【318】

 「はい…花陽さんがあまりにエロ過ぎて…やっぱり、大人しくしてるのは無理だったようです」


 「…そ、そうなんだ…」


 「…というわけで、例の約束も復活しました」


 「例の約束?」


 「はい、花陽さんがコイツを鎮めてくれる…という話です」


 「あっ…」


 「察しの通りです。つまり、今ここですべき事は…花陽さんは俺は気持ちよくさせて、俺は花陽さんを気持ちよくさせる」


 「…」


 「どっちも損をしない、これぞWIN-WINの関係…だと思いませんか?」


 「こたろう君って…こんなに饒舌だったんだね?」

 花陽さんは大きくな瞳をパチクリさせながら…俺を見た。