侑「他の可能性って、たとえば?」

愛「まずひとつは、しずくのファンじゃなくて、かすみんのファンという可能性」

かすみ「ええ!?かすみんのファンはそんなことしませんよ!何言ってるんですか愛先輩!」

愛「でもかすみん、考えてみてよ?」

愛「かすみんのことが大好きなファンの子がいて、その子が二人のデートを目撃。強い嫉妬に駆られたその子は怒りの矛先を、大好きなかすみんじゃなくて、自分のかすみんを横取りしたしずくに向けた」

愛「その可能性はないって、絶対に言い切れる?」

かすみ「……そんなことする人がいたら、かすみんのファンだなんて、名乗ってほしくありません」