穂乃果「はあ…はあ…はあ…疲れたぁ。全然見つからないね…」

ことり「はあ…はあ…はあ…本当に…こっちの方にいるのかな?」

穂乃果「だって…絵里ちゃんが止めてたし…」

ことり「あの…はあ…はあ…例えばの話なんだけど…」

穂乃果「うん」

ことり「絵里ちゃんがああしてたのも実はフェイクだったとか」

穂乃果「フェイク?どういう事?」

ことり「あそこを通れない様にすればその先にパン屋さんが居ると思うのが普通でしょ?」

穂乃果「あっ!だから、あえて何もない道をって事?」

ことり「うん。人だかりも出来るから皆んなそっちに目が行くし足止めもできるしで…」

穂乃果「あ〜そこまで考えてなかったぁ。絵里ちゃん役者だなぁ」

ことり「あくまで予想だよ?本当にそうかは…」