愛「せっつーは、愛さんが触ったりするの嫌だったのかな?」

せつ菜「あ、いや、そういうわけじゃないんですけど」

せつ菜「客観的に見たらそうだと、言われて、そうなのかなと」

愛「確かに、愛さんかなり、距離近かったかもね。ごめん」

せつ菜「いや、そんな」

愛「でも、さ、せっつー」

愛「嫌がって無かったよね?」

せつ菜「っ!」

愛「セクハラってさー、明確な基準ってないと思うんだよね」

愛「全部相手による。わけじゃん」

愛「生理的に嫌だなーって思ってる相手に名前呼ばれたらそれだけでセクハラになるし」

愛「好きな相手にならどこを身体のどこを触られたっていいわけじゃない?」

せつ菜「た、たしかに」

愛「せっつーはさ、愛さんのこと嫌い?」

せつ菜「……嫌いじゃないです」

愛「じゃあ、好き?」

せつ菜「あ、愛さんはどう思ってるんですか?」

愛「私? 私は菜々のこと好きだよ」

せつ菜「」ドキッ

愛「私、菜々にだったら、どこ触られたっていいかなあ」

愛「菜々にとってはどう? 愛さんはどこからセクハラになっちゃうのかな」

愛「どこまでだったら許せる?」

菜々「わ、わたしは……」







菜々「あっ♡」