銃を構える。威嚇。撃つ気はなく、直接当てるつもりはない。

千歌「り、梨子ちゃん!?」

ルビィ「わっ!!」

 咆哮。反射。衝撃波。
 構えていた銃が、衝撃を受けて吹っ飛ばされてしまう。

千歌「うそぉっ!?」

曜「ど、どうするの!?」

梨子「……」

 正直、これは予想しろという方が無理がある話。
 いくらなんでも、超常の力を使う人が出て来るなんて。