ガチャッ

愛「おいっすー……って、そんな空気じゃないなこりゃ」

璃奈「かなり荒れてる」

侑「あ、愛ちゃん!一緒にせつ菜ちゃん抑えて!」

愛「…ったくー。じゃあ、愛さんはせっつーの方に行くから、りなりーはかすみんをお願い」

璃奈「うん。わかった」

ダッ

愛「せっつー、一旦クールダウンしよっか?」ガシッ

せつ菜「嫌です!かすみさんとの話はまだ終わってません!愛さんも邪魔するんですか!?」

愛「そう、邪魔するつもりだよ。嫌だったら力づくで離れてみ?」ググググ

愛「柔道部で助っ人に入った時に教えてもらった、直伝の固め技だけどね〜」

せつ菜「この…!この…!」ジタバタ

侑「うわぁ……あんなの食らったらひとたまりもないよ……」

せつ菜「ふんぬぅっ…!」ジタバタ

愛「果たしてせっつーに逃げられるかな〜?それか、深呼吸を三回するだけでも、特別に離したげるよ?」

侑「え…!?」

愛「どっちの方が賢い選択か、せっつーなら分かりそうなもんだけどなぁ〜」

せつ菜「……言ったからには、守ってくださいね」

愛「おうともさ」

せつ菜「…………スゥゥー、ハァァー。スゥゥー、ハァァー」

せつ菜「スゥゥー、ハァァー………しましたよ、愛さん」

愛「はい、お利口さん。離したーげるっ」パッ

せつ菜「はぁっ!はぁ…はぁ…」

侑「せつ菜さん…!」

愛「落ち着いた?」

せつ菜「………はい。見苦しい所をお見せしました」