果林「……他のチームには他のチームの物語があって、この会場にいる全選手が主人公だったわけね」

果林「きっとさっきみたいな涙が、ここで何百何千と流れてきたんでしょう?」

果林「……でも、それよりも圧倒的に少ないだろうけれど、いくつもの喜びが、感動が、コートには満ちていると思うの」


果林「私は、最後に笑っていたい」


果林「――絶対に勝つわよ!」


「「「おー!!!」」」