【320】

 「まず…さっきとは逆に…こうします」

 俺は仰向けに寝た。


 「…」


 「…で、花陽は逆向きになって、俺の上に乗ってください」


 「!!」


 「はい、わかりましたね?そう、ご存知『シックスナイン』ってヤツです!!」


 「ご存知…って…」


 「とぼけても無駄ですよ!…いや…やり慣れてる…って言われても、それはそれでショックなんてわすけどね…」


 俺は花陽さんのことが好きだ。
 エッチな花陽さんは、もっと好きだ。
 でも、それは俺だけであって欲しい。


 「そうですね…まぁ、敢えて説明しますと『舐めっこ』ですね。花陽さんは俺のココを…俺は花陽さんのソコを…」

 俺は花陽さんの股間に視線を送った。