愛「あの、さ…今度デートとか…その…」菜々「は?」
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菜々「いつから私たちはそんな関係になったんですか?」
愛「ううん…そうだね…そうだった」
菜々「はぁ…帰りますね」
愛「じゃ、じゃあさバイバイのキスとか…」
菜々「いい加減にしてくださいよ、私たちはただのセフレでしょう?」
菜々「恋人ごっこがしたいなら璃奈さんにでも頼めばいいじゃないですか鬱陶しい」
愛「…………ごめんなさい」
菜々「チッ」
菜々「…明日からはまたいつも通り同好会の友達、私が抱きたくなったら連絡しますので」スタスタ
愛「…」 グスッ 前の放課後のゲリラライブ…あれを見てスクールアイドルをやりたいって思って入部…ってまあこれは知ってるよね
すごくキラキラしてて熱くてそれでいてクールで…あの時から優木せつ菜がアタシの憧れになった
確かゆうゆも歩夢もきっかけは同じなんだっけ?
ははっ、アタシ達ってやっぱりどこか似てるのかもね
……こんなこと言うのは他のみんなに失礼だとわかってはいるんだけどね、あの時見たスクールアイドルが別の誰かだったら多分アタシはここにいない
それだけ凄かったんだ…
でさ、みんなから今までの話を聞いて、一緒に練習して、正体が生徒会長だって知って、アタシの中の憧れが別の感情にだんだん変わっていった
うん、そう…好きになっちゃった 〜回想〜
中川家
愛「おじゃましまーす」ペコッ
愛「ほいっこれお土産ね」
菜々「ありがとうございます…でも今日は私だけなんですからそんな気を使わなくても」
愛「いやーこういうのはしっかりしないとじゃん?」
菜々「………」
愛「どったの?」
菜々「なんだか…意外で…」
愛「あーこんな見た目の癖に礼儀正しいなって思った感じ?」
菜々「い、いえ!?そんなことは!」アセアセ
愛「いいっていいってよく言われるから」
愛「…でもアタシこそ意外な感じだなぁ」
菜々「意外…ですか?」
愛「うん、なんかせっつーはもっと空気読めない感じかと思ってた」
愛「ん゛っうん゛…愛さんって!!金髪ギャルなのに!!礼儀を知ってるんですね!!!!!」ペカー
愛「みたいな?」
菜々「な、なんですかそのイメージは!そこまで無礼な人間じゃないですよ!??」
愛「いつものさ、かすみんとかと話してる時の感じがなんかこう…ね?」
菜々「暴走しがちなのは反省してますけど………もう!早く私の部屋に行きますよ!」
愛「りょーかい!」 菜々の部屋
愛「へーここがせっつーの部屋かぁ…」
菜々「恥ずかしいのであんまりジロジロ見ないでください…」
愛「………スーーーーーーーーーーー!!!!!」
菜々「!?何してるんですか!!!?」
愛「何ってせっつーの匂いを嗅良でるんだけど?」
菜々「へ、変態ですか!?あぁもう!さっきギャルなのに意外と礼儀正しいなって思った私が馬鹿でした!」
愛「やっぱりそう思ってたんじゃん!せっつー酷い!」
菜々「うるさい!変なことした愛さんが悪いんです!」
ギャーギャー 数十分後
菜々「……」
愛「……」
菜々「…不毛な時間でしたね」ハァ
愛「言わないでよ…」
菜々「…勉強でもします?」
愛「そうだね…」
ガサゴソ
菜々「…」ペラッ
愛「…」カキカキ
菜々「…点P……」カキカキ…ペラッ
愛「……」チラッ カキカキ
菜々「んー……」ゴシゴシ
愛「…うわっまつ毛ながっ」カキカキ シャッシャ
菜々「……?」
愛「……」カキカキ カキカキ
菜々「…さっきから何を?」
愛「せっつー描いてる」
菜々「なるほど私を…」
愛「…」カキカキ カキカキ
菜々「…勉強は?」
愛「宿題ない、予習もまぁ明日は必要ないかな」
菜々「そうですか…………私なんか描いて楽しいですか?」
愛「うん、楽しいよ」カキカキ
菜々「…衣装でも来て来ましょうか」
愛「いやいい…今のままでもすっごく魅力的だし」
菜々「……////」ペラッ 侑「ちょっとまって!まだ普通に友達同士って感じだけど?」
愛「この時はまだね、肝心なところはもう少し後だよ」
侑「…わかった」 初々しい感じの距離感すき
ここからどんな感じで冒頭の状態になるのか楽しみ ティロリロリーン オフロガワキマシタ
菜々「おっと…もうこんな時間ですか」
菜々「愛さん、お風呂先に入ってください」
愛「いいの?せっつーのお家なんだから先に入りなよ」
菜々「いえ、今日は愛さんがお客様なんですからお先に」
愛「うーんそこまで言うなら先に頂こうかな」
愛「着替えは…っと」ゴソゴソ
菜々「タオルは脱衣所の棚に置いてあるので好きに使って下さい」 愛「…あ」
菜々「どうかしました?」
愛「下着…忘れちゃった…」
菜々「え」
愛「どうしよ…」
菜々「部活用の着替えとかは…」
愛「汗かいたから着替えちゃった…」
菜々「そ、そうですか…」
愛「…………しょうがない、今着けてるのを…」
菜々「あの…」
愛「ん?」
菜々「私の…使いますか?」
愛「せっつーの?」
菜々「確かサイズは同じくらい…でしたよね」
愛「うん、だけど…」
菜々「あっ人の下着なんて嫌ですよねっ!すみません気が利かなくてっ」アセ
愛「いやそうじゃなくってさ、なんか照れちゃうなって////」
愛「せっつーの家で、同じシャンプーとか使って、下着までせっつーのなんて…さ」
菜々「あ、愛さん?」
愛「……ごめん!なんか変なこと言っちゃってた!そのっ…先にお風呂行ってるからっ!下着適当に選んで持ってきて!!」ダッ
菜々「…はっはい!」
菜々「………………………///」 お風呂上がり
愛「いやー助かったよありがとね」
菜々「い、いえ力になれたなら良かったです」
愛「ちょうどサイズもピッタリだね…でも」
菜々「でも?」
愛「愛さんにはすこーしお尻があれだったかな」
菜々「あぁ…なるほど」
愛「なるほどって…愛さん意外と気にしてるんだぞ」
菜々「いえ、マイナスな意味ではなくてですね?」
菜々「なんというか…背も高くてスタイルもボンキュッボンって感じで羨ましいと言うか…」マジマジ
愛「…目付きがイヤらしいよ」
菜々「ほんと何を食べたらそんなスタイルになるんですか…もんじゃ?それとも…」
愛「それを言うならせっつーだってちっちゃくて可愛いのにいいもの持ってるじゃん」
菜々「いいもの?」
愛「これだ…よっ!」モミ
菜々「ひゃっ!?愛さん!!?!???」
愛「さっきまでヤラシイ目で見てたお返しだ!ほれほれほれ!」モミモミィ!!
菜々「やっ…あ…あいさ……ちょっと!」
愛「ちょっと?ちゃんとどうして欲しいか言わないと止まらないよー」モミモミ
菜々「……あいしゃ…………んっ♡…」ビクッ
愛「あっ…」
菜々「…」 愛「ごめん…」
菜々「愛さん…」
愛「ごめんね…調子に乗っちゃった…嫌だったよね…ごめん」
菜々「……嫌じゃないです」
愛「え?」
菜々「嫌じゃないですけど…その…順序が…////」
愛「せっつー?」
菜々「菜々って呼んで」
愛「え、せっつー?」
菜々「菜々!」
愛「な、菜々…」
菜々「はい…」
愛「……目、つむって?」
菜々「…////」コクンッ
愛「かわいいよ」
菜々「……ちゅ…んっ…」
愛「…へへ…ちゅーしちゃったね」
菜々「…もっと」
愛「いいの?」
菜々「うん」
愛「止まんないよ?」
菜々「うん」
………ちゅ………はむっ……んっ……… 菜々「愛さんまって!そこは汚いですっ」
愛「菜々に汚いとこなんてないよ♡……れろ♡」
愛「ななっ♡ななっ♡」
菜々「ん♡…ちゅぱ♡……ちゅ♡…ちゅ♡…」
菜々「はぁ…はぁ……」
愛「…ふぅ…」ゴシゴシ
菜々「あの…愛さん…」
愛「シちゃった…ね?」
菜々「はい…」
愛「…あの………菜々…」
愛「あの…さ」
菜々「…」ドキドキ
愛「つき……………に何回かえっちしない?」
菜々「えっ…」
愛「セフレって言うの?アタシたち相性いいみたいだし?気持ちよかったし?ね?ね?」
菜々「…」
愛「菜々?」
菜々「…いいですよ」
愛「マジ?」
菜々「はい、その代わり…する時以外は普通の友達でいましょうね?」
愛「うんうんおっけーだよ」
菜々「ではシャワー浴びてきたらどうですか?流石にこのままでは寝れないでしょうし」
愛「うん!そうだ!菜々も一緒にどう?」
菜々「いえ、私は後で」
愛「じゃあおっさきー」テクテク
菜々「…馬鹿」 愛「っていう感じで…」
侑「うわぁ…愛ちゃんさぁ…」
愛「えっと…なに?」
侑「体だけでも繋がってたいからセフレになろうって提案したんだよね?」
愛「うん、付き合おうって言う勇気が出なくって…」
侑「一通り聞いた感じだと、せつ菜ちゃんも…」
愛「菜々も?」
侑「……いや、私の口から言うのはやめとく」
愛「な、なんで?アタシ本気で悩んで…」
侑「私もさ、数える程しか恋愛経験がないしハッキリとは言えないけど、これは私が口を出すより2人で解決すべき問題だと思う」 侑「今日は練習休んでいいから2人でちゃんと話し合ってみたら?」
愛「うっ……でも…聞いてくれないかもだし…」
侑「はぁ……愛ちゃんって普段はハキハキして即断即決なのに自分の事はうじうじヘタレるね」
愛「ヘタレ…!?」
侑「一つだけ確かなのはせつ菜ちゃんの態度の原因は愛ちゃんにあるって事」
愛「アタシ…」
侑「うん、バチとか天罰とかそんなんじゃなくてハッキリとは愛ちゃんが原因」
侑「これでヒントはお終い、あとは自分で考えて」
愛「そんな…」 侑「…私が全部指示してそれで丸く納まったとして…愛ちゃんはそれでいいの?」
侑「胸を張って解決したっていえる?」
愛「…言えない」
侑「ならどうする?」
愛「ちゃんと話しする」
侑「うん、よく出来ました!」
愛「愛さん行ってくる!菜々に愛さんを好きになって貰うように頑張るね!」
愛「あっ!…愛さんしか愛さんって思わせる!」ニッ
侑「ぷほぉっww」
愛「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」ダダダダ
侑「…まだなんかズレてる気がするけどあの勢いなら何とかなるかな、頑張ってね愛ちゃん」 歩夢「…終わった?」コソッ
侑「あ…うん今話し終わったとこ」
歩夢「愛ちゃん、上手くいくといいね」
侑「気づいてたんだ」
歩夢「まあね、詳しい内容は分かんなかったけど悩みがあるって顔してたもん」
侑「さすが歩夢、鋭いね」
歩夢「友達だしやっぱり心配だもん」
侑「でもきっと大丈夫だよ」
歩夢「うん、愛ちゃん決める時はしっかり決めるタイプだもんね」
侑「私たちは練習行こっか」ギュッ
歩夢「うん!頑張ろうね」ギュッ 生徒会室
菜々「…では本日はここまでで、お疲れ様でした」
生徒会's「お疲れ様でした!」
コンコン
菜々「?はい、どうぞ」
愛「しつれいしまーす…おっと、ちょうど終わったとこ?」
菜々「あなたは…情報処理学科2年の宮下さん」
愛「どうも…少し部のことで相談があってさ、いいかな?」
菜々「はい構いませんが…」
生徒会's「あの…会長?」
菜々「ええっと…戸締りは私がしておきますので皆さんは解散してください」
生徒会's「あっはい、では会長お先です」ゾロゾロ
愛「ごめんねー」ヒラヒラ
………ガチャンッ
菜々「愛さん…何をしに来たんですか」 基本ハイスペックだと自分のことになると意外と見えない愛さんもいい >>112
@cメ*◉ _ ◉リ 侑ちゃん、数えられるくらいは恋愛経験あるんだね・・・ すみません、この先どう収拾つけていいか分からなくなったのでもう少しお時間頂きます 生徒会室
菜々「…では本日はここまでで、お疲れ様でした」
生徒会's「お疲れ様でした!」
コンコン
菜々「?はい、どうぞ」
愛「しつれいしまーす…おっと、ちょうど終わったとこ?」
菜々「あなたは…情報処理学科2年の宮下さん」
愛「どうも…少し部のことで相談があってさ、いいかな?」
菜々「はい構いませんが…」
生徒会's「あの…会長?」
菜々「ええっと…戸締りは私がしておきますので皆さんは解散してください」
生徒会's「あっはい、では会長お先です」ゾロゾロ
愛「ごめんねー」ヒラヒラ ………ガチャンッ
菜々「愛さん…何をしに来たんですか?」
愛「…ちょっと話がしたくて」
菜々「話?」
愛「うん、二人の関係のこと」
菜々「また…その話ですか」
愛「またその話だよ、やっぱりちゃんと話し合わないとダメな気がして……」
菜々「いい加減にしてください」ハァ
菜々「何度言われても、何を言われても、結論は同じです」
菜々「私達はただの体の関係、それ以上の関係に発展するつもりは一切ありません」
愛「…」
菜々「話は以上のようですね…今日は早く帰りたいのでさっさと出ていってもらえますか?」 愛「っ…菜々!」ガシッ
菜々「何を!」
ギュッ
愛「待って!お願い!」
菜々「離してっ!離してください!」
愛「やめない!話を聞いて!!」
菜々「やだ聞きたくない!」
愛「アタシは菜々の事がっ」
菜々「いやっ!」
愛「本当に菜々の事が好」
菜々「やめて!!」バシッ
愛「あっ…」
菜々「離して…お願いだから……離して……」
愛「ごっ…ごめ」パッ
菜々「どうしてそう自分勝手に…」
愛「う…」
菜々「…」
愛「…」
菜々「……帰ります」
愛「…うん」
菜々「自分勝手…」
菜々「こんな私がよく言えたものですね」
愛「またやっちゃった…」
愛「自分勝手かぁ…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています