スクスタの演じる私が本当の私って何も答えになってないとずっと思ってたからアニメのは腑に落ちる展開だったわ。
スクスタのはなんで自分を演じ続けるのかに全然迫れてないんだもん。お芝居が好きだから、というのは表層的な理由でしかなくて、じゃあなんでお芝居が好きなのかの追及がない。
現実に演劇部にいるようなやつを見れば一番わかると思うが、そこにはやはり自分を受け入れられない自分がいるからなんだよ。
この壁を乗り越えないと、端的に言えばキムタクの「ちょ、待てよ」みたいに、この人じゃないと出来ない演技みたいなものに辿り着けない。
実際スクスタしずくも、しずくにしかできない演技とは何かについては描かれてない。演技派系スクールアイドルという表層的な個性としては描かれているけど、これだと堂々巡りしているだけなのよな。