0002名無しで叶える物語(光)
2021/04/13(火) 10:29:27.89ID:l7fUl07b彼方「今まで、黙っててごめんね?」フイッ
遥「そんな……い、いつから?」
彼方「……実は、ニジガクに通うようになって、すぐ……」
遥「そんな……」
遥(あ、ありえない)
遥(自意識を持つようになってから、今まで)
遥(お姉ちゃんのことは1から100までしっかりと把握してきたはずなのに)
遥(訳3年も前からの交際に気づかないなんて、絶対にありえない……)
彼方「………」チラッ
遥「………」フルフル
彼方(来た!)
彼方(遥ちゃんが悩んでる!)
彼方(本当はお付き合いしてる人なんていないけど、これで少しは――)
遥「そうなんだ……驚いちゃった」
遥「教えてくれたってことは、紹介してくれるってことだよね?」
彼方「えっ?」
遥(どうせいないもん、紹介なんてできるはずがないっ!)
遥「お姉ちゃんが好きになった人、私会ってみたいな〜」