姫乃「実は、今日学園の美術の授業で課題が出たのです」

侑「うん」

姫乃「自分が世界で一番美しいと思うモノを描いて来るようにと」

侑「うんうん」

姫乃「結論から申し上げます」

姫乃「果林さんを描く為に観察しに来ましたっ」ニッコリ

侑「せ、世界で一番美しいと思うモノの課題の為に……?」

姫乃「はい」

姫乃「世界で一番美しいと言ったら果林さんですもの」

侑「…………」

姫乃「そ、そんな引かないで下さいよぉ……!!」プルプル

侑「い、いや! 引いてないよ!? 本当に引いてないから! そんなに涙目にならないで!」

姫乃「はい……」