彼方「……果林ちゃんって、女の子同士で恋愛しちゃうタイプだったんだ」

果林「はぁ!?」

遥「……待ってお姉ちゃん、それ以前に姉妹だよ?」

彼方「そうだよね……」

彼方「あ……果林ちゃんもしかして、女の子同士なら妊娠しないから姉妹でもオッケー的な考えなのかな〜」

遥「その発想はなかった……」

遥「確かに、姉妹だとしても女の子同士なら子供が出来ちゃう心配ないよねっ」

遥「なにより、今までは姉妹のスキンシップってだけのつもりだったから」

遥「一方的になっちゃうと申し訳なかったり、愛されてないのかなって不安になったりしたけど」

遥「恋人同士なら、常に好きって言っても愛してるって言ってもおかしくないもんね」

彼方「果林ちゃん、天才だねぇ」

果林「……」イラッ

果林(……まさか、彼方が本気になられたら困るって言ってたのって)

果林(遥ちゃん云々以前に、女の子同士だからってことだったの?)

果林(周りからしてみれば、2人のスキンシップがもはや交際してるレベルだって暴露してやろうかしら……)