0292名無しで叶える物語(らっかせい)
2021/01/14(木) 20:45:14.77ID:VAYf1jIqしずく「お疲れ様」
かすみ「しず子!」
しずく「即興にしてはうまくいったんじゃない?凄く盛り上がってたよ!」
かすみ「ま、まぁそれなら良かったけど〜」
しずく「ちょっといい?」ニギニギ
かすみ「ん?…これって」
しずく「演劇祭のお礼!似合うと思って買っておいたの」
かすみ「…えっ、…は?」
カットー
かすみ「…ねぇ、いくらした?これ」
しずく「50万くらいだったかな」
かすみ「ていうかさ、これ結婚指輪だよね?今度はなんのいたずら?」
しずく「いや私の気持ちだけど…」
かすみ「重すぎるよ!!プレゼントで結婚指輪渡す女子高生何処にいるんですか!?」
しずく「ここにいますよ♡」ユビサシ
かすみ(えぇ…)
しずく「…かすみさん、返事は?」
かすみ「いや、うん…突然言われても…ねぇ?」
しずく「ごめん、やっぱそうだよね…」
かすみ「かすみんは今、15歳で、しかも同性にプロポーズされる人生を歩んでる現実に脳みそが処理しきれないんだよ…」
しずく「…返事は急がないから。ゆっくり決めて?」
かすみ「そんなこと言われても…」
しずく「私、かすみさんが出す答えなら、どんな結末でも納得できるから!ちょっと水飲んでくるね!」フリフリ-
かすみ「う、うん…」
かすみ(どうすんのさ、これ…)