果林「それは、えっと」

果林「……コホンッ」

果林「清いお付き合いの範疇……かな」

遥「具体的には?」

果林「そ、それを遥ちゃんに言うのはちょっと」

遥「……お姉ちゃんがスクールアイドルをしてることは?」

果林「知ってるよ」

遥「アルバイトをしてることは?」

果林「知ってる」

遥「特待生で、勉強を頑張ってることは?」

果林「も、もちろん知ってるよ」

果林(私、協力者よね? なんでこんな尋問受けなくちゃいけないの……)

果林(なに、なんで……ちょっと、泣きそう……)

遥「そんな頑張ってるお姉ちゃんの貴重な時間を、清いお付き合いで無駄にしてるんですか?」

果林「ひっ」

彼方「遥ちゃんっ!」

彼方「か……あーくんを悪く言わないで!」

果林(なんでそこで乗っかってるのよ!?)