船長曜「船上の温度は」海未「陸の上より更に」善子「低くて寒いのよ…」かすみ「湯たんぽならここにいますよ♡」12航海目!
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三童貞(ようよしうみ)とかすみんが繰り広げる、船上生活12航海目!
https://i.imgur.com/ayY80XU.jpg
※前スレ
船長曜「寒いっ」海未「心頭滅却すれば…」善子「暖める方法ないかしら?」かすみ「かすみんのここ空いてますよっ♥」11航海目
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1603526576/ >>24の後半はもはや支援絵でも何でもねぇな💦
そしていつも1に貼ってるスレタイ入りかすみんは“マルチポスト”っエラーが出て貼れませんでした……
あと連投規制面倒すぎィ!!! ありがとうはんぺん! 感謝!
昨日は変な時間に埋められちゃったからね。驚いたわ。 このスレッドは「航海目」「船長」をNGワードに入れることで弾くことができます。
はんぺん乙。 >>27
NGのこと書いてるならこういうの気にして
389:名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/01/19(火) 02:02:32.48 ID:QQ+nqQub
三童貞の話キモいからここでしないでよ
自分たちで避難所作って落ちたときもそちらで管理くらいしてくれ
万人に好かれないってわかるだろ >>28
これいいね
俺もSS総合スレで気に入らない話題が出たら同じこと言って封殺するわ >>28
コピペするほどのレスじゃねーだろ
ただの正論やんけ よくわからんが他のスレでも話題にできるくらい人気あるなら今までもこのスレに引きこもる必要なかったわけだしな
ネタとして面白いって思えなければ童貞なんてただの悪口なんだから住み分けは大事だろ 眠いから文章わかりにくくなったわすまん
とりあえず住み分けは大事 【8スレ目】
船長曜「暑くなってきたね〜」海未「ということは……ゴクリ」善子「水着の季節よッ!」かすみ「いや気が早すぎでしょ」8航海目
https://fate.5ch.net...lovelive/1589209764/
🏹エピソード
《50〜》梨子ちゃんの1日
《63〜》母の日
《88〜》恋する公安部♡ 第三話後編 美術商の館
《175〜》せいりあ
《234〜》ルビかす夢体験
《310〜》然る娘の小話(Eine kleine)
《331〜》パイオーツオブデカミカン(予告)
《349〜》ラブライブ!サンドウテイ!!外伝『栞』第一夜『虹』
《366〜》マリアの爪痕
《375〜》劇の代役!?
《422〜》絵里ちゃんの魔の手! かすみんを守れ!!
《454〜》ナイスバディりなりー
《473〜》ダイヤ先輩からのプロポーズは(妄想)
《481〜》プロポーズの日(ダイなな)
《493〜》やさぐれダイヤさん…
《570〜》よーちゃんの精通…♡
《601〜》ラブライブ!サンドウテイ!!外伝『栞』第二夜『色』
《658・678・724・760・792〜》ロリ化ヨーソロー号!
《670〜》教養のある女性は素敵。
《695〜》海未vs果南! 最強はどっち!?(6航海目の続き)
《752〜941》ED 合作
《975》10年バズーカ(予告)
👑ゥ設定
《135》新大陸ハラジュク
《138》優木家について
《181》鹿角商会
《213》魔法銃
《225》あいりな初夜
《511》ダイオオメノノリの生態
《805》ルビりきゃ やっぱ3スレ目でかすみへの好意をはっきり口に出して共有したのは勇み足すぎたよなぁ……
手を出してないのが不自然になってしまった い、一応オーラルまでしたから関係が進んでいなくなくもない() 海未ちゃんは呪いで手が出せないだけだから(震え声)
そういやμ'sの呪いって最近では死に設定だな 基本さえ押さえていれば
なにやってもいいのが本来のこのスレのはず
あと善子も言ってたように三童貞が卒業したらスレが終わってしまうw >>39
穂乃果はしょっちゅう凍ったり干からびたりしてるし、死ねない呪い=不死身設定は頻繁に活きてると思うよ
にこにーが港湾局でコキ使われてるのも呪い(記憶喪失→海賊化)ありきだし、ことりの不老設定も時々出番あるイメージ 馬刺しが穂乃果ちゃんの不死設定時々拾ってきてくれている印象あるわ。 馬刺しとかいう鬼才
不運で不死身なハノケチェンや貪欲なえりちもいいけどポンコツバサが特に好き 転生してきた善子(♀)と童貞船善子(ふた♀)のカップリングwith小林(無)とな? ランジュ「お肉好き好き♪お肉好き好き♪」
ランジュ「ただいま帰ったわ!」
ミア「おかえり」
ランジュ「早速牛丼を作るわよ!」
ランジュ「あちゃー、そういえばこの前、泥棒が入った時に...」
ランジュ「包丁で威嚇してたら折れちゃったんだった」
ランジュ「このままじゃ牛丼作れない...」
ランジュ「...じー」
ミア「what!?僕に包丁になれって言うのかい!?」
ランジュ「包丁もナイフも変わりないじゃない。それにあなたが協力してくれなかったら今日の晩御飯はなしよ」
ミア「仕方ないな...シュルン」
🗡「乱暴に扱わないでね!」
ランジュ「わかってるって!」
ランジュ「美味しい♪美味しい♪松屋の牛丼ラ〜♪」 海未「むっ? これは……」
『結婚情報誌』
海未「誰ですか、こんなところにゼ○シィを置いたのは!」
曜「えっ? それ海未ちゃんのじゃないの?」
善子「今ちょうど、海未もついに身を固める気になったのかって二人でしみじみしてたんだけど」
海未「まず相手がいません! 私への嫌がらせですか!?」
善子「まあまあ、怒ってばっかりだとシワが増えるわよ」
曜「そうそう、婚期さんがビックリして逃げてっちゃうよ?」
海未「二人とも揃って減らず口を……そこになおりなさ──」
ガチャッ
かすみ「今日の夕食はクリームシチュ〜♪ チキンにおじゃがにブロッコリー! って、どうしたんですか?」
曜「かすみちゃん、買い物お疲れ〜。いや海未ちゃんがね……」
海未「聞いてくださいかすみ! 二人が嫌がらせをするのです!」
善子「違うって言ってるのに……とにかく原因はそれよ、かすみん」
かすみ「へ? かすみんのゼ○シィがどうかしたんですか?」
海未「そう、アラサーの私にゼク○ィなど……ってかすみのものなんですか!?」
かすみ「はいっ♡」
善子「んなっ!?」
曜「えっ……」 海未「ど、どど、どうしてかすみがそんな……」
かすみ「それはですねぇ……ほら、もうかすみんにとって大事な日が目の前なので」
かすみ「その大事な日に、誰かに求婚されちゃったらどうしようって思って急ぎで買ってきたんですよぉ〜♡」
かすみ「そう! だ・れ・か・に……ですっ♡」チラッチラッチラッ
三童貞「…………」
曜「なんか期待されちゃってるんだけど……」ヒソヒソ
善子「いや、流石にそれは考えてないでしょ……」ヒソヒソ
海未「話が飛躍しすぎていますね……」ヒソヒソ
善子「ゼ○シィ見ただけで嫌がらせとか言い出す人がそれ言う?」ヒソヒソ
海未「うぐっ……」ヒソヒソ
かすみ「白無垢の純粋さもいいんですけど、やっぱり女の子ならウェディングドレスに憧れちゃうなあって思って」
かすみ「どうですかみなさん? やっぱり可愛いかすみんにはウェディングドレスが一番ですよね!?」
善子「いや、まあ……ね、うん……」
曜「かすみちゃん、前に結婚って形にはこだわりがないとか言ってなかったっけ?」
かすみ「それはそれ、これはこれです」 かすみ「だって、誕生日に大好きな人たちに求婚なんてされちゃったら断れないじゃないですかあ〜♡」
曜「(誕生日って言っちゃったよ……)」
善子「(しかも複数形だし……)」
海未「(形としてのプレゼントは用意していますが、流石にそれは……)」
かすみ「ってことで、かすみんは当日まで式場探しをしっかりしておきます」
かすみ「あっ、かすみんは一人にこだわりませんからね? 重婚でも全然構わないので!」
かすみ「じゃあ晩ごはんの支度してきま〜す♡」
トテテテテ
三童貞「…………」
善子「……いや、どうすんのよこの状況?」
曜「ぷ、プレゼントで気を引けばなんとか……」
海未「嫌ではありませんが……まだ心の準備がですね……」
曜「どうする? いっそ子種でもプレゼントしちゃう?」
善子「いやそれ冒険終わっちゃうわよ。いろんな意味で」
海未「私たち、本当に優柔不断な甲斐性なしですね……」
善子「だから童貞なのよね……」
曜「童貞ってつらいね……」
三童貞「はぁ〜……早く(千歌ちゃんで)(ことりで)(ルビィで)卒業したい……」 聖良「くしゅんっ!」
理亞「大丈夫? 姉様」
聖良「……い、今寒気が……どこかでクリームシチューが台無しになった予感が……」ブルブル
聖良「……クリームシチューにブロッコリーは入れてはいけませんからね、理亞」
理亞「どうして?」
聖良「ブロッコリーの煮汁がクリームシチューの栄養素を台無しにしてしまうんです」
理亞「わかった。姉様、教えてくれてありがとう」 どんどんぐいぐい来るかすみカワイイ❤︎
三童貞はいつまで我慢できることやら……
スレ開始当初15歳→去年の誕生日で16歳
つまりもう17歳になるのか
この世界観だとあと1年で成人やん! ランミア牛丼食ってて草 ほのぼのしてるのいいね。(シリアスランミア続きまだかな…?)
○クシィウキウキで読むかすみん可愛い。
それともう子種は飲ませてるしプレゼントしてるんじゃ…
(っていうか美少女に自分の子種飲ませてる童貞ってなんだよ) ヨーソロー号。
農産業や貿易で栄える、ヌマヅ国の交易船。
もっとも交易船とは名ばかりで、輸送や要人の護衛から賊や魔物の盗伐まで何でもござれな、まるでよろず屋状態なのですが……。
これはそんな船上で繰り広げられる“皆で紡ぐ物語”です。
曜「今度の航海は性処理用の女の子を乗せるつもりだからカタログ持ってきたよ」
善子「流石キャプテン!」
海未「僥倖ですね」
善子「いやいや! もっと他にあるでしょ!! ほらこの子(紅髪のツインテ童女)とか」
海未「そうですよ! ほら! この子(国一番の美女)なんてどうです!?」
曜「…… (一見普通の町娘)」ジ-...
かすみ「新しくヨーソロー号に乗ることになりましたかすみんです♪ よろしくお願いします♡」
善子「うん……」
海未「はい……」
善子(たしかに美少女だけど! だけれども!)
海未(性処理用の女の子を連れてくるという話はどうなったんですかね!?)
曜(買ったは良いけどこの子に手を出すのはちょっとなぁ)
曜「かすみちゃんは雑用を中心にお願い……まずトイレからお願いね……」
かすみ「え……はい」
ようよしうみ「「「はぁ……」」」 そんなこんなで、突如として交易船に買い取られた私、中須かすみ。
これが船乗り生活の幕開けです。
3人共悪人には見えないけど──
こんなにキュートなかすみんをお買い上げしたということは、どうせあんなことやこんなことをするつもりなんでしょうね!
でもでも! かすみん絶対めげませんよっ!!
* * *
曜「次の仕事まで時間ないしすぐに出発するよ〜!」
曜「私と善子ちゃんで出航準備は済ましとくから、その間に仕事の説明や船内の案内をしててもらえる?」
海未「ええ。任せて下さい」
園田海未さん。
二十代半ばの落ち着いた女性っていうのが、パッと見の印象。
出身はあの“オトノキ国”らしい。
キャプテン曰く『刀と弓のエキスパート』にして『オトノキ最強の鬼神』
そして『未開の地や新航路を切り拓いた伝説の英雄“高坂穂乃果”と共に、かつては大航海をしていた歴史的人物』みたいですけど……
一体どこまでが本当なんだか。
海未「さて、今日からあなたにはここで暮らしてもらいます。この一室は自由に使って下さい」
かすみ(倉庫とか物置部屋とかじゃなくって、ちゃんとした普通の部屋だ……)キョロ キョロ かすみ(んん? 望遠鏡とか星座の本とか、なんか色々ある)
海未「あぁ、それは元クルーが残していった私物です。好きに使ってくれて構いませんよ」
海未「といっても、あまり部屋でノンビリしている暇はないかもしれませんが」
かすみ(一体何をやらされるんだろう)ゴクリ
海未「そんなに緊張しないで下さい。とりあえず最初の内は掃除と洗濯をお願いしますね」
かすみ「えっ。掃除と洗濯だけで良いんですか?」
海未「広い甲板を掃除するのはかなりの重労働ですよ? 船も衣類も、潮風ですぐに汚れてしまいますから」
海未「船での生活に慣れてきたら、勿論他の仕事を任せることもあるかと思います。例えば料理はできますか?」
かすみ「一応できないこともないですけど……」
海未「けど?」
かすみ「パンを焼いたりお菓子を作るのが得意なので……なんと言いうかその、船乗りをされてる皆さんの口に合うかどうか」
海未「パンとお菓子ですか! それは良いですね!」
かすみ「へ?」 海未「料理は当番制なのですが──私は和食や中華、善子は辛い物、曜はいかにも男物な料理ばかり作ってしまう傾向にありまして」
海未「どれもこれも美味しいものの、やはり同じメニューの繰り返しでは飽きてしまいますから」
海未「女の子らしい手料理、期待させてもらいますね」ニコッ
かすみ「あ、はい。頑張ります!」
かすみ(あれ? まさかかすみん、普通にクルーとして乗せられました?)
* * *
私の背中──左肩肩甲骨のあたりには、奴隷としての身分を示す焼き印があります。
買われた後、右肩に所有者の焼き印が刻まれるのが習わしです。
曜「かすみちゃん起きてる? 焼き印の事で話があるんだけど」
かすみ「っ!?」ビクッ!!!
ああ……この日がついに来てしまった。
灼熱の焼きコテを押し付けられるのは、想像を絶する激痛だ。
かつての恐怖を思い出し、左肩の古傷が痛みだす。
善子「かすみ、この上に寝てくれない? あと、上は全部脱いで」
かすみ「…………」シュルシュル…
船長室の大きなベッド。
そこには模様が描かれた見るからに怪しげな布と、布の四隅には光り輝く石が置いてある。
うつ伏せになった私に、海未さんが薬草を塗ってくれた。化膿止めか何かだろうか。
気遣いはありがたいけれど、だからといって恐怖が和らぐことはありません。 善子「Jewelry mihi, obsecro, sana eam corpore」パァァァ…
善子さんが呪文を唱えたその瞬間、布から光が沸き立ち、目の前が真っ白になりました。
それにつられて私の意識も遠ざかり────
かすみ「……」
かすみ「…………」パチクリ
──目が覚めて、写し鏡で背中を確認してみると
かすみ(う、嘘ぉ!?!??)
新たな焼き印が刻み込まれるどころか、元々あった焼き印まで綺麗さっぱり消えていたのです。
善子「何よあの焼き印……深く刻まれすぎでしょ。おかげで貴重な魔石を4つも失ったわ」ヘトヘト…
海未「魔石や魔法陣に頼らなければ治癒魔法を使いこなせないのが悪いのでは?」
善子「なんですって!? もし海未が大怪我しても治してあげないんだからねっ!!」
曜「まあまあ。かすみちゃんの背中が無事綺麗になったんだし、めでたしめでたしって事でいいじゃん♪」
堕天使ヨハネこと津島善子さん。
ハタチ前後なのに、海未さんと同じくらい大人びた美しい見た目──言動は時々子供っぽいですけどね!
王立魔法学院の元エリートらしいけど、いざ戦闘になると毒とかトラップばかり使用している。
攻撃魔法は苦手なんでしょうか? 曜(……それにしてもかすみちゃんの半裸姿)ムクムク
海未(意外にも中々そそりましたね)ビンビン
善子(やっぱりロリボディこそ最高にして至高なのよッ!!)ギンギン!
* * *
曜「つ、疲れた。。。」グデー…
絵里「お疲れ様」
曜「どうして色んなところたらい回しにされて、何度も何度も書類書きまくらなきゃならないわけ!?」
曜「もうお役所なんて大嫌いだーーー!!!」
絵里「手伝った礼を言われるならともかく、文句を言われる筋合いはないのだけれど」
曜「うぅぅ……感謝はしております」ペコリ
渡辺曜さん。
善子さんより1つ年上な、我らがヨーソロー号のキャプテン。
持ち前のコミュ力を活かした人脈。
特技の体感天気予報を駆使した航海術。
そして服飾から戦闘まで何でも熟せるハイスペック船長です。
幼い頃海賊団に襲われ、船諸共父や大事な仲間を失った辛い過去がある様ですけど……
それを感じさせない強さを持ってる人。
関心すると共に、普段から無理してないかちょっぴり心配になっちゃいます。
絵里「奴隷として購入しておきながら正規の船員に引き上げるなんてこと、普通はあり得ないわよ」
曜「そりゃあ物として扱った方が楽だし費用もかからないのは分かってるけど……」 絵里「ならどうして? 誰かの妻にでもなってもらうつもり?」
曜「そんなんじゃないよ。正直な話、最初は『ついに性奴隷を手に入れて卒業してやるぞー!』って皆意気揚々だったんだけどさ」
絵里(さすがは童貞船。思考が下半身と直結しているわね)ハァ…
曜「かすみちゃん、良い子すぎるんだもん。明るいし、気立ても良いし、表情もコロコロ変わって見てて楽しいんだ」
曜「人見知りな海未ちゃんや善子ちゃんともすぐに打ち解けて仲良くやってるし、あんなに良いクルーは中々居ないって」
絵里「ふふ。随分と惚れ込んでいるのね」
曜「アハハ。かすみちゃんはもうすっかり、ヨーソロー号のアイドルであります!」
* * *
かすみ「はぁ〜〜〜〜〜……」
しずく「そんなに大きな溜息ついてると、せっかくの幸せが逃げちゃうよ」
かすみ「でもアンニュイなかすみんも可愛いでしょ?」
しずく「はいはい。カワイイカワイイ」ナデナデ
かすみ「ちょっとぉ!!」プンスカ! 桜坂しずく。
ニジガサキ国にある、孤児が集まる小さな修道院。
そこで私と共に育った、大親友にして家族同然の存在です。
しずく「で、一体どうしたの?」
かすみ「かすみんだって年頃の乙女だもん。悩みの1つや2つや3つくらいあるよ」
しずく「3つもあるんだ……」
しずく「的確なアドバイスをする自信はないけど、話を聞くくらいならできるよ?」
かすみ「う〜ん……それじゃあお言葉に甘えて。悩みその1!」
かすみ「しず子は先輩の事、どう思ってるの?」
しずく「先輩って?」
かすみ「とぼけないでよ。私達を奴隷として売り飛ばした、アイツのことに決まってるじゃん!」
しずく「……そんな言い方しちゃダメでしょ? あの人はマザーが亡くなってから、頑張って私達を育ててくれたんだから」
しずく「歩夢さんが病で倒れて以来、どんどんおかしくなっていっちゃったけど──それでも恩人であることに変わりはないんだし」
かすみ「じゃあしず子は怒ってないの? 育ての親なら、私達を地獄に落としても許されるの!?」
しずく「……私だって人生に絶望したよ。奴隷として酷い仕打ちを受けるくらいなら、いっそのこと死んでやろうかとも思った」
しずく「でも今は劇団に買い取られ、演技の才能が認められて、女優として楽しく活動させてもらってる」
しずく「かすみさんだって良い毎日を送ってるでしょう?」
かすみ「そんなの結果論じゃん。ただ運が良かっただけ。もし変な奴に買われてたら、今頃どうなってたことか……」
しずく「私達が幸福な道を歩める様に、天国からマザーが見守ってくれている。だから前を向いて生きようって、私はそう思いたいな」
かすみ「…………」 しずく「私だって本当は憎いよ。今でも許せない。でもだからって、ずっと恨み続けるの? 復讐の為に生きるの?」
しずく「そんなのは嫌だ。復讐に取りつかれるくらいなら、自分の本心すら騙し続けてみせる」
しずく「だって私は大女優ですから♪」
かすみ「はぁ。しず子は昔っから強いね。たまに頑固すぎて困っちゃうけど」
しずく「むぅ。頑固は余計です!」
かすみ「えへへ」
かすみ(マザーの為にも真っすぐ生きようっていうその考えは、凄く凄く素敵だと思う)
かすみ(でもかすみんはしず子ほど、お利口さんにはなれないよ……)
いつの日か、あの人と再会することがあるならば。
この手で復讐したいって……どうしてもそう思ってしまう自分が居る。
しずく「えっと、その」
かすみ「ん?」
しずく「自分から聞いといてこんなこと言うのもアレだけど……こんなに重たい悩みがあと2つもあるの?」
かすみ「う〜ん。2つ目の悩みはしず子にすら話せないかなぁ」
かすみ(2つ目の悩み。それは──)
* * *
果南「キミにも少〜しだけセイレーンの血が混じってるみたいだね」
かすみ「!?」
果南「歌ってみなよ。童貞なんてイチコロだから!」 松浦果南さん。
セイレーンを祖母に持つ半人半魔。
曜さんの幼馴染で、ヨーソロー号の元クルー。
そして今ではヌマヅ国の機動隊長を務める、滅茶苦茶強いお姉さんです。
そしてかすみんにも、果南さんと同じくセイレーンの血が混じってるみたいだけど……
かすみ「でもどうしても〜♪ 繋がりたいから♪」
かすみ「スペシャル・マーガレ〜〜ット♫」
曜「……」
曜「…………」
曜「……ねぇ。かすみちゃんの歌声を聞いてると、なんかさ」
海未「不思議と元気が湧いてきますね」
善子「ほんとにね」
海未(なぜ下半身まで元気一杯になってしまうのでしょう?)ギンギン
曜(物凄くムラムラするであります!!)ビキビキ
善子(さすがリトルエンジェル! 罪な女!!)ギンギン
かすみ(ああもう! 誰も手を出してこないですし、『童貞なんてイチコロ』だなんて嘘っぱちじゃないですかぁ!!)プンプン!
* * *
修道院時代。
エマ先輩や彼方先輩が風邪で寝込んだ時にかすみんが歌ってあげると、少しだけ熱が下がる事があった。
あれは気休めやプラシーボ効果ではなく、きっとセイレーンの能力だったんでしょう。
どうやら私は本当に半魔みたいです。
本来セイレーンは、その声音で船乗りを惑わせ、海の底へ誘う怖い魔物。
この体には、そんな危険な血が流れているらしい。 私がセイレーンだからって、しず子も曜さん達も絶対に差別なんてしない。
それは分かってる。
でもどうしてか、未だに誰にも打ち明けられずにいます。
かすみ「もしかしてかすみんって疑り深い性格?」
しずく「えぇ? そんなことはないと思うよ?」
しずく「誰にだって話したくない悩みや秘密はあるものだろうし、そんなに気にすることないんじゃないかな」
かすみ「そうかな? ……そうかも? へへ、そうだよね!」
かすみ「超絶可愛いかすみんに秘密があればミステリアスな魅力も増しちゃうし? それってもう無敵じゃん!!」
しずく(……疑り深いどころかむしろ単純っていうか、悪い人に騙されないか心配だよ)
かすみ「さてさて! それじゃあラスト! 悩み3つ目!!」
かすみ「こんなに可愛いかすみんがいっつもいっつも好き好きアピールしてるのに、どうしてあの3人は振り向いてくれないの!? おかしくない?!?」
しずく「う、うぅ〜ん……。おかしい、の、かな?」
しずく(傍から見たら御三方共、かすみさんのことを相当愛している様な気がするけど……)
かすみ「よし! 今日こそメロメロにしてみせるんだから!!」
かすみ「輝かしい逆ハーレム生活に向かって、全速前進ヨーソロー!!」
これは世界一可愛いかすみんと、
凄く優しくてカッコイイのに
なぜかヘタレな三童貞が巻き起こす、
基本的にハチャメチャで時々シリアスな
ドタバタラブコメ冒険譚ですっ♡
ラブライブ!サンドウテイ!!
〜 総 集 編 〜
─ 了 ─ 今日はかすみん誕前夜祭!!!
ってなわけで
スレ前半の主なあらましをまとめてみました(目録を活用させていただきましたありがとう🙏)
スレ中盤〜最近の大きな変化といえば、遊郭編であなかすが対面したことくらいかな? わかりやすいまとめ乙!非常に見やすくてベネ!
このしず子、冷静にツッコミ入れてるフリをして心の中ではかすみんに発情してるんだろうな… 序盤以降の大きな変化といえば
・ようよしうみ かすみへの恋愛感情を自覚する
・曜 父の生存を知る
・善子 トラウマをやや克服
・黒澤家 ダイななが結ばれる、悪魔が巣食う
なんで脇役が一番進展してるんですかねぇ 🎊かすみんハピバ🎊
https://i.imgur.com/ck0S5zb.jpg
総集編を書きながらお祝い絵を描くくらいできますけどっ!!
(申し訳ばかりの支援絵要素=オナ禁編の髪飾りを盛り込んでみましたよかすみ) 総集編感謝!
目録使ってくれてありがとう、はんぺん!
鞠莉ちゃんが王家から外れたのも中盤にあったと思うぞ
それとダイななは公式() >>80
髪飾りを肌身離さず持ってるかすみん良き。
ぷにぷにしてそうで可愛いw 曜「かすみちゃん! 誕生日おめでとう!!」
善子「私たち三人で、不器用ながらケーキを作ったわよ!」
海未「ことりに教えて貰いながら作りました。どうぞ召し上がれ!」
かすみ「わぁ〜っ! ありがとうございます! かすみん感激ですっ♪ いただきまーす!」
かすみ「はむっ……うーん、おいしい〜♡ ケーキが自由に食べられるって、なんて素敵な人生なんでしょうっ♡」
善子「……かすみん、貧乏生活と奴隷時代が染み付いてるのね……」
曜「ううっ、せっかくの誕生日なのに泣かせないでよ……」
海未「私たちがうんと甘やかしてあげますからね……」
海未「そういうわけでかすみ、こちらは私からのプレゼントです」
かすみ「えっ? いいんですか!? しかもかすみん好みのかわいいラッピング!! これは慎重に開けなきゃ……!」
ピリピリピリ
海未「豪快に破ってくれてもよかったのですが。どうですか? 気に入ってくれました?」
かすみ「わっ、ベレー帽が二つも!! かすみん、ベレー帽大好きなんですよ! 可愛くてファッションに合わせやすいし!」
海未「私もベレー帽は好きですし、喜んでもらえたのであれば幸いです」ニコッ 善子「ねえ、海未。アレってかなりいいものじゃないの? かなりの魔力を感じるわよ」
海未「まあ……それなりには。可愛くかつ、かすみを守ってくれるような物をと」
曜「さっき言ったとおり、思いっきり甘やかしてるよね。でも守りの力もあるなんてすごいよ!」
海未「ごちゃごちゃした戦闘の際に、私たちが間に合わなくても時間稼ぎになってくれる優れものですよ」
かすみ「かすみん、すっごく嬉しいです! それでですねぇ……求婚の方は……」
曜「栽培でもするの? いい土取り寄せてあげよっか?」
かすみ「それは球根です」
善子「ロコンから進化するやつよね? アローラのすがたも神秘的で好きよ」
かすみ「それはキュウコンです」
海未「アレですね、絵里が得意とする……」
かすみ「それは吸魂です」 かすみ「もうっ! 何なんですか!? 誰一人求婚してくれないなんて、もうかすみんぷんぷんですからね!?」プンプン
曜「求婚なんて、そんな焦らなくてもいいんだよ、かすみちゃん」モッギュー
かすみ「あっ……」トゥンク
善子「そうよ。そんなことしなくても、私たちがかすみんを大事に思ってることはわかってるでしょ?」モッギュー
かすみ「んっ……は、はいっ……♡」キュンッ
海未「この世でただ一人、こんなにも愛らしいかすみですから」モッギュー
かすみ「ああっ……♡♡♡」ドキドキ
三童貞「そう、かすみ(ちゃん)(ん)は私たちだけのモノ……」モッギュー
かすみ「〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」ビクンビクン
かすみ「ひゃい……かしゅみんはみなしゃんのモノでしゅう……♡♡♡」トローン
曜「(何とかごまかせたよ……)」
善子「(ホントちょろいわね、この子……)」
海未「(あまり使いたくない手でしたが……)」
かすみ「うへへ……かすみんは幸せ者ですぅ……♡」 前に書いたのでせっかくだから海未ちゃんのプレゼントも
ようよしの分は後にまかせた! ちょろいかすみん可愛い
かすみんの防御力がますます上がるなw
はんぺん、イラスト頼みますよ…? やっぱりチョロみんは最高だなぁ!!
そして結婚のくだりはover the rainbowリスペクトかな?w
>>89
もうお祝い絵(>>80)で力尽きましたよ…… 曜「次は私から……」ゴソゴソ
がすみ「曜さんからも?かすみん嬉しいですありがとうございます」
曜「あはは、大したものじゃないから」
かすみ「まーた謙遜して、じゃあ、見せてもらいますね」ゴソゴソ
かずみ「これは、セーラー服、でもちょっと違います、なんか豪華ですね」
曜「うん、かすみちゃんも今後はヨーソロー号のクルーとして正式な場にも出てもらうから、礼服に仕立ててみたんだ」
海未「そうですね、かすみにもそういう役を担ってもらいたいですね」
善子「オハラの王女様の相手は、今後はかすみんに任せるわ」
かすみ「なんですかー、嬉しいけど複雑な気分になっちゃいますよ」
曜「どうかな、せっかくだから着てみる?」
かすみ「はい、じゃあ着替えますね」ヌギヌギ
海未曜善子「「「「隣の部屋で着替えて(ください)」」」
かすみ「せっかくお礼にかすみんの生着替えをお見せしようと思ったのに」ムー 海未「ふう、あやうくかすみに欲情してしまうところでした」ギンギン
善子「本気で私たちの童貞を取りに来てるわね、かすみん」ギンギン
曜「ああいうところが嬉しいけど心配なんだよね」ギンギン
海未「それはそうと、曜、よくもあのデザインに防弾防刃の機能を織り込みましたね」
曜「あれ?海未ちゃんだとわかっちゃうか、でもかすみちゃんには内緒ね」
善子「私でも判るわよ、裏地は刃も矢をも通さぬというオリハルコンの絹じゃない」
善子「学院時代に研究室で見たきりのレアものよ、同じ重さの魔石と同じ価値じゃない」
善子「服一着分、いったいいくらつぎ込んだの」
曜「これからは、それが必要になるからだよ」
曜「性奴隷ならともかく、この船の正式なクルーになっちゃうと、私たちと同じ恨みも買うからね」
海未「そうですね、陸でかすみを護るにはどうするか、それも考える時がきたということですか」
善子「いまのあの子は奴隷でなく市民だから、さっさとこの船から降ろす選択肢もあったんじゃない?」
曜「そうだね、でもさ」
曜「かずみちゃんには、この船にいてほしいから」
海未「その我儘への贖罪をするのはあなただけではありません、私たち全員です」
善子「そうね、曜一人でいい格好はさせないわよ」 バタン
かすみ「着替えてきました、こわいぐらいサイズぴったりなんですけど、胸もきつからず緩からずです」ニコニコ
曜「うん、かすみちゃんのことは毎日見てるからね」ドヤァ
曜「あと、裏地の絹が余ったからこういうのも作ってみたんだけど」ゴソゴソ
曜「かすみちゃんのサイズにぴったりのはずだよ」
かすみ「これは、ネグリジェですね」
善子「絹って透けるのよね」
海未「残った絹布の大きさの都合なんでしょうが、ミニですか」
かすみ「かすみん嬉しいです、曜さん手作りのネグリジェなんですね」
かすみ「つまり、これをつけて、夜に」
海未曜善子「「「自分の部屋で寝るんですよ」」」
(曜編おしまい) 海未「ふう、あやうくかすみに欲情してしまうところでした」ギンギン
欲情してるんだよなぁ(遠い目)
よーそろ着替えてくる直前までカッコいい事言ってたのに、直後の毎日見てる発言が変態的で草。 1月23日
かすみ(うふふ…この日を楽しみにしてました♡)
かすみ(今日は愛されかすみんの誕生日です♡)
かすみ「おっはよーございまーす♡」
善子「おはよぉ〜 かしゅみ……ふぁぁ……」
曜「おはよーそろー!」
海未「朝食できました──あ、おはようございます、かすみ」
かすみ「おはようございます!」
───朝食準備中────
かすみ「それで、みなさん〜?」
かすみ「知ってますか!? 今日がなんの日か!」
善子「かすm」
曜「かすみちゃんの誕生日!」
かすみ「せーかいです♡ さすがよーさんですね!」ほっぺにチュッ♡
曜「えへへ… まあね!」
善子「ぐぬぬぬぬ…ロリにほっぺチューされるなんて羨ましい…」
海未「おめでとうございます、かすみ」
海未「確か今日はアニバーサリー休暇という事でかすみは仕事お休みでしたね」
かすみ「え?」
曜「そうそう、それが誕生日プレゼントって話しだったね?」朝食モグモグ
かすみ「は、初耳なんですが…」
三童貞「え……😨?」 善子「嘘、曜、貴女言ってなかったの!?」
曜「言ったつもりだったんだけど……あはは」
海未「しっかりしてください曜! あなたは時々こういうミスをしますよね!」
曜「うう…」シュン
かすみ「け、喧嘩はやめてくださいー!」
曜「かすみちゃん…」キュン
かすみ「かすみん怒ってませんよ、曜さん。だからみなさんもそんなに曜さんを責めないでください」
善子「いや、そういう問題じゃなくて」
海未「むぅ……かすみ本人がそういうのでしたら……まあ」イジイジ
善子(めちゃくちゃかすみんに甘々じゃないの…😥)
かすみ「でも〜、船の上で1日休みっていうのもなんだかなぁ〜って感じです」
曜「じゃ、じゃあさ──」
──────
────
──
かすみ「それでですね〜〜〜」キャッキャッ
海未「ふふ、そうでしたか♪」ニコニコ
善子『交代制でかすみんとおしゃべり!?』
曜『うん!』
曜『例えば私が今から3時間かすみちゃんのお話し相手になる。3時間後に善子ちゃんに交代して、更に3時間後海未ちゃんに──っていう具合』
海未『なるほど。かすみはどう思いますか?』
かすみ『それ、大賛成です!』 かすみ『1日中大好きなみなさんといれるなんて…♡ うふふ最高の誕生日です♡』ニヤニヤ
三童貞(大好きってそんな……////)ポッ
曜(仕事の方は忙しくなるだろうけど、かすみちゃんに喜んでもらえるようなら良かった)
かすみ「曜さん?」
曜「うん。ちゃんと聞いてるよ?」
かすみ「んっもう♡」腕絡ませてギュッ
曜「だ、ダメだよかすみちゃんっ////」ギンギン
かすみ「あ…こんなすぐに反応するように…♡」
かすみ「待っててくださいね…♡ 今、かすみんが楽にしてあげますよ……♪」
善子「はーい、時間よ? おふたりさん」グイッ
曜「善子ちゃんっ!///」
曜「ごめん! かすみちゃん、仕事に戻るから〜〜///」ピューン
かすみ「ああっ! 待って曜さーん!」
善子「待ちなさいかすみ」壁ドン
かすみ「ひゃっ!?///」ドキッ♡
善子「今は私との時間よ」
善子「このヨハネが楽しませてあげる」
善子「マイリトルデーモン♡」おでこにチュッ
かすみ「っっっっ〜〜///」ポーッ ====
善子「え? 本当にゲームでいいの?」カタカタ
かすみ「はい!」ニコッ
かすみ「善子さんの楽しんでる所を見るのも、かすみん楽しいので♪」
善子「……はぁ、そういう事言う…///」プイッ
かすみ「あ、いまかすみん凄く良いこと言ったのでは…?😏」
<ドカーン
かすみ「げっ!?」
善子「あ! かすみんの機が死んだっ!」
善子「あーー! もーちょっとだったのに〜〜!!」
=====
善子「はぁ……はぁ……かすみん…」
かすみ「ようやく、ようやくです」
END
善子「やったわ!エンディングよ!」
かすみ「今まで頑張った甲斐がありましたね!!」
善子「このゲーム難しいから海未さんや曜さんには頼めないし……かすみんがいてくれて本当に助かったわ」ジーン
かすみ「えへ、えへへ……///」
海未「善子、交代ですってそのゲームは」
善子「そうよ海未さん! とうとうクリアしたの!」
海未「前に私や曜と一緒にやったやつですよね、おめでとうございます。それはそうと」ニコッ
善子「分かってるわよ。はぁ〜〜 今から仕事するのダルい……」
海未「規則ですから」
善子「じゃあね、ありがとう! かすみん!」
かすみ「はーい!」 ガチャッ
海未「さて、お疲れ様でした。かすみ」
かすみ「いえいえ! かすみんも楽しかったので!」
かすみ「ふぁぁ……」
海未「……」
かすみ「はっ、かすみんってば海未さんの前であくびを……///」
かすみ「さ、さて、何しましょうか!?」
海未「お昼寝しましょう」
かすみ「そんな! 海未さんとの貴重な時間をお昼寝だなんて……!」
海未「…もしかすみさえ良ければ」
海未「ひ、膝枕、しても、いいのですが……///」ポッ
かすみ「海未さんの膝枕…!!」
かすみ「お昼寝しましょう!」 ====
かすみ「えへへ〜 海未さんの膝枕〜♡」スベスベ
海未「きゃっ、も、もうかすみ…くすぐったいです……///」
かすみ「はぁぁ……お肌も綺麗…もちもちお肌です…♡ お手入れ行き届いていて…♡ 」
海未「……///」
かすみ「最高でしゅ…///」
海未「……」ナデナデ
かすみ「あっ…♡ 撫でる手が優しい…♡」
かすみ(ちょっと皮が厚くて、ごわついていて……)
かすみ(いつもかすみんたちを守ってくれている海未さんの手…///)
海未「……ひいたり〜みちたり〜こころの、波が〜〜♪」頭ポンポン
かすみ(子守唄…心地良い……)ウトウト
かすみ「──っは!!」パチッ
かすみ「ね、眠り過ぎました!!」
かすみ「海未さん?」
海未「あ、かすみ……」パチッ
海未「私とした事が、寝ていました…///」
かすみ「あは、海未さんが珍しいですねw」
海未「うぅ…///」
かすみ「というか、もうすっかり外は真っ暗…」グニッ
海未「ひゃんっ!?///」ビクッ
かすみ「あれ? なんですこの固い──」ニギッ
海未「あっ//// か、かすみっ///」ビクッビクッ
かすみ「あーー…♡」
かすみ「かすみんの寝顔にこーふんしちゃったんですかぁ? 海未さん?」ニギッニギッ
海未「ちがっ、寝起きですからっ///」ビクッ
かすみ「ふーん…そうですかぁ…海未さん、かすみんじゃこーふんしないんですねぇ…」シコシコ
海未「あ、す、すみませ、んっ♡」 かすみ「許しますよ」
かすみ「かすみんに『この子』、くれたらですが♡」ツンツン
海未「っっっっ!!///」ビクッビクッ
海未「ご、ごめんなさい! かすみっ!」バッ
ドサッ
海未「いたっ…」
海未「ううっ…普段なら何時間でも正座できるですが……」ピリピリ
かすみ「あ〜〜…海未さん、変な体勢で膝枕してたから、脚しびれて立てないんですかぁ
?」
かすみ「じゃあ逃げられないんですね? かすみんにされるがままの海未さん…♡」ジュルリ
海未「っっ…!」
かすみ「くふ、くふふふ…♡ 例えばパンパンになってるここのチャックを──」ジジジ…
海未「あっ/// 本気でダメですっ/// 」
びょんっ♡
海未「あ、あぅ…///」ビンビン
かすみ「……暗くて全然見えませんが…これで海未さんのズル剥けさんが剥き出しに──♡」ジュンジュン
かすみ「さぁって、明かりつけましょ〜」
海未「ま、待ってください! かすみっ///」
かすみ「かすみんの方がみなさんのこと待ってるのでその言い分はなしですよ〜」 💡パチッ
かすみ「ふふふ…とうとう年貢の納め時です! 海未さ──」
ポツネン
かすみ「あ、あれ? 海未さんどこに……?」
海未「ふ、ふぅぅう…はぁはぁ…なんとか腕の力だけで演舞して部屋の外まで転がりでましたが……」
海未「今回ばかりは本気で童貞奪われるかと思いました…///」
海未「うう、まだ痺れてます…」ピリピリ
曜「お、海未ちゃん時間だけどどうしたの?」
海未「あ、曜! すみません、私を私の部屋まで運んでくれませんか?」
曜「? なんだかよくわからないけどいいよ?」お姫様抱っこ
海未「っ///」キュン
曜「お、案外軽いw」
曜「じゃあ送っていくからね〜」
海未「あ、ありがとうございます…///」 善子「遅いわよ。なにしてんのよ、 曜、海未さん」
曜「ん?」
かすみ「あ! 曜さん! 海未さん見ませんでしたか!?」
海未「わ、か、かすみっ///」
かすみ「あーー! ズルいです! 曜さんにお姫様抱っこされてるなんて〜〜!」
善子「良い具合にみんな集まったわね」
善子「早くいきましょ、かすみ」
かすみ「え?」
善子「皆が待ってるわ」
かすみ「皆…?」
ヨーソロー号甲板
しずく「かすみさん! お誕生日おめでとう!」
かすみ「え? しず子!?」
パシャッ📸
愛「いー顔いただきっ!」
かすみ「愛せんぱい!?」
📷👅 びょい〜〜ん
かすみ「お、カメラから写真が──」
愛「良い顔いただいたから、ただで渡すよ! ただだけにねw!」つ
璃奈「これは私の発明品のベロだしカメラ『璃奈ちゃんボードれろれろ』」
かすみ「りな子ぉ!?」
璃奈「私だけじゃないよ」
彼方「果林ちゃん、そこのお皿取って〜?」
果林「はい、えっと…いちにさんし…」
菜々「彼方さん!!! 食卓の準備は完璧ですっ!!!!」ペカーッ☀
かすみ「み、みなさん…?」 善子「げっ、まだ準備終わってなかった…」
曜「あはは」
彼方「お、かすみちゃん登場だね〜」
菜々「お邪魔してます!!!! かすみさん!!!」
かすみ「みなさん…なんで…」
果林「当然、かすみちゃんのお誕生日を祝うためよ♡」
しずく「それと同窓会を兼ねてね♪」
璃奈「それと試作品のツナガルコネクトの実験」
かすみ「いやツナガルコネクトはクリスマスにつかったでしょ……」
愛「でも皆かすかすのために集まったのはホントだよ!」
かすみ「かすかす言わないでくださいっ」
かすみ「……ふふ、なんだか皆が集まるなんて修道院の頃を思い出しますね」
ヤイノヤイノ
曜「…」
善子「…」
海未「…」
曜「どうやらここは予定通り」ヒソヒソ
海未「ええ、水入らずのようですから退散しましょうか」ヒソヒソ
善子「ええ」
かすみ「どこに行くんですか?」
曜「!」 かすみ「みなさんはかすみんにとって部外者じゃないんですから! 行かないでくださいよ!」
曜「……!!」
善子「かすみ…」
菜々「お料理並べ終えました!!!!」
菜々「では!! かすみさん!! 乾杯の音頭を!! 」
かすみ「は、はい!」
かすみ「え〜〜こほんっ」
かすみ「今日は〜♡ 可愛い可愛いかすみんのために集まってくれてありがとう〜〜♪」
かすみ「かすみんも、皆と会えて幸せだよっ♪」
かすみ「今日は思いっきり楽しみましょう!」
愛「いえぇい! アゲてこ〜!!」
かすみ「乾杯っ!!」
\\\\乾杯!!//// 歩夢「すいませーん!遅れました〜!!」
かすみ「あ! 歩夢せんぱい!?」
歩夢「お誕生日おめでとうかすみちゃん!」
かすみ「えへへ……ありがとうございます!」
海未「……歩夢、そこの物陰に誰か隠れてますね?」
歩夢「海未さん、別に怪しい人じゃなくて……」
歩夢「ほら、挨拶して?」
「は、はい…」
かすみ「!?」
侑「高咲侑です! 歩夢さんと行動してます。よろしくお願いします!」
かすみ「せ、先輩……?」
善子「その娘は異邦人? かしら? 」
愛「えーー!? マザーそっくり!」
歩夢「この子は私のことだけじゃなくて皆の事も少し知ってるみたいだから、仲良くしてほしいな」
かすみ「…」
しずく「…」
菜々「あちゃ…」
菜々(マザーそっくりの人……若干若いのかな? 相手だとその反応になっちゃうよね……)
歩夢「この子はあの人とは関係ないから、心配しないでね」
かすみ「は、はい…」 宴もたけなわな頃……
海未「そういえばあのおっぱ──牛乳屋の方はいないのですか?」
果林「エマのことね?……それがね行方がわからないの」
菜々「えっ!?!?」
果林「数週間前に昔の知人に会いに行くって言って、それっきりよ……」
かすみ「そんな…」
歩夢「その昔の知人ってエマさんが修道院に来る前の知人になるのかな…?」
彼方「エマちゃんが修道院に来る前、かぁ」
愛「……確かエマっちが話してくれてたよね」
愛「スイスからこの国に来て、それからしばらく住んでいた所──」
善子「どこなの!? それは」
愛「その場所は確か──アサクサの」
愛「ヨシワラ遊郭」 どんどんガチガチになっていくアーマードかすみんと、遊郭編part2への布石どちらも乙ですわ
ふと思ったけど、かすみんから脱出した直後の海未ちゃんはギンギンのラブアローがヨーソローしてたんじゃないだろうか… チャック開いた状態でお姫様だっこされてた可能性が…? 後片付けをして、ニジガクメンバーが帰った後……
──かすみの部屋──
かすみ「ふっふふっふーん〜 今日は最高の誕生日だったなぁ〜♡」
かすみ「さて、今日はもう寝て、明日に備えて──」
かすみ「あれ? 机の上に手紙とネクタイ──」ピラッ
かすみちゃん。
11時30頃、このネクタイで目隠していてください。きっとかすみちゃんの欲しいものがやって来ます。
かすみ「かすみんの欲しいもの…??」
かすみ「…」
かすみ「……まさか…♡」 11時30分
<本当にするんですか…?
<3日間も我慢してきたんだよ!?
<はぁ…興奮してきたわ、もう限界よ…!
かすみ(かすみんの部屋の外から声が聞こえます…)
かすみ(とうとう来ました…///)ネクタイで目隠し
ガチャッ
<……かすみちゃん
かすみ「ひゃ、ひゃいっ!?」ビクッ
かすみ(曜さんの声…!?)
<ちょっとお口を開いてね?
かすみ(お、く、ち…///)
かすみ「…♡」アーン
<……ごくり///
<び、びっくりしないでよ…?
ジジジ…
──にゅる…♡
かすみ「!!!」
かすみ(かすみんのお口に入って──これは)
かすみ(この味…! この形、この臭い…! 忘れるはずありません!!)
かすみ(これは曜さんの──♡♡)
かすみ「ちゅっ♡ ぢゅるるっ♡ ぢゅぷっ♡」
<ぅあっ/// か、かす、かすみちゃっ…///
……!!
かすみ「……ごきゅっ…ごきゅっ…ごきゅっ…♡」
かすみ「ぢゅる…ぢゅる…!!」
<ま、まって…また…また、出──
こうしてかすみんは誕生日を跨ぐその瞬間まで、3種類の形のブツから発射された物でお腹がいっぱいをされて──♡♡
大満足、しちゃいました…♡ なんだこれは…?
すみません。目隠しする話はちょっとやり過ぎました。 完全に賢者モードで草
でも大丈夫。果林先輩という便利キャラのおかげでやり過ぎた時は夢オチに出来ちまうんだ! 善子「最後は私ね、小さくて悪いんだけど」
かすみ「え?善子さんからもですか、かすみんこれで嬉しさ三倍です」
善子「まあ、海未や曜みたいに大層なものではないんだけどね」
かすみ「あけていいですか?」
善子「いいわよ、でも、あんまり期待しないでね」
かすみ「かわいいチョーカーです、石の色もかすみんカラーだし」パアアア
かすみ「善子さん、ありがとうございます」
善子「気に入ってもらえてよかったわ、どんなときでも、今着てる礼服でも着けられるデザインにしてるから、よければつけてみて」
かすみ「はい」カチャカチャ
曜「あ、なんか私の作った服と統一感があるね」
海未「私のベレーとも合いそうですね、後で試してみてください」
善子「じゃあ、仕上げをするわ」
かすみ「え?善子さん?どうしてかすみんの後ろに、もしかして求婚……?」 善子「じっとしててね」
かすみ「なんでかすみんのうなじを見てるですか−」ドキドキ
善子「ブツブツブツブツリボンよ、未来永劫中州かすみの意志にのみ従え(フッ)」イキフキカケ
かすみ「うひゃぁ、くすぐったいですよぉ」
善子「ブツブツブツブツ掛け金よ、未来永劫中須かすみの意志にのみ従え(チュ)」カスミンノウナジニキス
海未「」
曜「」
かすみ「その、お二人が見てます、そういうことはちゃんと三人一緒に」テレテレ
善子「最後はかすみんが付けた状態で魔力を入れる必要があったのよ」
善子(本当は指先で触れればよかったんだけど、最低限の役得はもらっていいわよね)
善子(かすみんの首筋甘い……吸血鬼が首から血を吸う理由がわかるわ)ギンギン
かすみ「びっくりしましたよー、キスするならいってくれればウエルカムで準備してたのに」
善子「これで、このチョーカーはかすみんにしか着けられないし、かすみんしか付けはずしできないわ」
かすみ「チョーカーも嬉しいけど、キスしてもらったのが嬉しかったですよぉ」
善子「いや、マジックアイテムを賦活させる最後の儀式よ、かすみんが期待してるものではないわ」メソラシ 海未「さて善子、かすみがお花摘みに行っている間に、種明かしをしてください」
曜「そうだね、善子ちゃんならキスしなくても指先で触れればマジックアイテムの賦活はできるよね」プンスカ
海未「そっちじゃありませんよ、あのチョーカーの石、私が見ても判る魔力を秘めている」
海未「残念ながらどんな魔力かまではわかりませんが」
曜「リボンの部分もそうだよ、あれ、アダマンタイトを縦糸に、ミスリルを横糸に編んだ銀布だよね」
海未「込められた魔力を留め、そしてどんな刃物でも切り裂けない銀布、昔、一度だけ見たことがありました」
曜「オリハルコンの絹以上の貴重品じゃない、私のプレゼントと同じくらいお金かかけてるでしょ」
善子「しかたないじゃない、それくらいしないと呪いからかすみんを護れないわ」
海未「やはりそういうことでしたか……いえ、そこまでしないといけないのですか」
曜「いろいろ恨みを買ってるのは自覚してるんだけどさ、そんなに呪われてるの?私たち」
善子「四六時中、大小を問わずにいろんな呪いが来てるわ、でも、全部私の結界で送り返してるわよ」
善子「私が乗ってから、海の上では頭痛や目眩しなくなったでしょう」
曜「言われてみれば」
海未「肩こりもとれましたね」
善子「あなたたちは胆力がおかしいレベルで高いから呪われてもそれで済んでたのよ、私は魔術と護符でなんとかしてるけれど」
善子「かすみんが正式に乗組員になったと知れれば、あの子をピンポイントに狙った呪いだって飛んでくるわ」
善子「だから、そのときの備え、あのチョーカーを着けていてくれれば、かすみんは呪術的な意味で安全よ」
海未「そのために、かすみしか着けられない、かすみにしか着け外しができないようにしたのですね」
善子「そのこともかすみんには内緒にしておいて、変に気を遣わせたくないわ」 ガチャ
かすみ「戻りましたー、あれ?みなさんなぜそんな真面目な顔を?」
曜「いや、その、かすみちゃんかわいいなーっていう話をしてたんだよ」
海未「そして、抜け駆けした善子との話し合いをしていました」ニヤリ
善子「ちょ、ちょっと海未さん顔が怖い」タジタジ
かすみ「もー、だから善子さん、お二人が見てる前でかすみんにキスするからですよ」カミカキアゲ
かすみ「これはしかたありません、海未さん、曜さん、かすみんのうなじにキスをしてください」
かすみ「もちろんそれ以上のこともかまいませんが、それはやはりみんなで寝室で」
曜「あーかすみちゃん、料理食べちゃおうか、ケーキもまだ残ってるし」アセアセ
海未「そうでした、次は私が捌いた魚ですよ、ほらもっと食べて食べて」アセアセ
善子「ほらここで炙りを入れるわよ」マジックファイアー
かすみ「むーなんか必死でごまかしてる感じがしますが、かすみんは焦りません」
かすみ「ところで、お返しに求婚を受け付けちゃいますけれど、だれから来てくれますか?」
三童貞「「「まだそれ引っ張るの?」」」
(善子編おしまい) 呪い…新しい設定来ましたね!!
だからヨーソロー号はあんなに事件に巻き込まれているんですね。
童貞奪うだけじゃなくて求婚まで狙い始めるかすみん好き かすみんフル装備ですね
航海中のヨーソロー号を正確に捕捉し遠距離から呪術を飛ばし続ける敵って何気にヤバない? 呪いは、倒したり処刑された敵の怨嗟の念が渦巻く天然の
なにかから魔術的な手順を踏んだ、費用のかかった人造のものまで
多種多様な物が地獄の果てまで追っかけてくる、というイメージ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています