0384名無しで叶える物語(しうまい)
2021/01/14(木) 11:55:03.65ID:JrHi7bqX「じゃあ、そのままの勢いでいっちゃいましょう!』
ひんやりと冷たかったジャムは、しかし、瞬く間に人肌のぬくもりとなった。
俺はベトベトになった手を、威嚇するかのように怒張している自分の相棒へ擦り付ける。
「フランクフルトのストロベリーソース仕立てです。さぁ、召し上がれ」
そう言って俺は大の字に寝転んだ。
「もう…本当にしなきゃダメ?」
「往生際が悪いですよ。自分からしてくれないなら、無理やり口に押し込みますよ!」
「!!」
「でも、そんなことはしたくないんで…わかりますよね?」
花陽さんは、黙って小さく頷いた。
意を決したのか、彼女は俺の開いた脚の間に、移動した。
そして膝を付き、上半身を丸める。
ゆっくりと花陽さんの顔が、俺の相棒へと近づいてきた…。