穂乃果「た、確かにそうかもしれないけど…」

海未「そうかもじゃありません!嫌なことから逃げ続けても意味はありません!」

穂乃果「えへへ……」

海未「さっきの小テストも…酷い点数だったでしょう」

穂乃果「えへ…見た?」

海未「見ましたよ!授業を聞いてないからそうなるんです!」

穂乃果「(お説教長いなぁ…。これも記憶が消せたら無かったことに出来るのかなぁ)」

海未「穂乃果!」

穂乃果「はいいっ!」

海未「…どうせ記憶が消せれば良いのにと思っているのでしょう」

穂乃果「…海未ちゃんは私の心が読めるようで……」

海未「穂乃果の考えることぐらい分かります!」

ことり「う、海未ちゃん落ち着いて…」

穂乃果「ごどりぢゃーん!」ダキッ

ことり「穂乃果ちゃんも悪気があった訳じゃ無いし…」

海未「まったく……」

ことり「穂乃果ちゃんも明日から授業ちゃんと聞くよね?」

穂乃果「うん、聞くから〜〜」メソメソ

ことり「穂乃果ちゃんもこう言ってるし…」

海未「いいですか、無駄な時間など無いんですよ。自分の使い方次第でいくらでも有意義な時間にだって出来るんですから」

穂乃果「うん分かった〜」メソメソ ことり「よしよし…」

海未「ことりは穂乃果に甘いんですから…」


穂乃果「あーあ凄い発想だと思ったのになぁ。ノーベル賞取れると思ったのに」

ことり「ノーベル賞は…💧」

穂乃果「えーーー」