歩夢「『ゆう』ちゃんの名前呼んでると、なんだか少しほっこりするの」

歩夢「漢字はにんべんに有るって書くでしょ?」

歩夢「この字が持ってる意味はよく知らないんだけど、侑ちゃんの隣には必ず誰かがいるのかなーって思ったの」

歩夢「その誰かが私だったらいいな、なんてこないだ考えてた」

侑「あはは。それ名前を褒めてるんじゃなくて歩夢の願望じゃん」

歩夢「いいの!私はこう思ったの!」

侑「ううん、嬉しいよ」

侑「どんなことがあっても、歩夢は私の隣にいてくれるんだね」

歩夢「うん。侑ちゃんがいやだ、って言っても一緒にいたい」

侑「歩夢のそういうとこは昔から変わらないなあ」

歩夢「え?」

侑「私への気持ちを素直に伝えてくれるとこ」

歩夢「そ、そうかな?」