姫乃「……私、果林さんの事が本当に大好きなんです」

姫乃「私のお家はそこそこ裕福なので、不自由無く過ごしてきました。ですが、少し世間知らずで育ってしまいました」

姫乃「お洋服もお母様が用意した物を着る毎日でした」

姫乃「ですが、お友達が読んでいた雑誌を見て、そこに写っていた美しい方に……私は心が打たれたんです」

姫乃「そのお方が果林さんでしたの。そこからは私は彼女の大ファンになってしまいました。……自分でもお洋服を買うようになって、毎日が楽しくなりましたっ」ニッコリ

侑「……ふふっ、そうなんだ」

侑(姫乃ちゃん……行動はやりすぎかもだけど、本当に果林さんの事好きなんだなぁ)

姫乃「……本当は話すつもりありませんでしたのに。何故か今日の侑さん、鋭いんですもの」ジトー

侑「あ、あはは……なんかごめん」