訂正
菜々「え? 直接見せてくれないと夜だけしか眠れなかったのが夜も眠れなくなりそう……?」
パタン
副会長「おかえりなさい、会長」
菜々「はぁ〜っ」///
副会長「どうでした? スムーズに解決できました?」
菜々「え、ええ。まあ……ぼちぼちといったところでしょうか」
副会長「流石です! まあ自分の履いているものを口伝するだけなら会長にとっては造作もないことでしょう」
菜々「……そ、そうですね」///
副会長「会長? どうかしました?」
菜々「いっ、いえいえ! なんでもありません! 次です、次行きましょう!」アセアセ
お悩みと差出人
↓3 私は璃奈が好きなんですがなかなか思いが伝えられません
どうすればいいでしょうか?
焼き菓子同好会A お金が無くて困っています
妹のお弁当のおかずにヒレカツを入れたいです
彼方 次立てるときはワッチョイつけるとか言ってなかったか? 別人だろ何を持って同一人物だと分かるんだ
歩夢やせつ菜のSSは全員同じ庭もんじゃが書いてると思ってるのか
お悩みNo.02
『私は璃奈が好きなんですがなかなか思いが伝えられません
どうすればいいでしょうか?』
――焼き菓子同好会A
副会長「璃奈……スクールアイドル同好会の天王寺璃奈さんでしょうか」
菜々「ええ、そうだと思います。焼き菓子同好会の方というと心当たりもありますし(熱心に私達のことを応援してくれてますからね)」
副会長「そうなんですか。焼き菓子同好会にどなたか知り合いでもいらっしゃるんですか?」
菜々「あっ、えー……そうですね。そんなところです。しかし、この方のお悩みを解決するにあたって問題となるのがこの『好き』の意味合いなのですが」
副会長「それはつまり、友人やファンとして好きなのか、恋愛という意味合いで好きなのかということでしょうか?」
菜々「そうです。流石は副会長、話が早いですね」
副会長「ふふっ、ありがとうございます。伊達に副会長やってませんから!」
菜々「スクールアイドル同好会には特別恋愛禁止の規定はありませんが、思いを伝えた結果お付き合いすることなったりしてしまえば校則に……」
副会長「会長」
菜々「はい?」
副会長「その点に関しては問題ありません。校則で禁止されているのは『不純異性交遊』であって、この場合は不純にも異性にも該当しませんから」
菜々「う〜ん……そうなんですかね」
副会長「はい。間違いないです。副会長である私が断言します」キッパリ
菜々「そ、そうですか……? まあとりあえずはお話を伺いに行ってみましょうか」 焼き菓子同好会
菜々「こんにちは……あっ、丁度良かったですね。あなただけでしたか、あさk」
A「しっ……! 『A』で投稿したんですからAでお願いします、生徒会長」
菜々「ああっ、失礼しました。ではAさんで良いでしょうか?」
A「はい。ここに来てくれたということはその……私が入れたお悩みを見てくれたってことでいいんですよね?」
菜々「ええ。拝見させていただきました。天王寺さんに想いを打ち明けたいとのことですが」
A「そっ、そうなんです……璃奈、あっ、天王寺さんのことが好きで……」///
菜々「改まらず普段呼んでいるようにしていただいていいですよ。あの、一応確認なのですが、それはその……一女性として璃奈さんのことをお慕いしているという認識で間違ってませんか?」
A「そうです……」
菜々「ですよね……」
A「えっ、もっ、もしかして校則違反とかですか!?」
菜々「いえいえ! 校則違反ではないようですよ? 誤解があるといけないので聞いたまでです」
A「ほっ……」
菜々「それで、なかなか想いを伝えられないとのことですが」
A「はい。その……璃奈って大前提としてスクールアイドルじゃないですか。そういう人に告白するのっていいのかなっていう……あっ、いや別に告白してOKがもらえるなんて思ってないですけど!」
菜々「それについては大丈夫です。スクールアイドル同好会には恋愛禁止の規則はありませんよ」
A「そうなんですか……? 会長、詳しいんですね……! あっ、そういえば会長って同好会の優木せつ菜ちゃんにちょっと似てません?」
菜々「へっ!? えっ、そ、そうですかね!?」アセアセ
A「はい! え、とっても似てますよ!」
菜々「わ、私のことは良いじゃないですか! Aさんのお悩みに集中しましょう?」アセアセ
A「あっ、そうですね……! ありがとうございます」 >>27
悠久の苑ってアウアウウ-の厨二表示やろ。てかわざわざ変えてる時点で A「あと、璃奈って好きな人とかいるのかなって……」
菜々「う〜ん……どうなんでしょうね。これといって聞いたことはありませんけど」
A「宮下さんとか」
菜々「えっ、宮下さんですか?」
A「はい! 同好会のニ年生の人ですけど、璃奈と仲が良いイメージがあって……それに宮下さんって文武両道で学校の中でも人望が厚いっていうか」
菜々「仰る通りお二人はとても仲良しだと思いますが……宮下さんと天王寺さんが特別にそういう関係だと感じたことはありませんね」
A「そうなんでしょうか……でも、やっぱり璃奈にとっては突然想いを伝えられても迷惑かなって」
菜々「そうですかね? 璃奈さんはそういう人ではないと思いますよ。あなたが想いを打ち明けて、それを無碍にするような璃奈さんの姿を、私は少なくともイメージできません」
A「うーん……」
菜々「それに、想いを打ち明けて迷惑になるなんてことありますか? Aさんの大好きをそのまま伝えたらいいんだと思います。まあその……お付き合いできるかどうかまでは保証できませんが」
A「……会長、璃奈と結構仲良しなんですか? そんな風には今まで見えなかったですけど」
菜々「え? どうしてそう思われるんですか?」
A「えっ? いや、だって会長と璃奈なんてそこまで接点なくないですか? なのに璃奈のこと結構知ってるような口ぶりで」
菜々「え、ええと……同好会の設立の手続きで結構関わったので」
A「あぁ、なるほど。そうなんですね……ごめんなさい、話がそれてしまって」
菜々「いえいえ、大丈夫ですよ」
Aの相談はこの後2時間弱続いた……。 A「でもやっぱり璃奈にそういう相手がいるんじゃないかって私不安で」
菜々「大丈夫ですって……! というかこの話もう何回目ですか」
A「璃奈が私の想いを受け止めてくれるっていうことは会長に言われなくても分かってるんです。璃奈がどれだけ良い子かは私もよく知ってますし……!」
菜々「はい……」
A「その上で、やっぱり重要になってくるのは璃奈にそういう相手がいるかいないかってことだと思うんです」
菜々「う〜ん……いないと思うんですけどね」
A「いるかもしれないじゃないですか……! 最悪璃奈と付き合えなくても、お友達のままでも良いと思っています。でも、万が一璃奈に付き合ってる人がいたら、その姿を私は素直に見れないんです……! 璃奈だって私の気持ちを知った後じゃ気を遣ってしまうだろうし」
菜々「いや、まあそれはそうかもしれないですけど……」ウーン
A「でしょう?」
菜々「ですが……・いないと思いますよ? 何度も言いますが」
A「証拠はあるんですか……?」
菜々「証拠……(本当はもう少し早めに終わらせて次のお悩みに進みたかったのですが……)」
A「ええ、証拠です」
菜々「……あります(仕方ないですね)」
A「え?」
シュルシュルッ...
A「えっ――」
せつ菜「これで、信じてくれますか?」
A「やっぱり会長ってせ」ムグッ
せつ菜「しっ! ここでのことは絶対に内密でお願いしますよ? でも、同じ同好会でずっと璃奈さんを見てる私が言うんです……これで信じてくれませんか?」
A「……!」コクコク
せつ菜「じゃあ想いを打ち明けるんですね!」
A「いや、それは……」
せつ菜「ええっ!? まだ足らないんですか!?」
A「いやいや、でも! 会長のお陰で璃奈にそういう相手がいなそうだっていうことは分かりました! ただ告白となるともう少し、私の気持ちの準備が……」///
せつ菜「そうですか……」
A「あっ……でもでも、会長がここまで親身に聞いてくださるなんて……会長のお陰で気持ちが晴れたような気がします。私、頑張りますね……!」
せつ菜「気持ちが軽くなったのなら何よりですよ。ひとまずお悩み解決……ということでいいんでしょうか?」
A「はい! ありがとうございます! 私、せつ菜ちゃんのライブにも今度から絶対行きますね!」
パタン
菜々「副会長は……もう帰ってしまわれましたか」
菜々「あっ、連絡が来てますね……塾のために早く帰ってしまわれたそうです」
菜々「はぁ、なんだかどっと疲れました……人のお悩みを解決するなんて、そう簡単ではありませんね」
菜々「ひとまずこのお悩みの山……。少しずつでも消化していくしかありませんね。塵も積もれば山となる、です!」
菜々「もうひと頑張りして今日は帰ることにしましょう」
お悩みと差出人
↓3 お姉ちゃんが好きすぎてつらいです、どうすればいいですか
by H.K(Haruka Konoe) 最近りな子の発明がどんどん過激になって来てて付き合わされるかすみんもヤバいですたすけて
世界一かわいいかすみんより 時間がなくって困っています
妹のライブも二回に一回はバイトが入って行けません
KKより
お悩みNo.03
『生徒会長の想い人は誰ですか!』
――トキメキマスターY
菜々「えっ……」///
菜々「というか、これお悩みなんでしょうか……?」
菜々「私の想い人……それを聞いてこのトキメキマスターYという方はどうしたいんでしょう」
菜々「ある程度想定はしていましたが、恋愛関係のお悩みが多いのは女子高生ならではな感じがしますね」
菜々「それにしても、私ですか……どうしてよりにもよって私に?」
菜々「最初のお悩み……いや、今思い返すとお悩みと言えるのか定かではないですが、それも私についてのものでしたね」
菜々「意外と私って関心を持たれているんでしょうか」
菜々「思い上がりかもしれませんが……なんにせよ注目していただけるのは嬉しいですね」
菜々「さて……これも解決は簡単ですが、トキメキマスターYさんとはどなたなのでしょう……」
パタン
侑「私だよ!」
菜々「うわあっ!? ゆ、侑さん!?」ビクッ
侑「あはは、驚かせちゃった? ごめんね!」
菜々「驚かせないでください……。って、聞いてたんですか? ……この部屋の壁の防音性能も気になるところですが、それよりも気になるのはどうしてこんなものを?」
侑「こんなものって……」アハハ
侑「いや、教室でお昼ご飯食べてたら面白そうな放送が聞こえちゃったからさ! ちょっとお遊びで入れちゃった、ごめんね?」
菜々「もう、私達は真剣に皆さんのお悩み解決をしようとしてるんですからね?」
侑「いいじゃんいいじゃん! 今日はもうどうせほとんど誰も学校に残ってないんだしさ! それにせつ菜ちゃんと恋愛トークとかしたことないな〜って思ってたからちょっとやってみたくて」
菜々「れ、恋愛トークって……わ、私はそういうキャラクターではないですし」///
侑「ええ〜? 素直になりなよせつ菜ちゃん。私に教えてごらん?」ニマニマ
菜々の好きな人
↓コンマ
00 侑, 11 歩夢, 22 愛, 33 かすみ, 44 しずく, 55 璃奈, 66 エマ, 77 果林, 88 彼方, 99 せつ菜
それ以外 いない 菜々「いませんよ」キッパリ
侑「本当に?」
菜々「本当です! 逆にお聞きしますけど、嘘をつく必要ありますか?」
侑「いや、無いけどさ。う〜ん、そっか……オモシロクナイナ」
菜々「聞こえてますよ……侑さんはどうなんですか?」
侑「私? う〜ん……でもせつ菜ちゃん教えてくれなかったしなぁ」
菜々「だって本当のことですし……」
侑「健全に恋愛するのも華の女子高生って感じがしていいと思うよ? 私は」
菜々「そういうお相手がいれば、ですよ」
侑「副会長とか!」
菜々「えっ!? どうしてここで副会長のお名前が出てくるんですか!?」
侑「自覚は無しか……」
菜々「えっ、ええ……? どういう意味ですか? 副会長のことは誰よりも信頼していますし、親しい友人であるとも思っていますが、特別な恋愛感情は」???
侑「んー、そういう意味じゃなくて……いやぁ、大変だなぁ」アハハ 菜々「ええ? 気になるじゃないですか、言葉を濁さないでくださいよ」
侑「だってせつ菜ちゃん好きな人教えてくれないし」
菜々「だからいないって……あ、それで全部かわそうっていう魂胆ですか?」
侑「げっ……さあ、どうだろうね?」
菜々「私は生徒会の仕事にせつ菜としての活動もありますし、そこに恋愛までとなると……模試の結果が芳しくないとちょっと大変なので」
侑「えっ、なにそれ……せつ菜ちゃんちってそういう感じなの?」
菜々「まあ……」
侑「そっか、大変だ……。私、改めてすごいと思う! せつ菜ちゃんってほんといろいろよく頑張ってる!」ギュッ
菜々「わっ、そ、そうですか? ありがとうございます」
侑「うん!」ナデナデ
菜々「撫でないでくださいっ! 子供じゃないんですよ?」///
侑「えへへ、ごめんごめん」
菜々「それで、侑さんにはいらっしゃらないんですか? お慕いしている人」
侑「ええ〜? またその話に行く?」
菜々「ふふっ、仕掛けてきたのは侑さんじゃないですか」
侑の好きな人
↓コンマ
00 せつ菜, 11 歩夢, 22 愛, 33 かすみ, 44 しずく, 55 璃奈, 66 エマ, 77 果林, 88 彼方, 99 自由指定(再安価)
それ以外 いない 侑「私は……」
菜々「……」ワクワク
侑「いないよ!」
菜々「え?」
侑「ぷっ、鳩が豆鉄砲を食らった、みたいな感じだね?」
菜々「ええっ!? だって、こんな話を振っておきながら自分もいないっていうオチですか!?」
侑「いないものはいないからしょうがないなぁ。そんなに出会いもないし」
菜々「出会いって……。侑さん、結構モテるタイプだと思ってましたし、恋多き人なのかなと……名前もトキメキマスターですし」
侑「な、名前は気にしなくていいよ、適当に付けただけだから」アハハ...
侑「え、っていうか私ってモテるかな?」
菜々「はい。まず第一に人を巻き込んで引っ張っていく求心力がありますよね? それに、誰とでもすぐ仲良くなれますし……」
侑「へぇ〜! それって、せつ菜ちゃんもそんな風に思ってくれてるってことだよね? 嬉しいな!」キラキラ
菜々「はい、そう思いますよ! それに、少し鈍感そうなところも丁度私が最近読んでいるライトノベルの主人公の――君にそっくりで――」ペラペラ...
侑「へ、へえ〜……そうなんだ」
――――
――
―
菜々「さて! もうすっかり暗くなってしまいましたし、今日はこのあたりにしておきましょう!」
侑「久しぶりにせつ菜ちゃんと一対一で話せて良かったよ」
菜々「私もです! 最後に一つだけ明日解決するお悩みを確認しておきますね?」
侑「あっ、私も見たい!」
菜々「駄目です! 生徒会の守秘義務がありますから! それに送る方だって侑さんに読まれるとは思っていないでしょうし、その方に悪いです」
侑「あー、確かにそうだね……! ごめんね! じゃあ私は見ないでおくから!」
菜々「はい、ありがとうございます」
明日解決するお悩みと差出人
↓3 ある同好会の話なんですが、3組くらいカップルが出来ていてとても見ていてつらいです
私もお付き合いしたいのですか中川生徒会長、私と付き合ってください
by ぽむむむむむむむむむむむ 幼馴染み同士の仲に割って入ってくる生徒会長が邪魔
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ テストが赤点だらけで困ってます!!
どうにかしてください!!
世界一かわいいK
お悩みNo.4
『最近りな子の発明がどんどん過激になって来てて付き合わされるかすみんもヤバいですたすけて』
――世界一かわいいかすみんより
菜々(お名前バレバレじゃないですか! いや、別にそれでも何ら問題はありませんけど)
菜々(これはまた明日お話を……いえ、家に帰ってからLINEでかすみさんにお話を伺えばいいですね)
侑「どう? 見終わった?」
菜々「はい! もう大丈夫です! 帰りましょうか」
侑「うん!」
菜々「侑さんと一緒に帰るのは珍しいですね」
侑「本当にね。今日はたまたま同好会の雑務で皆より遅くまで残ってたんだけどね、せつ菜ちゃんと一緒に帰れるなら頑張った甲斐もあったよ!」
菜々「ふふっ、そう言ってもらえると私も嬉しいです!」
侑「ま、方向が違うから途中までなんだけどさ」 中川家
ガシャン
菜々「ただいま〜」
中川母「おかえり、菜々。遅かったわね?」
菜々「……ごめんなさい。生徒会の仕事が立て込んでしまって」
母「ならいいけど。ね、菜々。この間の模試の結果はどうだった?」
菜々「ああ、それなら……これ」ピラッ
母「……」ジーッ
菜々「……」
母「……少し落ちてるわね。どうしたの? 高校に入学して以来学内も全国偏差値もずっと上がり調子だったのに」
菜々「ごめんなさい。もっと頑張るから」
母「このところ帰りが遅くなったけど、生徒会ってそんなに忙しいの? どこかでサボって遊んでるんじゃ」
菜々「ちっ、違う! それは違うから!」
母「……」
菜々「そ、それに、これはいつもの全国模試じゃなくて○大志望の人達だけが受ける模試だからレベルも高くて」
母「それって言い訳じゃない? 学内偏差値が少し下がってるのは事実でしょ」
菜々「う……」
母「今日のお夕飯は菜々の好きなもので作ったから、それ食べてしっかり勉強に集中するのよ?」
菜々「う、うん……!」
某所
璃奈「――――――な装置を作った」
かすみ「えっ……そんな、りな子、これは流石にヤバいんじゃ……」
璃奈「大丈夫。安全性は保証されてる」
かすみ「そういう問題じゃなくて、かすみんの気持ちの問題っていうかぁ……!」
璃奈「今までずっと付き合ってくれたかすみちゃんなら大丈夫。耐えられる」
かすみ「断ったら?」
璃奈「泣いちゃう」ウルウル
かすみ「ぐぬぬう……泣き落としはずるい、ずるすぎるよ」
璃奈「じゃあお願い」ガシャッ
かすみ「ひっ!?」
璃奈「スイッチ、オン」ポチッ
かすみ「ひいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
――――
――
― 菜々の部屋
菜々「x^2/a^2+y^2/b^2=1……楕円だから……」カキカキ
カチッカチッ...
菜々「ありおりはべり、いまそかり……」カキカキ
カチッカチッ...
菜々「A is to B what C is to D……こんな英文、本当に使うのかな」カキカキ
カチッカチッ...
菜々「ふぁ……んっ、少し眠たくなりましたね」
菜々「……あ、かすみさんに連絡を取るつもりでしたがうっかり忘れてしまっていました」
菜々「まあ、また明日ですね。こんな時間じゃかすみさんもお休みになっているでしょうし」
菜々「さて、最後にもうひと踏ん張り、物理をして今日はお休みしましょう」
菜々「……」カキカキ... 束縛してるように見えて複数のオタ趣味を楽しむ金銭的時間的余裕は与えてる優しいママ >>62
乙です
勉強は嫌いじゃなくても成績で詰められるのは精神的にダメージあるだろうな
それも期待として捉えることができてるなら問題ないかもだけど
菜々ちゃん頑張って
かすみん乙 これかすみんえっちなお願いされてもなんだかんだ断れなくて散々開発されちゃうやつじゃん
菜々ちゃんもお願いしたらパンツ見せてくれるし 生徒会長に下の毛が生えているのかいないのか気になって夜も眠れません🥺 お願いしたらパンツ見せてくれる生徒会長とかエッチすぎるでしょ
副会長が一番楽しそう 菜々「今日もお悩み解決、頑張っていきましょう!」
菜々「さて……お昼休みなのに呼び出してしまってすみません」
かすみ「全っ然大丈夫ですよ! それに先輩に呼び出されたっていうことは、つまりあれを見てくれたってことでいいんですよね?」
菜々「はい! 本当なら昨日にでもお話を聞いてあげられればと思ってたのですが、いろいろ立て込んでしまって結局できなかったんです」
かすみ「そうだったんですか? かすみん、昨日もりな子に付き合わされて本当に酷い目にあったんですよぉ……」ブルッ
菜々「璃奈さんが面白そうな機械を作られているのは知っていましたが……その璃奈さんの発明とはどういったものがあったんですか?」
かすみ「最初は本当にちょっとした工作だったんです。例えばゴミを追尾するゴミ箱とか、本物の馬の動きを完全再現したロデオマシーンとか」
菜々「へえ、面白そうじゃないですか」
かすみ「それがですねぇ……りな子の発明はだんだんエスカレートしていって、一時的に男の子になっちゃう薬とか他の人との好感度を図れる機械とか作り出すようになって」
菜々「え? 男の子になっちゃう薬……本気で言ってます?」
かすみ「本気も本気です! かすみんも一度男の子にされちゃったんですよ!? うう、股間のあの不思議な感覚……今でも鮮明に思い出しちゃいますよ」///
菜々「そ、そうなんですか……」///
かすみ「まだまだありますっ! 例えば最近のりな子の発明で言えば……」
璃奈の最近の発明
(コンマ70以上で菜々に発動)
↓3まで かすみ「例えばぁ……『発情痴女化スプレー』」
菜々「へ?」
かすみ「文字通り、発情して痴女になっちゃうスプレーです。これは先週の水曜日ですね……」
〜〜〜〜〜〜
かすみ「……んぁっ///」ビクッ
しずく「……? かすみさん、どうかしたの? ちょっと顔も赤いし、もしかして体調悪かったりする?」
かすみ「こっ、来ないで!」///
しずく「えっ……なんで?」
かすみ「とっ、兎に角っ、今はダメっていうかぁっ……んっ♡」///
しずく「いや、かすみさん震えてるし……明らかに体調悪そうだよ? 保健室行く?」サスサス
かすみ「んやぁっ♡♡ さ、さすらないで、しず子ぉっ……♡ 変な気持ちになっちゃうからぁっ」プシッ
しずく「ええっ、ええっ……?」オロオロ
〜〜〜〜〜〜〜
かすみ「金曜日は『一日嬉しょんしちゃう薬』でした……」
〜〜〜〜〜〜〜
かすみ「やっ、やぁっ……止まらなっ」チョロロ...
璃奈「少しでもポジティブな感情があると尿意を催すようになってる。それに加えて膀胱の筋肉を弛緩させる作用を持たせてるから我慢できない」
かすみ「そんなっ……!」チョロロ...
璃奈「今もこうしてお漏らししてるということは、少なからずポジティブな感情を持ってるっていうこと……なんで?」
かすみ「んんっ! し、知らないよそんなの……っていうか今日絶対練習行けないじゃん! どうしてくれるのよりな子ぉ!」ポタッ...ポタッ...
璃奈「それなら大丈夫。ほら、おむつ」
かすみ「……っ! く、屈辱だよぉっ……! 高校一年生にもなっておむつなんてぇ……」グスン
璃奈「脱水症状には気をつけて……水分はこまめに摂取するように」
〜〜〜〜〜〜〜
菜々「……」 かすみ「今週の始めは『ロリコンに襲われやすくなる薬』」
〜〜〜〜〜〜
帰り道
かすみ「……」テクテク
かすみ「……」ゾワッ
かすみ(これ……絶対後をつけられてる)
かすみ(っ……早く帰らなきゃ)スタスタ
スタスタ...
かすみ(っ、私の歩く速さに合わせてきてるっ……)
かすみ(振り向いちゃだめ、振り向いちゃだめ)スタスタ
ダッ!
かすみ(……!)ダッ!
かすみ(走ってきた! 怖い怖い怖い怖い怖い)タッタッ
ギュッ...
かすみ「ひっ……」ゾワァッ
「捕まえたぁ……可愛いね」
かすみ「ひいいいっ……!! だっ、誰かたすけっ」
〜〜〜〜〜〜
菜々「ええっ!? それでかすみさんは無事だったんですか!?」
かすみ「はい……りな子がかすみんとそのロリコン男のさらに後ろにいたみたいで。襲われそうになったタイミングで警察を呼んでくれました」
菜々「いや……ええ? あまりにもやりすぎでは……どうして璃奈さんはそんな」
かすみ「他人の性癖と倫理の観念を捻じ曲げることができるかっていう実験だったみたいですよ……?」
菜々「かすみさんはそんな危険な実験、どうして断らないんですか?」
かすみ「最初に知らされてたらかすみんだって絶対やらないですよ! ただ最近はどんな効果があるものなのか事前に教えてくれなくて」 菜々「なるほど。これは想像していた以上に重大な案件でした……」
かすみ「それに……断ったら、すごい悲しそうな顔をするんですよ」
菜々「えっ? 璃奈さんが悲しそうな顔……?」
かすみ「そうなんです! かすみんが初めてりな子の実験を断ったときに……いや、それっきり見たことはないんですけど。普段表情を出さないりな子の悲しい顔って、すごく心にクるというか」
菜々「なるほど……確かに私も璃奈さんにそんな顔をされたら重たい自責の念に苛まれてしまいそうではありますが」
かすみ「そう! すごく悪いことしちゃったなっていう気分になるっていうか。でも、流石にこれ以上りな子の発明に付き合ってると身体がもたなくて……」
菜々「う〜ん、それはそうでしょうね……まあ、多少悲しい思いをさせてしまってでも璃奈さんには過激な発明をやめさせるべきだと私は思いますが」
かすみ「私も同感です。だけど、かすみんだけだと心もとなくて」
菜々「それで今回は私に……と。分かりました。ここは生徒会長中川菜々が喜んで一肌脱がせていただきます!」
かすみ「ありがとうございますうう……! 先輩〜!」ウルウル
菜々「善は急げ! 璃奈さんを呼び出しましょう!」
かすみ「えっ!? 呼び出すんですか!?」
菜々「これは直接ガツンと言うしかありませんよ。ここは任せておいてください!」
パタン
璃奈「どうしたの? 突然呼び出されて、ちょっとびっくりした」
菜々「璃奈さん……とりあえずここに座ってください」
璃奈「う、うん」
菜々「今日呼び出した理由に心当たりは?」
璃奈「うーん、なんだろう……」
菜々「分かりませんか?」
かすみ「りな子……」
璃奈「いや……ごめんなさい。多分、私の実験のこと、かなと思う。かすみちゃんもいるし」
菜々「はい。その件についてです。過激なことをしていたという自覚はあるみたいですね」
璃奈「ごめんなさい……」シュン...
かすみ「ううっ……」
菜々「っ……。まずは、どうしてそんな過激な発明と実験をしていたのか聞いても?」
璃奈「うん。二人も知ってる通り、私って感情がうまく出せなくて……だから、いろんな感情のデータを集めて分析してた。それを応用して、脳内の感情の信号と表情筋を結びつける薬を作ることができたら、私もみんなと同じように泣いたり笑ったりできるかなって」
菜々「なるほど……」
璃奈「かすみちゃんには、辛い思いをさせたっていう自覚はあった。けど、お願いしたら許してくれるから、甘えてた……ごめんなさい」
かすみ「そうだったんだ……。いいよ、りな子……もうしないんだよね?」
璃奈「うん。単純な喜怒哀楽から始めて、性的興奮や恐怖みたいな特殊な感情までかなりのデータが集めきれた。それに、何よりもかすみちゃんに怖い思いをさせちゃったのはとっても反省してる」
かすみ「そっか……」
璃奈(でも、最後に一つだけやっておきたかった実験がある……それも、かすみちゃん以外の人のデータがほしかったものが)
璃奈(このデータが取れれば、私の目標の達成に大きく近づける……)チラッ
菜々「……?」
璃奈(どうしよう……)
璃奈の最後の発明
(コンマ40未満で思いとどまる。40以上の偶数で菜々は実験台に)
↓2 これもしかして内容も書くやつだったかな
だったら人の好意を操作するリモコン 璃奈(やっぱりよくない。私のわがままにみんなを振り回すのは)フルフル
璃奈(もうこれ以上はやめておかなきゃ)
璃奈「もう過激な発明はやめる……約束する」
菜々「ほっ……その言葉が聞けて安心しました」
かすみ「良かったぁ……ありがとうございます、先輩! これで私もこれからは安心して過ごせますっ」
璃奈「本当にごめんなさい、かすみちゃん」
かすみ「ううん、いいよ! その代わり、しっかり反省して、かわいいかすみんのサポート、今後もよろしくね?」
璃奈「分かった! 『璃奈ちゃんボード むんっ』」スッ
菜々「では、今回の件は私達だけの秘密ということで」
かすみ「もちろんです!」
璃奈「そうしてもらえると嬉しい……いろんな人を巻き込んじゃったから。ちなみにかすみちゃん、一番大変だったのは何だった?」
かすみ「えぇ? 一番大変だった……う〜ん……発情痴女化スプレーかなぁ」
璃奈「え、そうなんだ」
かすみ「あのあとしず子がちょっと面倒だったんだよねぇ……」
〜〜〜〜〜〜
かすみ「んんっ……♡」トロォッ
しずく(かすみさん……体調悪そうだけど、それ以上に……なんか……やらしい)///
しずく(やっ、ダメダメ、ダメよしずく! 私ったらなんてことを考えて)///
しずく(でも……普段はお調子者なかすみさんが、こんな艶やかな表情をするなんて)///
しずく(すごいよかすみさん……!)ジーッ
かすみ(あっやば……視線で感じちゃいそ)
かすみ「んはぁっ♡」ハァ...ハァ...
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翌日
しずく「ねえ、かすみさん……演技の参考にね? そう、あくまでも後学のために……その……昨日のかすみさんがしてた表情、もう一回見せてほしいんだけど」
かすみ「ええっ!? な、なにそれ!?」///
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放課後
副会長「お疲れ様です、会長! どうやら私がいない間にもお悩み解決を進めていらっしゃったようですね」
菜々「はい。何せ量が多いですから、少しずつでも時間のあるときに進めていかないと終わりませんしね」
副会長「……その、申し上げにくいんですが」
菜々「はい?」
副会長「追加分もありまして」
菜々「あっ……それはそうですよね。どのくらい来てるんですか?」
副会長「よっ……と」ドサァッ
菜々「えっ」
副会長「こんなに……」
菜々「す、凄まじいですね……どうしてこんなにも沢山……」
副会長「それがですね……情報処理学科の一年生を中心に『生徒会長はお願いしたらなんでもしてくれる』という噂が広まりまして」
菜々「ええっ!?」
副会長「その噂が情報処理学科内だけならまだよかったんですが……今やほぼ全学科に知れ渡る結果になったみたいで」
菜々「な、なんでもするわけないじゃないですか!」
副会長「もちろん皆さん分かっていらっしゃると思いますよ? ダメ元で入れてみようって感じなんじゃないですかね」
菜々「頼られるのは嫌いではありませんが……ここまで多いと捌ききれるか心配になってきました」
副会長「どうされますか? ここで一度打ち切りにしても」
菜々「いっ、いえいえ! やります!」
副会長「……! 流石会長……何事も諦めないその胆力、素敵です」
菜々「そんなことないですけど……ただ、結構重大な問題を抱えた方もいるということが分かったので……」
副会長「一体どんなことがあったんですか……」
菜々「あはは……さて、どんどん見ていきましょう!」
お悩みと差出人
↓3 やらしい演技の練習をしてたら普通の時にもやらしいって言われるようになっちゃって困ってる
演劇部S 生徒会長にぱんつ見せて貰った人がいるって聞いて羨ましくて何も集中できません
お悩みNo.05
『学園中の女の子が胸をジロジロ見てくる』
――エマ
菜々「ああ……これは」
副会長「同好会のエマ・ヴェルデさんですね! 確かにあの方は大きいですもんね」
菜々「そうですね……やはり皆さん羨ましいと思われて見るのでしょうか?」
副会長「もちろんそういう方もいらっしゃるでしょうけど、むしろ少数派でしょう」
菜々「え? では多数派は?」
副会長「それはもちろん、情欲をそそられてつい視線が動いてしまうというパターンでしょう」
菜々「えーっと……それは無いと思いますよ? この学園の皆さんは女性ですし、胸なんて見てもなんとも思わなくないですか?」
副会長「分かってないですね。イギリスのエセックス大学の研究で、女性は全員レズビアンかバイセクシャルだという結果が出ているんですよ」
菜々「えっ!? そうなんですか!?」
副会長「はい。ですので、この学園にそういう志向の方がいらっしゃっても何ら不自然ではないんですよ、会長! 何なら会長にもその素質g」
菜々「なるほど……とりえあず、この件もデリケートなものなので私だけでひとまずあたってみますね」
副会長「は、はい……」
エマ「今日はわたしのお話を聞いてくれるんだね、ありがとう♪」
菜々「いえいえ! 学園中の女の子がエマさんの胸を見てくるということですが」
エマ「うん、そうなの」
菜々「そんなに分かるものですか?」
エマ「えっ、分かるよ! 『あっ、今この子わたしのおっぱい見てるな……』とか、ちらっと見てるのも分かっちゃうよ? 逆にせつ菜ちゃんは分からない?」
菜々「う〜ん、そうですねぇ……あまり意識したことがないので」
エマ「そっかぁ。せつ菜ちゃんも大きいから分かってくれるかなって思ってたけど」
菜々「えっ、大きいですか?」
エマ「大きいよ〜! 絶対みんな見てると思うな」
菜々「……な、なんだかそう言われると途端に恥ずかしくなりますね」///
エマ「わたしもね? 最初は特に気にしてなかったんだけど、一回意識しちゃって、それからはすっごく気になるようになっちゃったの」
菜々「そうなんですね……」
エマ「体育の着替えのときとか、すごく視線を感じて……恥ずかしくて」///
菜々「そもそも意識するようになったきっかけは何かあるんでしょうか?」
エマ「果林ちゃんと彼方ちゃんのせいかなぁ」
菜々「へ?」
〜〜〜〜〜〜〜
果林「エマの胸ってセクシーよね」
エマ「え?」
果林「あら、自覚なかったの? エマのおっぱいってすごく人気なのよ? この間のライブの動画のコメント欄、すごいことになってるわよ」
コメント数:1000+
-おっぱい星人 2週間前
胸にしか目が行かない
-乳搾り 3日前
飲みたい
-トキメキマスター 1週間前
エママぁ……授乳してほしいよぉ
エマ「……」
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彼方「ふわぁ〜……エマちゃんの膝枕最高すぎるう」
エマ「えへへ、良かった! これからも遠慮なくどんどん使ってね♪」ナデナデ
彼方「あぁ〜、癒やされるよ〜……マイナスイオンを感じる」
エマ「マイナスイオン?」
彼方「特に……ここから(エマの下乳を持ち上げる)」モニュッ
エマ「えぇっ!?」///
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彼方「調理実習でデザート作ったんだ。余っちゃったからエマちゃんに食べさせてあげようと思って」
エマ「えっ、嬉しいな……! なにを作ったの?」
彼方「『おっぱいプリン』」
エマ「え?」
彼方「見て見て〜、食紅とゼラチンの配合にとっても気をつけて作ったんだよ。彼方ちゃんの自信作!」
エマ「(果林『エマの胸ってセクシーよね』 『授乳してほしいよぉ』……)」
彼方「エマちゃん?」
エマ「はっ……あ、ごっ、ごめんね? なんでもないの」
彼方「とりあえず食べてほしいなぁ……見てこれ、揺らすとね?」プルンプルンプルン....
エマ「……」
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