侑「私ね...夢があるんだ」

侑「音楽家になって、私の作った曲を大勢の人に聞いてもらいたいの」

侑「だから、自分の夢に向かって走り出していくために、いつまでもあのお店で歩夢に甘えるわけにはいかなかったんだ」

侑「それにね...」

侑「お店とお客とかじゃなくて...私の好きな人と対等になりたかったの」

侑「私のトキメキをその人に伝えて、一緒に夢を追いかけたい」

侑「そのために、今日までこの場所のセッティングとか、いろいろ頑張ったんだ」

歩夢「っえ...」グス

侑「歩夢...」スッ


侑「あなたの事が大好きです! 私と、結婚を前提に付き合ってください!」


歩夢(そういって侑ちゃんが差し出したのは、結婚指輪だった)