0018名無しで叶える物語(やわらか銀行)
2020/10/18(日) 23:57:53.97ID:rXFdQwJA否、閃いたというより、ふと尋ねてみたくなったのだ。
梨子「ねえ、曜ちゃん。これ、頭に当てる自信ある?」
曜「え、これ? どうだろな〜? やってみないと……」
梨子「じゃあよろしく。タイミングはまた伝えるから」
曜の運動センスを信じて、梨子は化物の前へと踊り出る。
梨子「こっちよ、化物!」
化物が梨子に向かって行く。
梨子はゆっくりと、タイミングを見ながら引き寄せる。
そして化物が、身体を後ろに大きく反らした瞬間。
梨子(今っ!)
梨子は全力で、化物の懐へと突っ込んでいく。
そして衝撃波と同時に飛び込み前転。
化物の放った衝撃波は梨子の真上を通過し。
梨子は立ち上がって化物とすれ違うように後ろへ回る。