果林「そ、そんな……まさか本当に、本当にグーを出して来るなんて……」

果林「璃奈ちゃんあなた、いったい何者なの……!?」

璃奈「私は何者でもない」

果林「も、もう1回! もう1回すれば私が勝つわ! 次こそ本当の勝負をしましょう!?」

璃奈「明日ならいいよ。でも、今日は私の勝ち」

果林「ぐっ……」

璃奈「それじゃあ果林さん。約束。お願いをひとつ、聞いてもらっていい?」

果林「ふぅ……」

果林「……分かったわ。約束だもの、潔く負けを認めるわ。新しいクスリでも装置でも何でも使いなさい」