0096名無しで叶える物語(もんじゃ)
2021/01/14(木) 14:17:01.15ID:rVLRrhT1璃奈「…Aルートの私がプロアクを開発していないから。こういうことが起こるっていう認識がない」
侑「…よくわかんないけど、つまり私たちの頭の中にはもう一人の私たちがいるってこと?」
璃奈「簡単に言えば、そう」
侑「…でも、穂乃果ちゃんと千歌ちゃん、それに姫乃さんはそんな様子なかったよ?」
侑「あ、でも遥ちゃんは私たちと同じみたいだったな…」
璃奈「………………そんな様子って、どんな様子?」
璃奈「それは…きっと、スクールアイドルフェスティバルの参加校が違うから」
璃奈「私たち…Sルートの私たちが持っている記憶では、スクールアイドルフェスティバルの参加校はニジガク、音ノ木坂、浦の星」
璃奈「Aルートではニジガク、藤黄、東雲」
璃奈「………………??????????」
侑「そっか、それぞれ違うんだ」
璃奈「遥さんは彼方さんの家族で、AルートにもSルートにも存在してる」
璃奈「Sルートに東雲はいないけど、希さんが撮ったビデオレターや彼方さん経由で間接的に参加はしてた…」
璃奈「記憶の混濁が起こるのも無理はない」
侑「…ごめん璃奈ちゃん、なんの話をしてるの?」
璃奈「…え」
侑「なるほど、なんとなくわかったよ」
璃奈「…何がわかったの?」
侑「え?」
璃奈「…璃奈ちゃんボード『混乱』」