愛「頼られたければ、自分も頼らなきゃ駄目だよ」

エマ「……!」

愛「同好会解散後、エマっちは誰かに頼った?」

エマ「果林ちゃんに……ちょっと相談した」

愛「そしたら?」

エマ「生徒会長がせつ菜ちゃんだって調べてくれた」

愛(あ、やっぱり皆そこは気付いてなかったんだ……)

愛「カリンは、エマっちのこと頼ってくれるの?」

エマ「あ……」

エマ「頼って、くれるよ」

愛「でしょでしょ? エマっちは頼られるために強くあろうとしてるけど、頼られたかったら、自分も弱みを見せるのが大事なんだよ! 多少はワガママ言うのも良いかも!」

エマ「そっか……!」

愛「うんうん! それに、多少弱みがあった方が、女の子は可愛いしね!」ニコッ