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モブ美「何なのよあの店は!? 店内にはクソガキしかいないし、接客態度も悪い! 私は客なのよ!?」ガシガシッ

モブ美「……そうだわ。最近は、悪を成敗するのに便利なツールがあるじゃない……!」

モブ美「このことをSNSや口コミサイトで……」

モブ美「あの金髪が悪いのよ! お客様に逆らうから! あっはっ」

「それは違うと思う」

モブ美「!?」クルッ

モブ美「……またガキじゃない。何よ? 文句ある?」

モブ美「……というか、何よその画用紙? 馬鹿にしてんの?」

ピロンッ♪

璃奈「私が怒ってるって、上手く伝えられるか心配だった」

モブ美「はぁ?」

璃奈「悪を成敗するツール……。本当にあなたに使いこなせる?」

ピロンッ♪

モブ美「で、出来るわよ! 何なら今からでも……」

ピロンッ♪ピロンッ♪

モブ美「……! なに、これ……」

ピロンッ♪ピロンッ♪ピロンッ♪ピロンッ♪ピロンッ♪ピロンッ♪ピロンッ♪

璃奈「さっきあなたが店内で暴れた様子を、編集してSNSに投稿させてもらった。もちろんあなたのアカウントを特定して、リンクも貼った。名前や住所も、そのうち流れるかもね」

璃奈「世間が見た時、正しいのはあなたなのかどうか」

璃奈「その答えは、その通知を開けばわかる」

モブ美「い、いやああああ!!!」

璃奈「火消し、頑張って」クルッスタスタ

璃奈(もんじゃ宮下盗撮は正義……のはず)