半沢直樹「国立音ノ木坂学院の再建?」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
頭取「ああ」
頭取「やってくれるか?半沢次長」
半沢「…」
半沢「…はい」
半沢「…かしこまりました」
頭取「そうか」
頭取「頼んだぞ、半沢」 ■ 女子更衣室
黒崎(ふっふっふっ)
黒崎(直樹もこれで終わりねぇ〜)
黒崎(女子更衣室にビデオカメラを仕掛けた、なんてことが明るみに出ればっ♪)
黒崎「ほら!なにをやっているの!?」
黒崎「早くビデオカメラを探しなさい!?」
男A「そ…それが…」
男A「先ほどから探しているのですがどこにも見当たらないんです…」
黒崎「はぁー?そこの電子ロックを撮影しているはずよ?」
男A「わかってはいるのですが…」
黒崎「はぁ…もういいわ」
黒崎「あたしが探すからどきなさい!!」スタスタスタ ■ 校庭
田島「部長…大丈夫なんですか…?」
半沢「……」
半沢「……正攻法ではないからな」
半沢「……見つかることはないと踏んでいる」
田島「そ…そうでしょうか…?」 ■ 女子更衣室
黒崎「………」
黒崎「……どこにも見当たらないじゃない!?」バンッ!!
黒崎「……どうして…!?直樹は絶対に更衣室のどこかにカメラを仕掛けたはずなのよ!?」
黒崎「…………あら?」
男A「どうかされましたか?」
黒崎「………」
黒崎「………」
黒崎「……わかっちゃった♪」
男A「本当ですか!?」
黒崎「そこに鏡台があるでしょう」
男A「…!!」
黒崎「」スタスタスタ
黒崎「この鏡と電子ロックの角度から察すると〜♪」
黒崎「」スタスタスタ
黒崎「ビデオカメラは…」
黒崎「………」
黒崎「………」
黒崎「この椅子の隙間ね!?」バッ!!!
黒崎「……」
黒崎「……」
男A「こ……これは…!!」
男A「ビデオカメラ!!」
男A「…………ではなく……………かりんとう……?」
黒崎「……」
黒崎「……」
黒崎「……ど……どういうことなのよ!?」バンッ!!! ■ 校庭
田島「今…すごい音がしましたね…」
半沢「ふふっ」
半沢「どうやら見つからなかったようだな」
田島「えっ!?」
黒崎「」スタスタスタ
黒崎「……直樹!?」
黒崎「……どういうことなの!?」
半沢「どうかしましたか?黒崎検査官」
半沢「捜査中だというのに随分とお暇なようだ」
黒崎「……」グググッ…
黒崎「……」
黒崎「……」
半沢「もしかして『当てにしていたもの』が見つからなかったのでしょうか?」
半沢「国税庁が何の成果も出せずただ働きとは…」
半沢「我々の税金をどぶに捨てるおつもりなのでしょうかね?」
黒崎「……」グッ…!!
黒崎「……」
黒崎「…まぁいいわ」
黒崎「…どんなトリックを使ったのかはわからないけれど」
黒崎「今回は見逃してあ・げ・る」
半沢「…」
黒崎「……でも」
黒崎「…ただ働きなんてとんでもないわ!!」スタスタスタ ■ 女子更衣室
ピピピッ!!
黒崎「理事長!!?」
南『は…はい』
黒崎「更衣室のロックの暗号パスワード…おしえなさい!?」
南『…』
黒崎「やましいことが無いのなら見せれるはずよねぇ?」
南『…』
黒崎「…」
黒崎「…」
黒崎「…はやくっ!!!」バンッ!!!
南『……!』
南『……』
南『……はい』
南『暗証番号は……』
黒崎「」ニヤリ
南『全て小文字で、びー、ゆー、えす、あい、えむ、おー』
南『……busimo……です』
黒崎「全て小文字で、びー、ゆー、えす、あい、えむ、おー」
黒崎「bushimoね〜」
ピッ!! 黒崎「あんたたち!!聞いた通りよっ!!」
黒崎「はやくその部屋のロックを解除しなさいっ!!」
男A「は…はいっ!!」
黒崎「ふっふっふっ…」
黒崎「情報によるとここに音ノ木坂の脱税の証拠があるってことだったわね♪」
黒崎「…手ぶらでは帰らないわっ!!」バンッ!!
男A「……!!」
男A「開きました!!」
黒崎「ふふっ♪よくやったわっ♪』スタスタスタ
黒崎「なにがでるかな♪なにがでるかな♪」
チラッ
黒崎「……」
黒崎「……!!」
黒崎「……こ…これは…!!!」 ■ 校庭
黒崎「……」スタスタスタ
黒崎「……」ピタッ
半沢「……」
黒崎「……」グググッ……!
黒崎「……」
黒崎「……」フンッ!!
黒崎「……」スタスタスタ
田島「……行ってしまいましたね」
半沢「ああ」
田島「……次長…一体どうやって…?」
半沢「んー?」
半沢「なんのことだ?」
田島「だからその…ビデオカメラをどこに隠したんですか…?」
半沢「ああ、そんなことか」
半沢「……」
半沢「お前には悪かったが」
半沢「ビデオカメラなんか」
半沢「最初から仕掛けちゃいない」
田島「…ええっ!?」
半沢「あれは黒崎をおびき寄せる『餌』だ」
田島「……!?」 半沢「昨日俺はお前にビデオカメラを買いにいかせたが」
半沢「実はその2時間前に奴に内通者を装ってメールを送ったんだ」
半沢「俺だとバレないようにな」
田島「!?」
半沢「メールの内容はこうだ」
音ノ木坂の不正を暴くべく、半沢が女子更衣室の電子ロックがかかった隠し部屋に侵入を図ろうとしている
そのため、今から2時間後に半沢の部下が秋葉原でビデオカメラを入手する予定だ
半沢「1行目だけでは疑われると思ったんだ」
半沢「だから、現実味を持たせるために、実際にお前がカメラを買うところを見せたってわけだ」
半沢「今まで黙っていてすまなかった、田島」
半沢「これは…『お前が何もわかっていない』ことが一番のポイントだったんだ」
田島「そ…そういうことだったんですね……」
田島「でも…さっき見せてくれた次長の動画は…?」
半沢「ああ、これはただの静止画だ」
半沢「瀬名さんに頼んでそれっぽく加工してもらった」
田島「な…なんだぁー…」ホッ…
田島「で…でも…」
田島「それじゃあ…これからどうするんですか…??」
半沢「…」
半沢「……そろそろ電話がかかってくるはずだ」
半沢「更衣室の中にいる、女子高生に扮した…浜村からな」
田島「…!!」 ピピピッ
半沢「きた!」
ピッ!!
半沢「どうだった!!浜村!!」
浜村『そ…それが……』
浜村『部長がおっしゃったように国税庁の人がパスワードを言っていたので部屋に入れたのですが…』
浜村『……』
浜村『……部屋の中に……全く何もなくて……』
浜村『……とてもスクールアイドルが活動している場所には…思えません』
半沢「……」
半沢「……そうか」
半沢「…よくやってくれた浜村」
半沢「帰ってきてくれて構わない」
浜村『は…はい』
ピッ…
半沢「……これは」
半沢「…少し厄介かもしれないな」 ■ 東京中央銀行
田島「μ'sは…いったいどこで何をしているのでしょうか…」
半沢「てっきり更衣室で活動していると思っていたが」
半沢「こうなってくると南理事長の発言にも疑問が出てくるな」
田島「…どうするおつもりですか?部長」
半沢「μ'sの誰かに…接触を謀る」
田島「まぁ…そうですよね」
田島「でも誰に…」
半沢「一番接触しやすいのは誰か」
半沢「それを調査する必要があるな」
田島「はぁ…しかし理事長を頼ることはできませんし…」
田島「そんな探偵じみたこと…」
半沢「だから東京中央に帰ってきたんだ」
田島「えっ」
半沢「……少々嫌な思いはしたが…話はつけてきた」
スタスタスタ…
福山「おやおやおやぁ〜」
福山「これは半沢次長ぉ〜」
半沢「福山」
半沢「わざわざすまないな」
福山「別にあなたの為ではないですよぉー?」
福山「私は大和田さんのご指示で動いているだけだぁー」
福山「そこのところ勘違いしないように?」
半沢「わかってるさ」
福山「それでぇー?一体何がお望みですかぁー?」
半沢「…音ノ木坂学院にμ'sというスクールアイドルユニットがある」
半沢「お前には…それぞれのメンバーの行動を調査してもらいたい」 手帳サイズとか食べる昼食のメニューとか網羅してるレベルだから福山が一番犯罪度高そう >>142
だな
オマケにμ'sの今の状況が謎に包まれ過ぎてるw 半沢のチームは毎回半沢から無茶ぶりばかりふらされるから ■ 1週間後@東京中央銀行
シャンシャン♪
福山「…」
シャンシャン♪
福山「…」
シャンシャン♪
スタスタスタッ…
福山「!!」
…ガチャッ!!
半沢「待たせたな、福山」
福山「お…遅いですよ、半沢次長」
半沢「…今タブレットで何かやっていなかったか?」
福山「…ちょっとした暇つぶしだよ」
半沢「そうか」 半沢「それよりμ'sの情報は入手できたか!?」
福山「まぁ、それなりにはねぇ」
半沢「そうか、早速だが聴かせてもらえないか」
福山「まずμ'sですが、やはり現在は活動を中断しているようですねぇ」
半沢「…やはりそうか」
福山「そのため9人ではなく、学校が終わってからは基本的に個々人で行動していますねぇ」
福山「それが、この行動記録表です」サッ
半沢「…」 福山「まず園田海未ですが、放課後は基本的に弓道部に顔を出しているようですねぇ」
半沢「…弓道もやっていたのか」
福山「その腕前は都内でも5本の指に入るそうです」
半沢「弓道部に転部した、ということか?」
福山「そこまではわかりませんが、掛け持ちの可能性もあります」
福山「また毎週火曜日の放課後は必ず高坂穂乃果の家でお饅頭を買って帰るそうですねぇ」
半沢「…和菓子屋『穂むら』…か」
福山「比較的会いやすいメンバーだと言えるでしょう」 実は半沢見たことないんだけど、こういう興信所みたいな事するのが主な話? 半沢って銀行の仕事よりも
相手の悪事を調査してる時間の方が圧倒的に長いよな 買収したい企業の株価を下げさせる為に
記者に情報を流す等やりたい放題やぞ 現実の法律に合わせたら半沢の登場人物の大半は犯罪者だからな 某弁護士に頼めば何とかなるでしょ。あいつの口座東京中央銀行だし同じ世界線にいるんじゃない? >>156
弁護士で言うと成歩堂みたいな行動様式だな 福山「それからーーーー」
ーーーー
ーーー
ーー
半沢「とにかく9人の情報は入手した」
田島「…次長…あの人一体何者なんですか…?」
半沢「そうだな」
半沢「渡真利と並ぶ情報屋と思ってくれればいい」
半沢「…情報の入手経路が少し独特だが」
田島「はぁ」
半沢「…よし」
半沢「それじゃあ行くか」
半沢「音ノ木坂に」 ■ 音ノ木坂 弓道場
キキキキキッ…
…パシッ…!!
パンッ!!!
海未「……ふぅ」
海未「もう一度…」スタスタスタ…
半沢「いやぁ…これは凄い」
半沢「まるで精密機械のようです」
海未「……」
海未「…どちら様……でしょうか?」クルッ
半沢「私、こういう者です」サッ
海未「…東京中央銀行…半沢さん」
海未「ああ、音ノ木坂の自立再建を支援頂いている方でしたか」
半沢「はい」
半沢「再建の可能性を検討するため、構内をいろいろ回らせて頂いております」
半沢「入校の許可はこの通り、南理事長から」
海未「………理事長…ですか」
半沢「……」 海未「それで本日は弓道部へ?」
半沢「いいえ、弓道部ではありません」
海未「……?」
半沢「園田海未さん、あなたに会いに来たんです」
海未「………とは?」
半沢「単刀直入に伺います」
半沢「現在μ'sは…どのような活動をされているのでしょうか?」
海未「……」
海未「………何故…それを聞くのでしょうか」
半沢「……」
半沢「…音ノ木坂学院が復活できる鍵」
半沢「それは貴方達μ'sにある、と考えているからです」
海未「私達が…鍵…?」 半沢「はい」
半沢「貴方達の動画…見せて頂きました」
海未「えっ…」
半沢「荒削りながらも…貴方達は近い将来…必ずや大きく輝ける存在になれる」
海未「……!!」
半沢「そう…確信しました」
海未「……」
海未「……そうですか」
半沢「はい」
海未「……」
海未「…私達の資料…読まれましたか?」
半沢「はい、一通りは」
海未「では…μ'sの結成理由はご存知ですか?」
半沢「それは…すみません」
半沢「資料になく…」
海未「そうですね」
海未「資料には残していません」
海未「私達の胸の内にしまっている目標…ですから」
半沢「といいますと?」
海未「μ'sの結成理由、それは」
海未「音ノ木坂学院の廃校阻止です」
海未「まさか同じ考えの方がいるとは思いませんでしたが」
半沢「……!!」 海未「スクールアイドルとして名を残せば廃校を阻止できる…」
海未「そう思って立ち上げたのがμ'sです」
半沢「…」
海未「そんな無謀な挑戦、私達だけが考えつくことだと思っていましたが」
海未「まさか銀行員の方が同じ考えを頂けているとは…」
半沢「…無謀な挑戦」
半沢「確かにそうかもしれない」
海未「…」
半沢「だが、やる価値は多いにある」
半沢「私と一緒に音ノ木坂再建を手伝ってはいただけませんか?」
海未「…」
海未「…μ'sは」
海未「今…活動していません」
半沢「……!!」
半沢「……やはり…そうでしたか」 半沢「しかし何故…?」
海未「……」
海未「…あまり大きな声では言えませんが」
海未「……私達の活動を阻止する動きがあります」
半沢「……!!」
半沢「……やはり」
海未「最初は気にせず活動していたのですが……」
海未「……しまいにはラブライブ出場まで剥奪され……」
海未「………もうどうしたらいいのか」
半沢「園田さん以外のメンバーは今何をされているのでしょうか?」
海未「お恥ずかしながら…そのような状況もあり…」
海未「今は喧嘩別れのような形になっています…」
半沢「なるほど…事情はわかりました」 海未「どうされるおつもりですか?」
半沢「メンバー一人一人に会ってみます」
海未「そう…ですか」
半沢「ええ」
半沢「…園田さんはまだμ'sをやりたい気持ちはありますか?」
海未「あ…あたりまえです!!」
海未「あっ…声を荒げてしまい…申し訳ありません」
半沢「…」
半沢「…いえ」ニッコリ
半沢「園田さんのお気持ち、十二分に伝わりました」
半沢「必ずや…もう一度μ'sを集めてみせます」
海未「……はい」 半沢「お忙しいところ失礼致しました」
半沢「何かあれば名刺の連絡先まで」
半沢「それでは」スタスタスタ
海未「あ…あの…!」
半沢「はい、なんでしょうか?」
海未「失礼ですが…半沢さんは武道をされていますか?」
半沢「ええ、学生時代から剣道を少々」
海未「…そうですか」
半沢「なにか?」
海未「いえ」
海未「ふふっ」
海未「武道をされている人に悪い方はいません」
海未「半沢さん」
海未「貴方は…信頼できるかもしれません」クスッ 本日はここまでです
明日は予定があり投稿できなさそうです >>172
乙です
スクスタのストーリーより読み応えありまくり 頼れる大人が見つかりそうでニコニコな海未ちゃんかわいい 武道つながりで海未ちゃんから入るのはいいし
最初にコンタクトした相手だからそれなりに重要にはなってほしいけど
どこかの設定変更小説版みたいな何でもまた海未ちゃんにだけは… ■ 秋葉原
半沢「次は…ここだな」チラッ
半沢「よし、ついでに飯でも食べていくか」
ウイーン
イラッシャイマセー
コチラニドウゾー
(福山「小泉花陽と星空凛ですが」)
(福山「昔からの幼馴染のようでして」)
(福山「現在も共に行動しているようですねぇ」)
(福山「小泉は米が大好きらしく」)
(福山「毎週火曜日と木曜日の放課後に星空と『GoHAN-YA 秋葉原店』に通っています」)
半沢「GoHAN-YA、か」
GoHAN-YA
ナレ『GoHAN-YAとは、東京を拠点に全国120店舗を展開する外食チェーンのことである』
ナレ『そのメニュー構成は、新潟産こしひかりをふっくらと炊き上げたごはんを中心に添えた定食』
ナレ『卵をとろとろに仕上げたカツ丼を始めとした丼メニュー、こしに拘ったうどん、オリジナルカレー等、多岐に渡り』
ナレ『食べ盛りの若者は勿論の事、子供から老人まで幅広い客層に支持される街のご飯屋である』
半沢「確か、株式会社GoHAN-YAの主力銀行は東京中央だったな」 メニュードウサレマスカー?
半沢「すいません」
半沢「2名の連れが来る予定なので少し待ってもらえますか」
カシコマリマシター
半沢「さてと」
半沢「福山からの情報によると…そろそろ来るはずだが」
ウイーン
イラッシャイマセー
花陽「今日で大盛り無料だよぉ〜!最高だよねっ!!」
凛「凛はこっちのかよちんも好きにゃー」
シツレイデスガオツレサマデスカー?
花陽「えっ、お連れ?」
半沢「」ペコリ
凛「うーん?」 ■ GoHAN-YA 秋葉原店
半沢「急に申し訳ありません」
半沢「東京中央銀行の半沢と申します」
凛「銀行の人なんだっ!」
半沢「ええ」
花陽「東京中央銀行はお母さんがよく使ってますっ」
半沢「それはそれは」
半沢「いつもご贔屓いただき」
半沢「誠にありがとうございます」ペコリ
凛「でも銀行の人がどうして凛たちにー?」
半沢「ええ」
半沢「先ほどもお話した通り、私は音ノ木坂を再建したいと考えています」
半沢「そのために、是非あなた達の力をお借りしたいんです」
花陽「私たちの」
凛「力?」 ――――――
――――
――
花陽「…それでμ’sを取り戻そうって」
半沢「ええ」
半沢「園田さんにはお声がけしたのですが」
凛「かよちんよかったねっ!」
凛「もう一度アイドルしたいってずっと言ってたもんっ!」
花陽「…うんっ」クスッ
花陽「で…でも」
凛「うん?」
花陽「その…凛ちゃんも…もう一度一緒にやってくれる?」
凛「あったりまえにゃー!!」
凛「凛はかよちんと一緒にいれるならなんだってやりたいのっ!」
花陽「そっか…ありがとうっ」
花陽「凛ちゃん!!」
半沢「お二人にその気持ちがあるのであれば」
半沢「私も全身全霊で活動をサポートさせていただきます」
花陽「よ…よろしくお願いしますっ!!」
半沢「こちらこそよろしくお願いします」 半沢「それではこれからどうするか相談…
凛「よーーっしっ!」
凛「じゃあアイドル再開が決まったところで」
凛「次はラーメン屋に行っくにゃーっ!」
半沢「……ん?」
半沢「定食屋からのラーメン屋はしご…ですか?」
凛「うんっ」
半沢「…それは流石に賛同できかねます星空さん」
凛「えっ?どうして?」
半沢「過度な糖質摂取は体のキレを失うどころか」
半沢「健康を害する恐れがあります」
半沢「ましてやあなた達はアイドルだ!!」
半沢「さすがに私も見過ごすわけにはいきませんよ星空さん」
凛「えー…」
花陽「あははっ」
半沢「笑っている場合ではありませんよ小泉さん」
半沢「そもそも何故晩ご飯が別に用意されているにもかかわらず」
半沢「定食屋で間食しているのですか?(俺も人のことは言えないが)」
花陽「ぐっ…そ…それは…」
半沢「小泉さん、星空さん」
半沢「まずは」
半沢「食事の改善をお願いできますか」
花陽(な…なんだか…)
凛(海未先輩がもう一人増えたみたいだにゃー…) ナレは地の文でいいんじゃね?
この板の地の文アレルギー凄いな
何にせよ段々ラブライブSSの体を成してきた 私も最終回観ました
大どんでん返しすぎて当初考えてたストーリーがお・し・ま・いDEATH
ナレの記法あんまり意識してなかったです
確かに地の文の方がしっくりくるのでそうしますね 最終回も面白かったな 乃原は最後までイヤなやつだったよ
次回更新も楽しみにしてる ナレの記述があることであの声がイメージしやすいからどっちでもええで ラーメン屋のくだりいいね
シリアスな話たけどクスっとしちゃう可笑しさもちゃんと入れてくるあたりキャラ特性の理解とアニメリスペクトを感じるね 半沢直樹ってキャラ立ってて凄いと思ったわこのssで ■ 翌日@ファストフード店
にこ「ふんふーん♪」
真姫「…何見てるの、にこ先輩」
にこ「わっかんなーい?」
バーン!!
にこ「これよこれ!」
真姫「…UTX高校のパンフレット」
にこ「ごめいと〜」
真姫「いや、見れば分かるし」
にこ「知ってるー?」
にこ「UTXのスカウト制度♪」
真姫「知らなーい」クルクル にこ「スカウト制度って言うのはぁ〜」
半沢「UTX高校の芸能科が取り入れている制度であり」
半沢「数十人レベルのスカウト陣が日本各地で」
半沢「芸能・アイドルの素質がある女子高生を見極めスカウトを行う」
半沢「UTX高校は芸能プロダクションとのコネも厚く」
半沢「卒業後はそのまま芸能界入りする生徒も多い」
半沢「というところでしょうか」
にこ「…なに、あんた」
半沢「はい」
半沢「私はこういう者
にこ「………!!」
にこ「あーーーー!!!」
にこ「ま…まさか…!!あんたUTXのスカウトぉ!?」
半沢「…」 にこ「す…凄いにこ…!!」
にこ「ついに…!このにこにーにお声がけが来たのねっ!!」
半沢「…落ち着いて下さい」
にこ「スーツ着てシュッとした感じ…」
にこ「スカウトの人に違いないわっ!!」
真姫「…にこ先輩、うるさい」
真姫「ちゃんと話聴いた方がいいんじゃない」
にこ「そ…そうね」
にこ「にこにーとしたことがつい興奮しちゃったわ…」
半沢「ありがとうございます」
半沢「西木野さん」
にこ「!?」
真姫「…なんで私の名前を?」
にこ「そ…そんな…!!」
にこ「ま…まさか…スカウトを受けたのが真姫ちゃんの方だったなんて…」ガーン
半沢「…」 ホノカ、半沢みたいにめっちゃ竹刀降って平常心保ってそう 穂乃果の剣道できる設定で思ったけど道場で半沢達と打ち合う穂乃果を想像したら草 にこ「はぁー…銀行員…」クッソデカタメイキ
にこ「UTXの人じゃなかったのね…」
真姫「当たり前でしょ」
真姫「そんな都合よくいくわけ無いわよ」
にこ「でもそれにしてはUTXに詳しすぎない?」
半沢「ええ」
半沢「UTX高校は、東京中央銀行の子会社である」
半沢「東京セントラル証券が再建のご支援をしたものですから」
にこ真姫「!?」 真姫「……それ、おかしくない?」
真姫「UTXと音ノ木はいわばライバル企業みたいなもんでしょ?」
真姫「なんで同じグループ会社同士が?」
半沢「確かにグループ会社同士ではありますが」
半沢「各々が独立採算で利益を出さなければいけない」
半沢「顧客が似通ってくる中で、このような事態はままある事です」
真姫「ふーん」
半沢「音ノ木は国と東京中央の後ろ盾の下」
半沢「これまで高校運営にあぐらをかいてきました」
半沢「それがここにきて、UTX・東京セントラル連合軍に刺された形になります」
にこ「やっぱUTXって凄いのね!」 半沢「UTXは私立であるからこそのフットワークの軽さを活かし」
半沢「様々な施策を打ち出し、再建を実現しています」
にこ「東京セントラル証券?だっけ」
にこ「再建を担当した人すっごい有能じゃない?」
半沢「……」
真姫「そうね」
真姫「音ノ木坂も東京中央じゃなく東京セントラルに任せればいーんじゃなーい?」クルクル
半沢「現在音ノ木坂は東京中央の出資先、いわばパートナーです」
半沢「簡単にセントラルに引き渡すことはできない」
半沢「それに当時の再建担当者はもう東京セントラルにはいません」
真姫「あら、そうなの?」
半沢「ええ」 にこ「ふーん」
にこ「まぁ、UTXのことはよく分かったけど」
にこ「それでなんでにこたちに?」
半沢「ええ」
半沢「これまで黙っていてすみません」
半沢「改めて、過去の肩書きで自己紹介させて頂きます」
にこ真姫「?」
半沢「東京セントラル証券営業企画部部長兼UTX高校再建担当リーダー」
半沢「半沢直樹です」
にこ真姫「!?」
半沢「あなた達には」
半沢「音ノ木坂のA-RISEになっていただきたい」 ありとあらゆる女子高生に関する知識を持ち合わせてそう 半沢「東京セントラル証券営業企画部部長兼UTX高校再建担当リーダー」
↑ここであのBGM再生された ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています