歩夢『今までそんな侑ちゃんの顔、見たことなかったから…。だから私、どうしたらいいのか分からなくなっちゃって…』

しずく『…多分歩夢さんが抱いているその感情、私と同じだと思いますよ』

歩夢『…愉悦ってこと?』

しずく『…えぇ、試してみますか?』

歩夢『試すって…どうやって…?』

しずく『私に提案があります』

歩夢『提案?』

しずく『私が歩夢さんになりきって、侑さんの心を挫くんですよ』

しずく『それに、歩夢さんにとってせつ菜さんって邪魔でしょう?』

しずく『きっと、一石二鳥の提案だと思いますよ…?♡』