歩夢「再会」
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歩夢「うん。じゃあ先に帰ってるね」
侑「ごめんね!」
歩夢「ううん。頑張ってね」 しずく「え…いえ…どうしようかな…」
歩夢「電車が来るまで一緒に待とうか?」
しずく「でも…悪いですから」
歩夢「そんな…気にしなくてもいいよ」
しずく「そうですか?」
歩夢「うん。私は家もすぐそこだし」 しずく「そう言えばそうでしたね」
歩夢「そうなの。あっ、もし良かったら遊びに来てよ」
しずく「え?」
歩夢「え?嫌だった?」
しずく「あ…嫌とかじゃなくて。そんないきなり行って迷惑じゃないですか?」
歩夢「いきなり…?あ〜……今度ね。今日じゃなくて」
しずく「え?あ…そうですよね。嫌だ私ったら。勘違いしちゃって」 歩夢「私が誤解する様な言い方したからだよね。あ…でも…別にこれから来ても…」
しずく「帰れなくなっちゃいますよ」
歩夢「そんなに楽しい所でもないよ?」
しずく「そう言う事ではなくて…って言うと語弊がありますけど…。あまり遅くなると電車が…」
歩夢「そうだよね。ごめんね」 しずく「いえ…大丈夫」
歩夢「しずくちゃんって…たまに…敬語じゃなくなるよね」
しずく「え?あっ…不愉快でした?若輩者なのに…ごめんなさい」
歩夢「違うの。不愉快なんて…逆だよ逆」
しずく「……愉快ですか?」
歩夢「愉快…と言うかあの…普段敬語の子がたまに喋り方変わるとキュンとしちゃうなって」
しずく「キュンと?」
歩夢「キュンと」 しずく「キュンと…ですか」
歩夢「キュンとです」
しずく「なんか…恥ずかしい…」
歩夢「あっ…ごめんね」
しずく「な、なんで謝るんですか?」
歩夢「嫌なのかと思って」 しずく「嫌じゃないですよ。ちょっと恥ずかしかっただけで」
歩夢「そっか」
しずく「はい」
歩夢「うん」 私とあなたは友達じゃないけど、あなたの友達と私は友達 しずく「なんか…気を使いますね。お互い」
歩夢「……そうだね」
しずく「こう言うのって焦る必要はないと思いませんか?」
歩夢「うん。そうだね。無理するのは良くないよね」
しずく「はい。人生って長いですから。焦らずマイペースに行きましょう」
歩夢「そうだね。私達のペースで」 しずく「あっ!そろそろ電車来る頃かもです」
歩夢「ほんと。じゃあ」
しずく「そうですね。歩夢さんまた明日」
歩夢「うん。また明日」 歩夢「なんだかしずくちゃんとの距離が縮まった気がするな〜。ふふっ」
歩夢「あっ!!?」
しずく「あっ!!?」 @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 微笑ましいSSだったね、乙だよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています