果林「え、何かしら? 何かおかしかった? 何か言いたいことでもある?」

果林「言いたいことがあるならハッキリ言った方がいいわ。私に遠慮はいらないわよ」

璃奈「や、別にもう、いい」

果林「別にもう? それってアレよね。あるってことよね。言いたいこと」

果林「言ってちょうだい。その方がいいから」

璃奈「いいよ。本当に。言った方が大変そうだし……」

果林「大変? どういう意味かしら、それは。それじゃあまるで私が面倒くさい人間みたいじゃない」

璃奈「……」

果林「どうして黙るの? ねえ?」