【SS】にこ姉ぇの友人にエロいことをした話(rewrite)
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スレ落ちさせてしまった為、加筆修正して再掲します。 【261】
「ダ…メだって…ば…」
「でも…花陽さん…本当は嫌いじゃないんですよね?」
「な、なんのことかな?」
「寝ながらでも感じてましたよ?」
「…そんなこと…」
「なくないですよ…乳首勃ってましたし」
「そ、そういうこと関係なく…さ、触られたら、そうなるの!」
「喘ぎ声も出てましたけど…」
「で、出てないもん」
「出てましたよ、こんな風に…」
「へっ?…はぅ…ん…む…あっ♡…」
俺は花陽さんのニットの上から、胸を鷲掴みにして、そのまま揉んだ。
「…ん…んん♡…」
「ほら、服の上からだって、乳首が固くなってるのがわかりますよ」
「…だから…そんなこと…された…ら…ぁん♡…」 【262】
その時だった!!
「…んんぅ…ふぁあ…誰かいるの?…」
がさごそと音を立て、欠伸(あくび)をしながら、にこ姉ぇがタオルケットの中から頭を出した。
「!!」
俺は一瞬にして、体を入れ替え、花陽さんを盾にして、背中に隠れた。
「は、花陽です…花陽がいます!」
「…花…陽?…」
「にこちゃんが寝てる間に色々あって…結局帰りそびれちゃって…お泊まりさせてもらうことになって…」
「…あぁ…そうなの?…風邪引かないようにしなさいよ」
「うん…」
「…詳しい話はまた明日聴く…ごめん…頭痛いから寝るわ…」
「うん、おやすみ」
「…じゃあね…」
にこ姉ぇはそう言うと、自らタオルケットを頭から掛け、再び眠りに就いた…。 【263】
「…ふぅ、危なかった…」
「危なかった…じゃないよぉ。もう、本当に気付かれちゃったら、どうするつ…むぐぅ…」
俺は自らの唇で、彼女の唇を塞いだ。
「…ん…んん…」
エレベータでキスした時は、それほど性的な興奮はなかった。
だが、今は…。
このシチュエーションがそうさせるのか。
もの凄く、猥褻な行為に思える。
花陽さんが、俺を拒むように顔を背ける。
それを逃がさず、追う。
ダメだよ…と何度も首を振るが…今の俺には通じない。
執拗に唇を求めた。
「お願いです…静かにしてください。乱暴なことはしたくないので」
エロ漫画や動画で見るようなセリフを、まさか自分が言うとは思わなかった…。 【264】
俺の唇が…彼女のそこから…耳…首筋…鎖骨…そして、胸へと移動する。
そして、ニットの上から固くなった先端を吸った。
『繊維の味』がして、美味しくない。
「んふぅ♡…ふぅ♡…はぁ♡…あぅ♡…」
花陽さんは片手で俺を押し退けようとしている。
一方、もう片方の手は…声を漏らさぬよう、自分で口を押さえている為、抵抗する力は半減している。
「ほら、やっぱり。さっきもそんな風に、気持ちよさげに喘いでましたよ」
違う、違う…と首を横に振る花陽さん。
「本当ですって」
俺はニットをペロリと捲り、彼女の美巨乳を曝け出す。
「!!」
慌てて花陽さんが元に戻そうと試みるも、それは未遂に終わる。
コンマ何秒か早く、俺の舌が花陽さんの生乳首を捉えた。
「あふぅん♡…」
「ダメですよ、花陽さん…大きな声を出しちゃ…」
好きな人を苛めたくなる心理…ってこういうことなのか?
あんなに無理やりはしたくない…って思ってたのに。
自分の感情が、整理つかなくなっていた。 【265】
「待って…はぁ…はぁ…待って…んん♡…わかったから…ん…あっ♡…一旦、一旦落ち着こう…ね?」
俺も…泣き叫んで、助けを乞う人を犯すような…リアルレ○プみたいなのは好きじゃない。
そういうのは『可哀そう』っていう気持ちが先立ってしまい、興奮しない。
勃たない。
でも…いやよ、いやよ…と言いながら、最後には受け入れてくれる…っていうシチュエーションは好き。
今、望んでるのはそんな展開。
だけど…にこ姉ぇの隣で犯る…というのは、スリル満点でメチャクチャ興奮しているのは事実だが、やはりあまりにリスクが高い。
状況によっては、にこ姉ぇまでも『相手にする』必要がある。
それは避けなければならない。
だから、俺は花陽さんの言葉に従い、『一旦』その行為を休止した。 【266】
「と、取り敢えず、落ち着こう…ね?にこちゃんに見つかったら、大変なことになっちゃうよ」
「そうですね…ここはマズイですよね。承知しました」
俺はそう言うと花陽さんの身体を抱き寄せ、そのまま『お姫様だっこ』をした。
「ぴぁあ!」
花陽さんが驚くときの口癖なのだろう。
今日、何度か聴いたその小さな悲鳴を、また上げた。
「場所を変えればいいんですよね?」
「そ、そういう問題じゃないよね?」
その答えを無視して、俺は彼女の身体をリビングへと運んだ。 【267】
明かりを点けて、花陽さんをテーブルの上に乗せる。
「ここなら…いいですよね?」
「だ、だから、場所の問題じゃ…」
「花陽さん♡」
問答無用!とばかりに、彼女に覆い被さった。
はぁ…はぁ…と大きく息をしながら…「うぅ…待って!待って!…どうしても我慢できないの?」…と彼女が俺に訊く。
「見ての通りです!」
俺の腰に巻いていたバスタオルがはらりと落ち、ビルドアップした相棒がニョキリと現れた。
「あぅ…い、いきなり…すごいことになってるね…」
「はい、準備万端です!」 【268】
「…もう…どうして?こういうことしない…って約束したよね?」
「花陽さんが悪いんですよ。いたいけな少年の目の前で、ノーパンノーブラでいるなんて…誘ってるとしか思えないじゃないですか」
「えっと…パンツ履いてなかったのは…私が悪いの?…こたろう君のせいだよね?」
「…ですかね…」
「それに…いたいけな少年は、パンツを盗ったりしないよ?」
「いえ、いたいけな少年の前で、パンチラした花陽さんがいけないんです」
「エレベータの中…真っ暗で何にも見えなかったよね?」
意外と冷静にツッコミを入れてくる。
「えっと、えっと…でもブラを外して寝てたのは花陽さんですよね?俺がしたワケじゃないです」
「寝るときは苦しいから、ついいつもの習慣で…って…それも、部屋に入ってこなければわからないことだよね?」
「その順番は関係ないですよ。部屋に入ったら、ノーパンノーブラの花陽さんがいた。それが真実です!!」
「うぅ…意味がわからないよぉ
!」
花陽さんは頭を抱えて、二度三度と首を横に振った。 【269】
「とにかく…こうなった責任を取ってください」
「…責任を取る…って言われても…」
「コイツを鎮めてください…」
「鎮める?…」
「鎮めてくれたら、終わりにしますから!」
「約束する?」
「はい!」
「う〜ん…でも信用できないなぁ…」
「花陽さんが、そう言うのもわかります」
「わかっちゃうんだ…」
「でも、考えてみてください。これを鎮める=フィニッシュです。ゴールです。つまり、それ以上はないんです。だから…お願いします!」
「必死過ぎるよぉ」
「だって、花陽さんとするチャンスなんて…もう二度と訪れないんですよ!それはそうなりますよ」
「う〜ん…う〜ん…もう…本当に困った男の子なんだからぁ…」
花陽さんは、ようやく頷いてくれた。 【270】
正直、本当にOKしてくれるとは思わなかった。
もはや、これは粘り勝ちと言うしか無いだろう。
それとも、花陽さんも…エッチしたかった?
とにかく『夢の扉』は開かれた。
「じゃ、じゃあ…お願いします!」
さすがに少し緊張する。
だが、ここで、ビビってちゃ、いけない。
俺は仁王立ちして、腰をぐいと突き出す。
そして…「すみません…小さくて」…と謙遜してみた。
一応、人並だとは思ってる。
思っているけど…花陽さんがこれまで経験してきた人が、どれくらのサイズか…それがわからない。
「あはは、こたろう君の小さくて可愛いね…」と言われて傷つくよりは、先に宣言しておいた方がいいと思ったからだ。 【271】
花陽さんはテーブルから降りて、俺の前で立ち膝をすると、まじまじと相棒を眺めた。
「わぁ、すご〜い♡こんなに大きいの初めてぇ、パクッ♡」
…なんて、展開を望んでいたが、そう上手くはいかない。
無言のまはま、おもむろに右手の人差し指を立てると、危険物でも触るかのように「ちょん」と俺の先端に触れた。
「…もう、出ちゃってるの?…」
「さっき、1回、ヌイたんですけどねぇ」
「さっき?」
「花陽さんが、にこ姉ぇの部屋に入って、すぐ…」
「それなのに、また?」
「すみません」
「高校生って、そんなに元気なの?」
「花陽さんは違いました?」
「へっ?」
「毎日しなかったですか?ひとりエッチ」
「…」
花陽さんの顔が真っ赤になった。
あれ?
図星?
「花陽、おうちに帰る!」
ぷん!と横を向いた。
でも、膨らませたほっぺがメッチャ可愛い。
本当にこの人、26歳か? 【272】
「うそです、うそです!!それよりも早くしないと…もたもたしてたら、姉ちゃんたちが起きちゃいますよ」
「あっ…う、うん…そうだね…」
花陽さんはそう言うと、俺の相棒の…先端部から出る分泌物を利用して、花陽さんは人差し指を滑らせながら、円を描くように動かした。
「…トロトロだねぇ…」
「…そうっすね…」
花陽さんが、しばらくツルツルと指を滑らせ、敏感な部分のみ刺激する。
「焦らされてる?」
心の中で呟く俺。
どれくらい、しただろうか。
花陽さんのアクションが第二週段階に入った。
その潤滑油を指につけて、今度は竿を経由して根本方向へと撫で始めた。
「おぅ♡」
思わず肥が出た。
特に尿道から裏筋へと指が動いた時には…ゾクゾクとした快感が、肛門のあたりから頭へと貫いていく。 【273】
「…ビクビクしてる…」
「花陽さんにしてもらってる…ってだけで、いつもの100倍くらい感度が上がりますから」
「うそばっか」
「マジですよ。もう、これだけで出ちゃいそうです」
「ん?出していいんだよ?」
「いや、ダメです。そんなもったいないことできないですよ」
過去の経験上、一度に4連射くらいは可能だと思っているが…もし、ここで出してしまったら…メインイベントに辿り着く前に果ててしまう。 【274】
「ん?もったいない…って…どういう意味かなぁ」
「い、いえ…こっちの話で…」
俺を触っていた人差し指に…親指が加わり…やがて全部の指で相棒を握り込んだ。
その手の…上下往復運動…が徐々に激しくなる。
「ヤバい!気持ちいいっす!」
「うん、出していいよ」
「まだ頑張りま…いや、ダメか?…うっ…あっ!…で、出る!!あ〜…出る!!…出る、出る、出る、出る…ぅ…」
びゅっ!と白い液体が飛び、花陽さんの着ているニットの胸元に着弾した。
「あっ…着替え…ないのに…」
「はぁ…はぁ…す、すみません…汚しちゃいましたね…はぁ…」
「服を着たまました私がいけないんだけど…」
「そうですね!その通りです!脱いじゃいましょう、その服」
「えっ?」
「その服脱いで…次はおっぱいでして欲しいです!!」
「え、えぇっ!?」 【275】
「次は…って」と花陽さんは首を傾げた。
「まだイケます。見てください!全然元気です!!」
「!!」
「ね?」
「ね…じゃなくて…もうおしまいだよぉ」
「えっ?コイツが鎮まるまで…って話でしたよね?」
「鎮まる…って…そういうことなの?」
「はい」
「うぅ…で、でも…それはこたろう君が、一方的に…」
「あれ?一応、同意の上で…だと思ってましたけど…それとも嘘だったんですか?」
「ズルいなぁ…そういう言い方…」
「花陽さん!」
「?」
「好きです♡好きです♡愛してます♡」
「うひゃあ…おチン○ンを、押し付けないでぇ」 【276】
「花陽さ〜ん♡」
「ちょ、ちょっと…わかったから…」
「じゃ、じゃあ…」
「はぁあ〜…いやだなぁ…なんだかんだで流されちゃう自分が。自己嫌悪だよぉ」
「よっしゃあ!」
「どうせ、ダメ!って言っても、するんだよね?」
「その優しさが大好きなんです♡」
「…もう…ばか…」
花陽さんは、聴こえないくらい小さな声で呟いた。 【277】
「うんしょ…うんしょ…」
立ち膝をした花陽さんが、俺に近づく。
だが彼女の胸の位置と、俺の相棒の位置とでは高さが合わない。
「届かないよ」
「この体勢じゃムリっすね」
「じゃあ、おしまいね」
「…とはならないですよ!」
「やっぱり?」
「花陽さん…仰向けで寝てもらっていいですか?」
「ここで?」
「それとも…にこ姉ぇのベッドに戻ります?」
ちょっと意地悪く、顔を覗き込んだ。
「…だよねぇ…う〜ん…仕方ないなぁ…」
花陽さんが渋々床の上に横たわる。
「すみません、失礼します…」
俺は彼女に手を合わせてから、お腹の上に跨った。 【278】
俺はそのままお腹の上に座ったら、花陽さんを潰してしまうと思い、少しだけ腰を浮かせている。
「苦しくないですか?」
「うん…大丈夫…」
その返事を受け、相棒が彼女の胸の谷間に行くよう、セットした。
「挟んでもらっていいですか?」
「挟むの?」
「はい、お願いします」
「こうかな?」と花陽さんが自分の手を胸に添え、左右からギュッと押す。
俺の相棒が、物の見事に、白い乳房と乳房の間に姿を消した。
おぉ!なんだこれは!!
手で握られた時とは、全く違う感覚。
上下左右…全方向から圧が掛かる。
だが、痛さはない。
むしろ、適度な弾力が心地よさを生み出している。 【279】
『男は視覚で、女は脳内で、エロスを感じる』というのを、何かで読んだことがある。
逆説的に『エッチをする時に男は目を開けて、女は目を瞑る』というのもあるらしい。
それが正しいのかどうかはわからないが、花陽さんの顔、適度な大きさと色を兼ね備えた乳輪と乳首…が装備された美巨乳、そしてそこに包み込まれる俺の相棒という光景を見れば、そうだと言わざるを得ない。
特におっぱいがムニュってなって、その大きさが強調されている姿は堪らないものがある。
目から入る情報が、俺の興奮の度合いをを何百倍、何千倍と高めているのは間違いない事実だ。 【280】
俺はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
花陽さんの巨乳が、相棒の先端を押し返してくる。
それに負けじと、俺はグイッと腰を突き出す。
押し返される、突き出す、押し返される、突き出す…
これを繰り返しているうちに、また俺のガマン汁が漏れ出てきた。
しかし、それが丁度いい感じ…ローションのような役割を果たし、出し入れがスムーズになってきた。
「うわぁ、メッチャ気持ちいいです。憧れの花陽さんにこんなことしてもらって…最高です!!」
「…う、うん…それは…なによりで…」
少しずつ、腰の動きを速くする。
と同時に…花陽さんの口から吐息が漏れ始める。
俺はそうしながら、彼女の胸に先端を摘まんだ。
「ひゃん♡」
ビクッと腰を跳ね上げ花陽さんが反応した。
お陰で俺は、一瞬前に放り出されそうになった。
「きゅ、急に…ビックリさせないで…」
だが、その言葉には答えず…乳首を人差し指と中指で挟み、親指でぐりぐりしながら…グラインドのスピードを上げていく。
「…ちょ、ちょっと…こたろうく…ん…んん♡…んん…んあ♡…ふぐぅ…はぁ…はぁ…あぅ…」
俺の腰を前後させるリズムと、花陽さんの喘ぐ声がシンクロしていく。 【281】
「花陽さん…はぁ…はぁ…乳首…気持ち…いいですか…」
「…あぅ…はふぅ…」
「はぁ…はぁ…気持ち…いいですか」
「…ぅん…ぃい♡…はぁ…気持ち…いいよ♡…」
「俺も…メッチャ…気持ち…いいっす…あっ…あっ…あぁ…また出そうです!」
「…んん…むぅ…出ちゃう…の?…あぁん…」
「はい…出ます…出ます…出します!…あっ!!…」
「!!」
「はぁ…はぁ…はぁ…やべぇ…また出ちゃいました…花陽さんのおっぱい…最高です…」
「…はぁ…はぁ…はぁ…凄いね…さっき…出したばっかりなのに…まだ…こんなに…出るんだね…はぁ…はぁ…」
「まぁ、若いですから」
「…それ…ちょっと…傷つくなぁ…」
花陽さんが苦笑する。
「何言ってるんですか?花陽さんも若いですよ」
俺は彼女の上半身を起こすと、そのままギュッと抱き締めた…。 【282】
「ふぅ…ふぅ…はい…これで…おしまい。…もうさすがに満足したよね?」
花陽さんが抱き付いていた俺を引き離し、相棒を覗き込んだ。
4連射くらいは可能だと思っていたが…さっきまでの勢いはどこへやら…意外にも大人しくなっている。
それはそうか。
花陽さんと会ってから、約半日。
コイツは常に興奮状態だった。
そして数えてみれば、既に5度の発射。
いくらなんでも、疲れていないわけがなかった。
たが、しかし…
このまま、終わらせてしまうにはあまりに惜しい。
やると決めたからには、最後まで頑張らねーば、ねーば、ねーば、ネバーギブアップ!だ。
「いや、まだです!!まだ終わりじゃありません」
俺は高らかに宣言した。 【283】
「ダ〜メ!…ここが鎮まったらおしまい!って約束したでしょ?」
「はい、しました」
「じゃあ…」
「なので、今度は花陽さんに、お礼をしなければなりません」
「お礼?」
「はい、お礼です。実は今日だけで5回もお世話になってるのに、花陽さんにまだ、なんの恩返しもしてないので」
「えっと…うん、そういうことなら気持ちだけもらっておくね?」
「いや、それじゃあ、俺の気持ちが治まりません!」
負けるな、俺! 【284】
「それなら…こたろう君が大人になった時に、美味しいご飯でも食べに連れて行ってくれるとかで…」
「それはつまり、また会ってもらえる…ってことですか?」
「えっ?…あ…う〜ん…」
「わかりました。それはそれで、取って置きましょう。でも、そんな先まで待ってられません。俺は今、花陽さんにお礼がしたいんです!!」
「えっと…ちなみに、どんなことをしてくれるのかなぁ…」
「はい、これまでの15年間、俺が気持ち良くしてもらったので、今度は花陽さんを気持ち良くさせてあげますよ!15年分の愛を込めて!!」
「…や、やっぱり、そうなっちゃうんだ…」と言うと、花陽さんはひとつ、小さく溜め息をついた…。 【285】
「…それは…遠慮しておこうかな…」
花陽さんは続けざまにそう言った。
「そんなことを言わないでくださいよ…花陽さんもこのまま終わったらフラストレーション溜まるんじゃないですか」
「フラストレーション?」
「まだ、イッてないですよね?」
「!!…な、なんのことかな?」
一瞬、驚いた顔をした。
「とぼけなくてもいいですよ。花陽さんはもう、大人だし…『本当はエッチが大好きだ』って言っても、俺、全然平気ですから」
「はうぅ…なんてことを言うのかなぁ?」
「でも、乳首弄られて…気持ちよくなってましたよね?絶対、続きがしたいハズです。そうですよね?」
俺は花陽さんを凝視する。
だが花陽さんは…俺から目を逸らした。 【286】
「…こたろう君…目が怖いよ…」
花陽さんがポツリと呟く。
「だって…マジですから!」
俺は…座っている花陽さんの頭が、床にぶつからないよう注意しながら…押し倒した。
「きゃあ!!…こ、こたろう君!?」
花陽さんの問い掛けを無視して、スカートを捲ると、下半身が露出した。
そう、彼女のパンツは、今、乾燥機の中にある。
慌てて股間を隠そうとする花陽さん。
だがそれには構わず、俺は彼女のぴたりと閉じた脚に自分の両手を差し込んだ。
花陽さんは『開かせまい』と内股にグッと力を籠める。
いくら俺が男だとは言え、これを『こじ開ける』のは並大抵のことじゃない。
やって出来なくはないだろうが…さっきも言った通り、無理やりっていうのは好きじゃないんだ。
ならば…押してもダメなら引いてみな。
俺は『北風と太陽』作戦を実行することにした。 【287】
「そう言えば花陽さん…って、実はバイだったりします?」
俺は一旦攻撃をやめ、ウェットティッシュを取りに立ち上がった。
「へっ?バイ?」
突然の…まったく脈略のない質問…に、花陽さんは目を丸くする。
「男の人も、女のひとも、両方ともイケる!…っていう意味のバイです」
「あぁ…そういう意味の…って、どうして私が?」
「寝言でいろんな人の名前が出てきましたよ。μ'sのメンバーばっかり…」
キッチンシンクの傍で目当ての物を見つけた俺は、そう言いながら、花陽さんの元に戻った。
「そ、そうなんだ?寝言で?…う〜ん…えっとね、それは今でも仲がいいし…夢に出てくるくらいのことは、あると思うな…」
「その夢は…希さんたちにおっぱい揉まれる夢ですか?」
「!!…ち、違うよ…」
「図星ですよね?」
「な、なんのことかな?」
「そう言ってましたもん『揉まないで』とか『ここじゃダメ』とか…あっ、遅くなってすみません…身体、拭きますね?」
話の途中ではあるが…俺が汚してしまった彼女の胸元…を、持ってきたウェットティッシュで拭こうとした。
「自分でやるよ…」
花陽さんが手を出す。
俺は箱から数枚引き出し、彼女に手渡した。 【289】
「じゃあ、俺は背中拭きますね?」
「えっ、背中?…背中は大丈夫だよ…」
「でも、床に寝転んでたから…汚いっすよ」なんてことを言って、勝手に拭き始める。
「うぅ…スースーするよぉ…」
「寒いですか?」
「少し…」
「アルコールで熱を奪っちゃいましたかねぇ?」
「そうかも」
「…ですよね。だったら、俺が温めてあげますよ」
俺はまた、彼女の隙を衝いて、後ろから抱き付いた。 【289】
「あっ…」
「『冷え』は女性の敵ですからね」
「そうだけど…」
作戦成功。
極々自然に、花陽さんとくっつくことが出来た。
そしてエレベータの時のように、後ろから彼女の腰に両手を回しホールドする。
「それで…どうなんです?」
彼女に密着したまま、再び問いか掛ける。
「なんの話だっけ?」
「寝言の話ですよ。エッチな夢、見てましたよね?しかもμ'sのメンバーに犯られちゃうような…」
「み、見てないよ、そんな夢」
「どうですかねぇ?まぁ…夢って起きた瞬間、忘れちゃったりするしますもんね」
「うん、確かに…でも、そんな夢は…」
「いや、ハッキリ言ってましたよ。『希ちゃん、ダメだよ…』とか『海未ちゃん破廉恥だよ』とか…『ことりちゃん、もっとしてぇ』とか『真姫ちゃん、花陽の事を好きにしていいよ」とか」
前半は本当。
後半は嘘。
「な、なんと!?そんなエッチな事を…あり得ないよぉ…いやいや…さすがにそんなことは…」
花陽さんは半信半疑って感じだ。
全否定しない…ってことは、それなりに自覚があるってことか…。
「これが花陽さんの願望からくるものなのか、実体験からくるものなのかわからないですけど…どっちにしろ、嫌いじゃないですよね?こういうことされるの」
俺はそう言い放つと、お腹にあった手を乳房へと移した。
「ひゃあ!!」
グッと力を入れ、花陽さんが身体を硬直させる。 【290】
「もし、花陽さんが…本当は女の人とそういうことしたい…って思ってるなら…俺が替わりに『女の人』になりましょうか?」
やりたい一心で、自分でも訳がわからないことを言い出した。
「替わりに…なる?」
「目を瞑ればわからないでしょ?エッチの相手が男か女かなんて」
「普通わかると思う」
「俺が東條希になりますよ!」
「えっ?…の、希ちゃんに?…えっと…それはだいぶ無理があるよね?」
「あぁ…確かに…俺と希さんじゃ、胸のサイズが、ちょっとアレですもんね…」
「いや、そういう意味じゃ…」
「では、さっき名前が出てきた人の中だと…海未さんなら、どうですか?胸のサイズも気にならないですよね?はい『園田海未役の矢澤虎太郎』ってことで」
「う〜ん…どこかで聴いたことあるフレーズ…」 【291】
「『花陽ちゃん、おっぱい触るわよ』」
「海未ちゃんは、そんな話し方はしないよぉ」
「しまった、そうか!そこまでは考えてなかったです」
考えてみれば花陽さん以外のメンバーとは、そんなに会ったことがない。
故に、どんな喋り方をするかまでは、さすがに知らない。
「それに…にこちゃんそっくりの顔で海未ちゃんだって言われても…」
「にこ姉ぇにそっくり?…俺が?…まぁ、良く言われますけど…ん?…あっ、じゃあ…」
「ん?…」
「『花陽、アタシの言うことがきけないわ〜け〜?もう、やるっていったら、やるんだからぁ♡』」
「!!…似てる…そっくり!」
「まぁ、伊達に弟やってないですから…」
姉ちゃんのモノマネなら、チョー自信ある。
番組に出れば、優勝できるクオリティーだと思ってる。
まぁ、姉ちゃんの知名度の問題もあるし…今後…一生、身内以外に披露することは無いだろうが。 【292】
「花陽ぉ…アタシとしたかったんでしょ?仕方無いわねぇ…付き合ってあげるわ♡」
「や…やめてよ、こたろう君…本当ににこちゃんに言われてるみたいだから…」
「なによぉ、遠慮はいらないって言ってるでしょ!」
「そう言われても…にこちゃんを…その…そういう目で見たことないし…」
「ふ〜ん…じゃあ、希はそういう目で見てるんだ?」
「はうぅ…い、いや…その…」
「まぁ、いいわ…アンタにその気がなかったとしても…アタシはしたいと思ってたわ、出逢った時から、ずっとね」
本当は、にこ姉ぇがどう思ってるか知らないけど…彼女に俺の気持ちを言ってもらった。 【293】
「花陽…アタシにはアンタが必要なの!わかるでしょ」
「花陽もにこちゃんのことは好きだよ!でも、その好きはこういう好き…じゃなくて…いやいや…違うよ!こたろう君に危なく騙され…」
「愛してるわ、花陽…」
「!!」
俺はにこ姉ぇのまま、花陽さんの乳首に唇を寄せた。
「にこちゃ…じゃなくて、こたろう君…」
最初こそ、俺を押しのけようとしていた花陽さんだったが…諦めたのか、それとも別の理由なのか…次第に腕の力が弱まっていく。
「一度でいいから、アンタのここ、こうしてみたかったねよねぇ」
「に…こ…ちゃん…」
俺は彼女のクニュクニュとした先端を…咥えて、舐めて、吸って…押して、摘まんで、弾いて…ひたすら攻める。
それと比例するかのように、花陽さんの漏らす吐息に含まれる『ハートマーク』の量が増えてきた。 【294】
俺は、なおも執拗に胸を弄る。
「んっ♡…んっ♡…あっ♡…ダメ…そんなにしちゃ…」
胸の感触だけじゃない。
花陽さんのその声がセットになって…俺の脳内を刺激する。
今は、自分が『イキたい!』というよりも、花陽さんを『イカせたい!』という気持ちが強い。
そうすれば、きっと…最後までしても、大丈夫…なハズだ。
そうこうしているうちに…彼女の腕が俺の背中へ巻き付いてきた。
「花陽さん!?」
やべっ!
つい、素に戻って『虎太郎』で呟いてしまった。 【295】
「はぁ…はぁ…ふぅ…ひどいなぁ…こたろう君は…あんなに…ダメって…言ったのに♡…」
花陽さんが腕に力を籠め、俺を強く引き寄せた。
「うぉお〜!花陽さ〜ん♡♡♡」
俺も彼女を強く抱きしめ、今度は唇に吸い付いた。
花陽さんもそれに呼応するように、俺の唇を吸う。
その行為は…さっきまでの感じとは全然違う。
物理的動作は全く同じでも、精神的な充実感がケタ違いだ。
これがキスというものなのか…。 【296】
「にこ姉ぇのままがいいですか?それとも俺に戻っていいですか?」
「こたろう君に戻っていいよ…にこちゃんでされると…これから…顔、見れなくなっちゃうから…」
「了解!」
俺の上下の歯の間を割って、花陽さんの舌が口内に突入してきた。
「ん…んむ♡…」
ぬるりとした感触が、俺の舌先に伝わってくる。
「花…陽…」
ちょっと彼氏気分で呼び捨てにしてみた。 【297】
『男の身体(の一部分)が女性の体内に侵入する』ことはあっても『その逆』はあまりない。
それを考えれば『女性が男の口内に舌を入れる』というこの行為は、男がチン○ンを挿入してるのと同じ意味合いん持つのではないだろうか。
いやらしい。
実にいやらしい。
俺も負けずに、応酬する。
入ってきた舌を押し返して、今度は自分のそれを捻じ込んだ。
「…ちゅっ♡…じゅちゅ…ちゅちゅう♡…」
お互いのそれを絡ませ合う音が、リビングに響く。 【298】
ベロチューでしばらく愛を確かめ合った(…と勝手に思っているのだが…)あと、俺の舌は、耳…首筋…鎖骨…脇…乳輪…乳首…お腹…おへそと移動した。
エロ動画で予習はしていたものの、もちろん、実戦は初めてだ。
見様見真似ながら、ぺろぺろと舐める度に、花陽さんの口から「ふぅぅんん♡…」という吐息が漏れるのだから、そんなに下手ではないのだろう。
彼女は全身の力が抜けたみたいで、俺にしがみついていた手が解(ほど)け『しなっ』と床に横たわった。
上から降りてきた、舌が下腹部へと差し掛かる。 【299】
顎の辺りにさわさわと陰毛が触れた、その時…「その先は…ダメ…」とストップが掛かった。
どうしてですかと訊く、俺。
「…今日…お風呂に入ってないから…」と返事があった。
「本当に言うんですね、そういうこと」
「本当に?」
「見たことあります、漫画とかで。でも、みんな必ずこう言うんですよ…『そんなの関係ない』って…」
某お笑い芸人のギャグではない。
そんなつもりで言ったのではない。
ここで、ぷっ!…と吹き出されては、折角の雰囲気が台無しだ。
だが、幸いにもそうはならなかった。 【230】
俺は一旦立ち上がり、寝転がっている花陽さんの顔に背を向けるように身体の向きを替えると、彼女のお腹に股がり膝を付いて腰を下ろした。
そして花陽さんの…ピッタリと閉じている太腿に手を捻じ込むと、間髪入れず、左右に引き裂いた。
それは自分でも驚くほどの早業だった。
リベンジ成功!!
「きゃあ!」
不意を突かれたのだろう、彼女の股間が無抵抗のまま、俺の眼前に晒される。
慌てて手で隠そうとするが、残念ながらそれは、俺の脚が抑え込んでいて動かせない。
「イヤ!!見ないでぇ!!」
花陽さんは俺が何をしようとしたのか悟ったようだ。
この期に及んで、バタバタと抵抗しようとしている。
「しーっ…静かにしないと、にこ姉ぇたちが起きちゃいますよ…」 【301】
「…むぐっ…」
花陽さんが口を一文字に結んだ気配がした。
「俺…まだ見たことないんですよ…本物のおマ○コ」
「ひゃあ!」
花陽さんの表情はわからないが、その小さな悲鳴から、メッチャ恥ずかしそうにしてるのがわかった。
それは俺も同じ。
そんな単語を人前で口にしたのも初めてだ。
言った俺も赤面してるに違いない。
彼女に背中を向けてるから、バレてはいないだろうが…。
「見なくていいよぉ…見なくていいから…お願いだから見ないでぇ」
「でも見ないと…どこをどうしたいいか、わからないじゃないですか」
「どこもどうしなくていいから」
あれだけ簡単にやらしてくれそうな雰囲気だったのに、それとこれとは全く別物ってことなのか?
でも、俺は引き下がらない。
「いやいや…そういうわけにはいかないです…」
そう言って、顔を股間に近づけた。 【302】
すん、すん…
すーはー、すーはー…
花陽さんに、聴こえるように、わざと大袈裟に鼻で呼吸をする。
「こたろう君のばかぁ!そんなところの匂いなんて嗅がないでよぉ」
「花陽さんのここ…スッゲーいやらしい匂いがします!」
正直、興奮してて、匂いなんて、全然わからないんだけどね。
言うだけ言ってみた。
「もう…変態過ぎるよぉ…」
俺もそう思う。
とにかく、今まで見てきたエロい漫画や動画に出てきた台詞を、必死に絞り出してる感じ。
でも、それで花陽さんのエッチな気持ちが高まるなら…それに越したことはない。
そして、今のところ、成功していると思っている…。 【303】
さて、改めて股間を眺めてみよう。
三角に形よく整えられた、ふんわりとした陰毛。
その奥に、うっすらと縦線が見える。
これが…いわゆるマン筋ってヤツだ。
そして、更にその先にはあるのが…赤と茶の中間みたいな色をしたお尻の穴。
強者(つわもの)どもは、ここを舐めたりするようだが…それはちょっと気が引ける。
いくら花陽さんが好きとは言え…エッチ初心者の俺には『アナル舐め』などというプレイはハードルが高い。
「花陽さんの…お尻の穴が丸見えです」
せいぜい彼女の羞恥心を煽るくらいが関の山だ。
「うぅ…そんなにまじまじと見ないでよぉ…」
花陽さんの肛門がキュッと締まったような気がした。 【304】
「女の人って、おマ○コ見られるとのと、お尻の穴を見られるの、どっちが恥ずかしいんですか?」
男の場合は圧倒的に後者だと思うけど。
しばらく待ってみたが、返答がない。
振り替えって、再度訊いてみる。
「おマ◯コとお尻の穴、どっちが見られるの恥ずかしいですか?」
「…ど、どっちもに決まってるでしょ…」
「俺はお尻の穴です」
「訊いてないから…」
「いや、だから…こんなにガン見されて、恥ずかしくないのかなって」
「恥ずかしいよ!恥ずかしいから…せめて明かりを消してよぉ…」
「ダメです!じっくり見させてもらうんですから!!…さて次はいよいよ…」 【304】
さっきにこ姉ぇのベッドでは拝み損なった場所。
今度はバッチリ、明るい照明の下、至近距離で観察できる。
黒い草むらを搔き分けると、一本の裂け目が現れた。
その左右に人指し指を添え…ゆっくりと拡げていく。
「ひゃあ…」
花陽さんが小さく悲鳴をあげた。
「うぉぉ!!…これが花陽さんの生マ○コ!!」
正直なことを言えば『グロっ』って思った。
エロい二次画像で見るような…あんな綺麗なサーモンピンクではない。
寧ろぱっくりと割れてしまった深い切り傷みたいな…赤い生肉の色。
それが第一印象だった。
「はぅぅ…拡げて見ないでぇ…」
「拡げないと、中が見えないです」
「見なくていいよぉ…」
さっきの会話が繰り返される。
じっと見ていると、どこかに吸い込まれていきそうな…そんな不気味さをも感じる。
いや、実際は吸い込まれるどころか、逆にこんなちっちゃな穴から赤ちゃんが出てくるんだから、訳がわからない。
人体の神秘だ。 【305】
更によく見てみる。
なるほど…。
よく女性器を、アワビとか赤貝とかに例えたりするけど、言われてみればその通りだ。
確かに似ている。
いや、もう…それを見たら、おマ○コにしか見えないかもしれない。
そんなことを考えるのは俺だけなのか?
それとも男はみんなそんなそうなのか?
そのアワビの先端に…プチっとした小さなイクラのような膨らみを見つけた。
これが…クリ○リス…。
女の人は『膣派』と『クリ派』に分かれるっていうけど…果たして花陽さんはどっちなのかな? 【306】
女の人を気持ちよくさせるポイントとして『Gスポット』というのがあるらしい。
だいたいの場所も知っている。
だが、膣内に指を入れたこともない俺が、いきなりそこを探し当て、花陽さんん絶頂に導ける自信は、まったくない。
それならば…
まずはクリ◯リスという、目に見える標的にアタックするのが無難だろう。
俺は人差し指で、小さく膨らんだ突起物に触れた。
「んっ♡』
花陽さんが、直ぐに反応する。
よし、ここだ!
攻めるべき場所を確信した俺は、そこを指でグリグリと擦り付けた。 【307】
「こ、こたろう君…ちょっと痛い…」
花陽さんが俺に訴えた。
「あっ!すみません」
慌てて謝る。
力を入れ過ぎたのだろうか?
花陽さんを気持ちよくさせたい…とか言っていたのに、このザマだ。
情けない。
「でも、こっちは初心者なんだから仕方がない」
…などと、ある種、開き直りにも似た、自己中な理論を頭の中で展開させる。
とは言っても、このままじゃ成長できない。
訊くは一時の恥、知らぬは一生の恥…だ。
「えっ…あ…強すぎましたか?」
自覚はある。
「…う、うん…ちょっと擦れて痛かったから…ごめんね、もうちょっと…その…優しくして欲しいなぁ」
「なるほど、それはそうですね」
ここは焦らず、じっくりと…。
俺は指先を舐めて、たっぷりと湿り気を与えてから再チャレンジした。 【308】
「いきますよ?」
今度は触れるか触れないか、ビミョーな力加減で、軽く撫でてみる。
「ぅん♡」
花陽さんの脚にギュッと力が入ったのがわかった。
指先で円を描くように…静かにゆっくりと。
時折、押してみたりして、アクセントも加えてみる。
すると…歯を食い縛って声を出すのを我慢はしているのか、花陽さんの鼻息だけが聴こえてくる。
何度か指舐めからのクリ弄りをしていると「…ぅん…んん♡…ぅん…んん♡…」と俺が動かす指のリズムに合わせ、花陽さんの鼻息は、吐息へと変わっていった。 【309】
「…こたろう君…」
「はい?」
「…中も…触って…」
おっと…これはまさかの…花陽さんからのお願い?
「中…ですか?」
「…うん…ちょっとでいいから…」
「ちょっと…ですね?」
指示された通りに、指先を膣内に埋める。
すると、指先にとろみ成分多めの液体が纏(まと)わりついてきた。
あっ!
これは…
愛液だ!!
ヌルッとした感じは、俺の相棒が漏らす先走り汁と似た感じ。
お互い、スムーズにエッチするために備わった機能が同じだから、それはそうなのだろう。 溝に沿って、指先を何度か往復させるうちに「ちゅぷ、ちゅぷ」と音を立て、それが滲み出て来た。
「…はふぅ…はぁ…はぁ…ふぅ…」
一度、滲み出てきてからというもの、堰を切ったように、どんどんとそれが溢れ出てくる。
比例するように、溝を沿う指の往復も滑らかになってきた。
「…あっ♡…はぁ…はぁ…ふぅ…」
花陽さんの吐息を聴きながら…徐々に深いところへと、指先を埋めていく。
にゅぷ…ぷちゅ…くちゅ…
まだ第一関節くらいまでしか出し入れしていないが、そのたびに卑猥な音がリビングに響いた…。 【311】
「花陽さんのマ○コ、濡れ濡れじゃないですか!いやらしい汁がいっぱい出てきますよ」
「…はぁ…はぁ…ふぅ…はぁ…はぁ…」
「聴こえますか?」
そう言って、また指を行き来させると「ちゅぷちゅぷ」と、秘部から音が沸き立った。
「あぁ、スゲーやらしい」
振り返って花陽さんを見ると、恥ずかし気に顔を背けた。
「身体は正直ですね!」
これも一度言ってみたかったセリフだ。
まさか初めて言う相手が、花陽さんだとは思ってなかったけど…。 【312】
たっぷりと溢れ出てくる愛液を指に馴染ませてから、クリに触れた。
「あふぅん♡」
大きな声を上げて、花陽さんは身体を波打たせた。
「ここ、気持ちいいですか?」
相変わらず返事はないが、構わずクリを撫でまわす。
トゥルン、トゥルンと滑るようにして、指先が小さな突起を捉える。
「…う…ぅん♡…はふぅ…ふ…ぐ…ん♡…」
俺の脚が花陽さんの手をロックしているので、自分で口を塞ぐことは出来ない。
なんとか大きな声を出すまい…と身を捩(よじ)って、快感と羞恥心の狭間で葛藤しているのがわかる。 【313】
時折、膣内に指を入れ淫汁を補充しながら、クリクリと攻め続ける。
「…うっ…はあっ♡…あっ♡…あっ♡…ぁん♡…ダメ…ダ…メ…ダメ…」
「何がダメなんですか?」
「そんなに…触…ちゃ…ぁん♡…ダメだよ…あっ♡…あっ♡…」
「どうしてダメなんですか?」
「…ちゃう…から…」
「はい?」
「…声が…ふぬっ…っちゃう…の…あっ♡…」
「声が…何ですか?」
「…声が…出ちゃうから…はぁ♡…はぁ♡…大きな…声が…出ちゃう…か…ら…あぁん♡…」 【314】
「ダメですよ!ガマンしてください!にこ姉ぇたちにバレたら、俺も花陽さんも、終わりですから」
まぁ、巻き込んだのは俺だが。
「…はぁ…はぁ…無理だよぉ…声…出さないなんて…出来ないよぉ…」
「どうしてですか?」
「だって…あっ♡…あん♡…気持ち…いいんだもん♡…だから…お願い…手を…離して…はぁ…はぁ…はふぅ…あっ♡…あっ♡…」
だが聴こえないフリをして、俺は指を動かすのをやめない。
寧ろ、撫でるスピードと刺激する強さを、少しづつ上げていく。
「…あっ♡…こた…ろう…く…ん…あん♡…お願い…手を…離し…あぁ…ダ…メ…」
首を左右に揺らしながら、泣きそうな声で俺に訴えている。 【315】
「バレたら…責任取ってくださいね?」
この辺りがベストタイミングなのだろう。
俺は持てる力を最大限発揮して、花陽さんのぷっくりと膨れた『恋のボタン』を連打した。
「…あっ♡…あっ♡…あっ♡あっ♡あぁ♡あぁ♡…あぁぁぁぁぁぁぁぁ…っく…はふっ…イッ…ちゃ…う…あっ♡…イクっ♡…イクっ♡…イク♡イク♡イク♡イク♡…あぁ、イッちゃう〜…」
あ〜あ…
あんなにダメだって言ったのに…。
花陽さんは大きな声を出しながら、ビクビクビクっと全身を震わせて絶頂を迎えたのだった…。 【316】
「イッちゃいました?」
俺の問い掛けに、花陽さんは肩で息をしながら、こくりと頷いた。
「それは良かったです。でも…ダメじゃないですか…そんなに大きな声を出しちゃ」
「…はぁ…はぁ…それは…無理だよ…ふぅ…ふぅ…無理…はぁ…はぁ…」
「次は…手を解放してあげますから…ちゃんと約束守ってくださいね」
そう言って俺は、花陽さんの腕に乗せていた足を降ろす。
ちょっとした拘束から解放され、自由を獲た両腕をプラプラとさせながら、彼女が「ふぅ〜…」と大きく長い息を吐いた。
それから、一呼吸遅れて「…つ…ぎ?…」と訊き返してきた。
「もちろん。これで終わりな訳ないじゃないですから」
「…そ、そうなの?…」
どういう意味の「そうなの?」なのだろう?
できれば「まだ、してくれるの?」という期待を込めた言葉であって欲しい。 【317】
だが「もう、大丈夫だよ。えっと…その…充分気持ちよくなったし…これ以上は…ね?」とお断りの方だった。
「あれで俺の感謝の気持ちが伝わったとは思えません。まだまだです
!」
「伝わった!充分伝わったよ!ありがとう。あとは気持ちだけで…」
花陽さんは当然のことながら。渋る。
しかし…
「突然ですが、速報です!」
「速報?」
「朗報と言ってもいいかも知れません!!」
「はぁ…」
彼女は不思議そうな顔をして俺を見た。
「じゃ〜ん…復活しました!!!」
俺は立ち上がると、威風堂々と甦った相棒を、誇示してみせた。
「復活しちゃたのぉ!?」
素で驚いたらしく…姉ちゃんたちにバレたらおしまいだ…と言っているにも関わらず、花陽さんは大きな声をあげた。 【318】
「はい…花陽さんがあまりにエロ過ぎて…やっぱり、大人しくしてるのは無理だったようです」
「…そ、そうなんだ…」
「…というわけで、例の約束も復活しました」
「例の約束?」
「はい、花陽さんがコイツを鎮めてくれる…という話です」
「あっ…」
「察しの通りです。つまり、今ここですべき事は…花陽さんは俺は気持ちよくさせて、俺は花陽さんを気持ちよくさせる」
「…」
「どっちも損をしない、これぞWIN-WINの関係…だと思いませんか?」
「こたろう君って…こんなに饒舌だったんだね?」
花陽さんは大きくな瞳をパチクリさせながら…俺を見た。 【319】
「自分でもビックリしてますよ。俺、こんなに喋るんだ…って。まぁ、それも全部花陽さんのせいなんてわすけどね」
「私のせい?」
「そんないやらしい身体してるのが、いけないんです」
「うぅ…そんなこと言われても…」
「それより、早くしましょう。モタモタしてたら、世が明けちゃいますよ!」
「…あ…うん…えっと…」
「舐めて欲しいです!」
「えっ?」
「口でして欲しいです!」
花陽さんとエッチ出来るなんて、もう一生訪れない。
こうなったら、是非、フルコースで味わいたい。 【320】
「まず…さっきとは逆に…こうします」
俺は仰向けに寝た。
「…」
「…で、花陽は逆向きになって、俺の上に乗ってください」
「!!」
「はい、わかりましたね?そう、ご存知『シックスナイン』ってヤツです!!」
「ご存知…って…」
「とぼけても無駄ですよ!…いや…やり慣れてる…って言われても、それはそれでショックなんてわすけどね…」
俺は花陽さんのことが好きだ。
エッチな花陽さんは、もっと好きだ。
でも、それは俺だけであって欲しい。
「そうですね…まぁ、敢えて説明しますと『舐めっこ』ですね。花陽さんは俺のココを…俺は花陽さんのソコを…」
俺は花陽さんの股間に視線を送った。 【321】
「一応、確認だけど…お断りする…って選択肢はあるのかな?」
「ないです!」
即答。
我ながら、冷たい男だ。
「そもそも…『大きな声を出しちゃダメだ』って言ってるのに、花陽さんが『無理』って言うから…だったら俺のココを咥えてれば、口が塞がるから大丈夫じゃないか?…っていう話で。俺も気持ちよくなれるし…一石二鳥ってことですよ」
「…すごい理屈だね…」
自分でもそう思う。
この状況でよくそんな言葉が出てきたもんだ。
「…ということで、さぁ、早く俺のチン◯ンを舐めてください!」
俺はグイッと腰を持ち上げ、相棒を突き出した。 【322】
「うぅ…男の人のを舐めるのって…苦手だなぁ…」
花陽さんがポツリと呟いたのを、俺は聴き逃さなかった。
苦手だなぁ…か。
ということは、やっぱり過去に経験済み…ってことだよなぁ…。
いつ?どこで?誰と?何して?どうなった?
作文の基本みたいな言葉が頭に渦巻く。
苦手っていう意味は…ただ上手じゃない…ってことなのかな?
それとも、無理やり突っ込まれたりして、それがトラウマになってるとか…。
だけど、今、それを考えていても仕方ない。
もう止められない、今が全て…だ。
とはいえ…実は俺も少しアソコを舐めることに戸惑っている。
お尻の穴ほど拒否反応はないが、なんとなく怖さを感じている。
強がってはいるが、所詮、童貞。
メチャ、ヒビってる。
だが、そんな俺に神が降りてきた。
ヤりたい…という念が、通じたようだ。 【323】
「いいこと思い付きました」
「いいこと?」
「フェラするの…イヤなんですよね?だったら、こうしません?俺のココに何か付ける…ってのはどうでしょう?」
「何か付ける?…」
「例えば…蜂蜜みたいなのとか…甘いものを付けておけば、舐めるのも苦にならないでしょ?」
「蜂蜜?」
「何かないかな?」
俺は起き上がって、キッチンの周辺を漁った。
しかし、そう簡単に見つかるハズはない。
そこで、捜索範囲を冷蔵庫の中にまで拡げることにした。
「花陽さんはマヨラーですか?」
「私?…え…えっと…マヨラーではないかな…」
「じゃあ、これは却下だな…」
「待って、こたろう君…食べ物をそういうことに使うのは…」
「いいから、いいから…俺に任せてくださいよ!…あと使えそうなのは…ケチャップ…ソース…醤油…わさび…からし…って調味料系は全部ダメだなあ…あっ!!…こんなところにジャムがあるじゃん!これ、イケんじゃね?」
見つけたのは、大きなビンに入ったイチゴジャム。
開けたばかりなのか、まだ中身はたっぷり残っていた。 【324】
ビンと、食器棚にあったスプーンを持ちテーブルへと運ぶ。
そしてフタを開けたあと、ジャムを掬(すく)い、手に移す。
これを3度繰り返した。
すぐさまイチゴの甘い香りが、鼻をくすぐる。
「あっ…いい匂い…」
思わず花陽さんが声をあげた。
「舐めてみます?」
俺はジャムの付いた指先を、彼女の口元へと、半ば強引に宛てがった。
仕方ないなぁ…と苦笑いしながら
花陽さんが唇に付いたジャムを指で拭(ぬぐ)い、それをペロッと舐める。
「うん、美味しいよ」
花陽さんはにっこりと微笑んだ。 【325】
「じゃあ、そのままの勢いでいっちゃいましょう!』
ひんやりと冷たかったジャムは、しかし、瞬く間に人肌のぬくもりとなった。
俺はベトベトになった手を、威嚇するかのように怒張している自分の相棒へ擦り付ける。
「フランクフルトのストロベリーソース仕立てです。さぁ、召し上がれ」
そう言って俺は大の字に寝転んだ。
「もう…本当にしなきゃダメ?」
「往生際が悪いですよ。自分からしてくれないなら、無理やり口に押し込みますよ!」
「!!」
「でも、そんなことはしたくないんで…わかりますよね?」
花陽さんは、黙って小さく頷いた。
意を決したのか、彼女は俺の開いた脚の間に、移動した。
そして膝を付き、上半身を丸める。
ゆっくりと花陽さんの顔が、俺の相棒へと近づいてきた…。 【326】
ちゅっ♡…
花陽さんの唇が、先端に触れる。
その瞬間、相棒を通じて全身に雷が走った。
おぉ!!
ついに、花陽さんにフェラをしてもらう時が訪れたぜ。
興奮が止まらない!
でも、これからが大事だ。
すぐに出ちゃわないよう、気を引き閉めないと。
何年も夢を見てきて、たった数秒で終わりじゃ、あまりに悲しすぎる。
だが…果たして耐えられるだろうか。
花陽さんは最初に軽くキスをしたあと、まるでアイスクリームでも舐めるか如く、舌を動かしていく。
それは、俺が付けたジャムだけを掬い取っているようだった。
その舌の感触が…気持ちいい。
ペロリと舐められる度に「ぉお…」と声が出る。
「ジャム…追加してもいいかな?」
花陽さんから追加オーダーが入った。
「えっ?あ…あぁ…どうぞ」
花陽さんは自ら、テーブルの上に置いてあったビンとスプーンに手を伸ばした。 【327】
ジャムの入ったビンにスプーンを突っ込み、それを掬うと、俺の相棒へボトリと垂らした。
「ジャムさん、ごめんね…」
こんなことに使っちゃいけないのに…と自戒の念があるのだろう。
花陽さんは小さな声で謝った。
「俺にもください」
「こたろう君も?」
首を傾げながらも、ビンを俺に手渡した。
「じゃあ、続きをお願いします」
「う、うん…」
「ただし…今度は身体の向きを変えてくださいね」
「ん?」
「俺の顔を跨ぐようにしてください」
「!!」
「じゃないと『舐めっこ』できないじゃないですか!」
「そ、それはそうだけど…」
花陽さんは、恥ずかしげに目を伏せた。 「なに、もじもじしてるんです?もう、おマ◯コも、お尻の穴もバッチリ見ちゃってますから。今更恥ずかしがっても、無駄ですよ!!」
俺は花陽さんを押し倒して覆い被さると、自らの向きを反転させた。
そして腕と脚を使って、彼女の身体をホールド。
「よっ…と」
「ぴゃあ!」
寝転んだまま、勢いを付けて身体を捻りクルリと半回転。
見事、俺と花陽さんの位置は、上下逆になった。
あまりの早業に「こたろう君…本当に初めてなの?」と疑問の声があがる。
「どれだけ頭の中で、あなたを犯してきたと思ってるんですか?…何百回、何千回、何万回?…こういうこともシミュレーション済みですよ!…まぁ、こんな上手くいくとは思いませんでしたけど」
「はぅ…」
「さぁて…俺も花陽さんを気持ちよくしてあげないとね」
手早くスカートを捲りあげ、彼女の股間が俺の眼前にくるよう、ずりずりと身体をずらして、位置を調整する。
俺の目と鼻の先には…最初に見た時より内部がヌメヌメと光っている…パックリと開いた花陽さんのマ◯コがある。
逆に花陽さんの目の前には…赤紫色に化粧して、甘い匂いを纏った…俺の相棒がいる。 【329】
実の事を言えば…自分のを舐めさせて言うのもなんだが…お尻の穴ほどではないにせよ、マ◯コを舐める…という行為にも、若干の抵抗がある。
そもそも、男にはない文字通り『生理現象』がここで発生するわけで…衛生的観点から考えても、色々『怖い』のだ。
でも、これはきっと、俺が大人になるにあたって、立ちはだかる壁。
壁は?
壊せるものさ!
倒せるものさ!
自分からもっと力を出してよ!
勇気を出せば未来が見える!
その為の助っ人…アイテムが、このイチゴジャムだ。
俺はビンの中身を指で直接掬うと、花陽さんの秘部へと擦(す)り付けた…。 【330】
白くて柔らかなお尻を、両手でガッツリと掴み…陰部へと唇を寄せた。
ぺろっ♡
さっきまで指で弄り倒したクリを、舐めてみる。
「ひゃぁん♡」
花陽さんが色っぽく悲鳴をあげた。
「クリ◯リスって、イチゴの味がするんですね?」
「それはジャ…ムのあ…じ…んっ♡…んはっ♡…」
マ◯コに擦り付けたジャムを、舌で丁寧に刮(こそ)ぎ落とす。
その度に甘ったるいイチゴシロップのような、濃厚な味が口の中に広がっていく。
あとできっと、めっちゃ喉がかわくだろうな…なんて思いながら、舐めまくる。
「…ふぅん♡…んぁ♡…ぁあ♡…」
だんだんと花陽さんの声のボリュームが大きくなってきた。 【331】
「花陽さん!声!」
「あっ…ご、ごめ…んっ♡…あっ♡…あっ♡…」
注意しておいて…でも、舐めるのもはやめない。
ジャムの色…ではなく、充血して赤くなったクリ◯リスをレロレロと集中して攻める。
「むっ…ふぬっ…ふぁ…そこ…そんなに…舐めたら…はぁ…はぁ…ふやけちゃ…あっ♡…あっ♡…ぁあ…」
「ほら、ほら…言ったでしょ?ガマンしても声が出ちゃうなら、ちゃんと俺のチン◯ン咥えてって!」
「うっ…うん…そう…そうだった…ね…」
言い終わるか終わらないうちに、俺の相棒が、花陽さんの口の中へと消えた。 【332】
「のはっ♡」
今度は俺が声をあげてしまった。
ずっと硬さを維持していたものの、しばらく放置されていた相棒が、突然、生暖かな空間へと飛び込んだから…それはそうなる。
花陽さんが口の中で舌を動かす。
ヤバイ!
もう、それだけで出ちゃいそうだ。
だが、さっき胸元へ放出したばかり。
少しは頑張れるハズ。
こうなったら、絶対、出る前にイかしてやる。
俺はジャムをマ◯コに補充して、再び、舐めることに専念した。
ちゅ♡…
じちゅ♡…
お互いの攻める音が、部屋にこだまする。
「うっ…うぉ…すげぇ…」
花陽さんは口を上下に動かしながら、同時に俺の相棒に舌を纏わりつかせる。
「むぐっ♡…ふぬっ♡…ずちゅ…ずちゅ…はぶぅ…」
そうしながら花陽さんも、俺の攻撃を受け、身体を捩って身悶えている。 【333】
必死にクリを舐め続けていると、鼻先から水が垂れてきた。
最初は自分の汗…いや、鼻水かと思ったが…どうやら出所は違うようだ。
「あぁ…また…おマ◯コから…いやらしい汁が…溢れて…きたよ…」
「…むぐっ…じゅる…んぐっ…」
俺の言葉が途切れ途切れなのは…聴こえてるのか、聴こえていないのか…彼女がフェラをやめないからだ。
彼女の口と舌が動く度、出そうになるのを堪えると、そういうことになる。
花陽さんは、どうやら先にイカして、この闘いから脱しようとしているようだ。
何度も言うが気を抜いたら、一気なやられる。
攻めるだけでなく、守りにも気を使わなくてはならない。
しかし『攻めは最大の防御なり』という諺もある。
そっちがそうなら、こっちも次のステップに進もう…。 【334】
ぴちゃぴちゃと、犬が器に入った水を舐めるかのように、わざと音を立てながら、流れ落ちてくる淫汁を舌で掬っていく。
「…ぅふっ♡…はぁ…はぁ…じゅぼ…はんっ♡…あっ♡…はぁ…はぁ…」
花陽さんは、俺の相棒を咥えては喘ぎ、また咥えて喘ぐ。
「ほらほら、声を出さないで!姉ちゃんたちが起きちゃたっらどうするんですか!」
「…はぁ…はぁ…うん…ごめ…んぁ♡…ちゅぱ…じゅぶっ…じゅびゅ…」
謝るのもそこそこに、また口に含み、上下させるスピードを早めていく花陽さん。
「うぉ!…やべ…気持ちはいい…」
とはいえ、自分で煽っておいて、負けたらシャレにならない。
俺は再びたっぷりとジャムを手に取ると、彼女の『内部』へと送り込んだ。
「ぁひゃあ!」
花陽さんが、悲鳴だかなんだか、よくわからない声を出した。 【335】
これまでクリを中心に攻めていたが、ポイントを移す。
彼女のより『深いところ』へ、舌を伸ばした。
「あうぅ♡…ダ…メ…そんな…とこ…」
「こっちのことはいいから…べろべろべろ…花陽さんは自分の仕事をしてくださいよ…れろれろれろ…」
「んっ…あぁ♡…はぁん♡…はぁはぁ…んっ♡んっ♡んっ…」
「あぁ…すげぇ…ジャムが溶けて…花陽の汁で…シロップみたいに…溢れてくるよ…もっと、いっぱい、舐めちゃお!」
「ひぁあ♡…あふぅ…ふぅ…むん…あっ♡…あぁ…あぁ…あぁ♡…あぁ♡…」
一時はノーアウト満塁…下手したら内野ゴロでも1点献上…というところまで追い込まれだが、なんとか無失点で切り抜けた。
寧ろ今は、逆に相手を攻め立て、一打逆転のチャンスを作った。 【336】
お尻を掴んでいた手を離し、自分の足元の方へと伸ばすと、彼女の胸へと触れた。
見えていたわけではない。
ある意味、本能的な行動だった。
「おっ!?」
もう、それがお約束の如く、おっぱいにさわったら、まず乳首。
彼女の性感帯を見切った俺は、人差し指と中指で先端を挟みながら、乳房全体を揉みしだく。
もちろん、舌を動かすのは忘れない。
「…ふぁ!!…いっ、一緒に…触っ…ちゃあぁぁ♡…いや…そんな…ダ…メ…はぁはぁ…あぁ♡…んあ♡…」
「やっぱ乳首…感じちゃうんだ?」
「…ぅん♡…」
「同時に攻められて…気持ちいいの?」
「…ぅん…」
「気持ちよかったら、気持ちいいって、ちゃんと言って!」
「…はぁ…はぁ…気持ち…
いい…よぉ♡…」
「もっと気持ちよくなりたい?」
「ふぅ…ふぅ…なり…たい…」
「じゃあ…ちゃんとお願いしてください」
今の花陽さんは、さっきの俺と逆で、ノーアウト満塁のピンチを背負い、カウントはスリーボールナッシング。
もうボール球はひとつも投げられない…ってとこまで、追い込まれた感じだろう。 【337】
昔からイメージしていた通り。
花陽さんは絶対『M体質』だ。
攻めれば攻めるほど、もっとエロくなるに違いない。
だから、もう少し意地悪く『言葉攻め』をしたいところだが『喋る』と『舐める』を同時に行うことは難しい。
それに余り焦らし過ぎるのも良くない。
『イク』タイミングを逃すと、一瞬にして身体も気持ちも冷めてしまう…という話も見たことがある。
そうなると、もう、ここまでのことは出来ないかも知れない。
ならば、頑張ってスパートを掛けよう! 【338】
しかし…普段から舌を鍛えている訳ではない。
どれだけの時間が経ったか知らないが、舐める続けるだけの持久力が、この部位には備わっていなかった。
ペロペロキャンディーだって、こんな長い時間、舐めやしないだろう。
舌が限界が近づいてきた。
痙攣(つ)りそうになる。
今度からはチン◯ンだけでなく、舌も筋トレが必要だ。
そんなこともあり、胸を揉んでいた手を離し、指先で攻撃をしようかな…と考えていた時だった。 【339】
「うぅ〜ん♡」なんて色っぽい声と共に、いきなり花陽さんが上体を起こした。
「ぐほっ!」
俺の顔が彼女のお尻に押し潰される。
「!?」
何が起こったのか、理解するまでコンマ何秒かの時間を要した。
だが、すぐにわかる。
花陽さんは膝を付いた姿勢で、俺の顔に跨がったのだ。
所謂『顔面騎乗』ってヤツだ。
俺の攻撃に焦れてしまったのだろうか?
「早くイカせてよ!」とばかりに、グリグリとお尻を押し付けてきた。
柔らかなテンピュール枕のような『尻たぶ』が、俺の両頬をふんわりと圧迫する。 【340】
先に崩れたのは彼女の方だった…。
ボール球ひとつも投げられない…という追い込まれた状況ではあったが、まさかの『ボーク』による失点。
そんなところだろうか。
俺は労せず、ホームを踏み入れたことになる。
むしろ、このままなら、下手に動かないでいた方がいいかも知れない。
打って出て、ホームゲッツーになるよりは、黙って立っているだけで四球、死球、暴投なんかを犯して、勝手に自滅してくれそうだ。
そして、再び、ランナーが溜まったところで、だめ押しの一打を放つ。
これで1イニングで2桁得点は確実。
チョー大量点ゲットのチャンスがやって来た。 >>402
ひねくれ難癖馬鹿。お前はいい加減みんなからウザがられてるの自覚しろ。 【341】
ところが、俺は俺で、そんなに余裕があるわけじゃない。
中途半端にフェラをして貰ったお陰で、相棒は暴発寸前のところまできている。
幼い頃の…まだ勃起という生理機能がよくわかっていなかった時の…おしっこがしたいのにトイレに行っても出ない感覚…が甦る。
早く俺もイキたいという気持ちは、花陽さんと同じなのだ。
しかし、既に彼女は俺への奉仕を放棄してしまっている。
自分の快感を求めることの方に、優先順位がシフトしている。
こうなると「大きな声を出さないよう、俺のチン◯ンを咥えてろ」というのは、この状況ではちょっと無理だろう。
まぁ、両手がフリーになった今は、自分で口を塞いでくれればいいだけだ。
もっとも、それが出来るならば…ではあるが。 【342】
花陽さんが起き上がったせいで、俺の手は胸から離れた。
もし彼女が全体重を架けて、俺の顔の上に座り込んでしまったら、窒息死してしまうだろう。
たがら、そうならないように、その空いた手でお尻を支えている。
それでもなお、クイクイと腰を波打たせ、花陽さんは俺の顔を押し潰そうとする。
これはもう、完全にエロスイッチが入っているに違いない!!
俺は舌を窄(すぼ)め、前へと突き出した。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています