〜翌日〜

璃奈「……うん。結果は上々」

愛「お、りなりーどした? また何か開発したの?」

璃奈「りなちゃんボードに新機能を搭載した。ジャンケンで相手が出す手を先読みするシステム」

璃奈「手の動きをスロー撮影、並行して画像解析を行うことで瞬時に相手がどの手を出すか知ることができる」

愛「すっごいじゃん! あ、でもそれってズルじゃない?」

璃奈「うん。私も普段は使わない」

愛「どんな時に使うの?」

璃奈「例えば――」

果林「――璃奈ちゃん、いるかしら」ガラッ