高海家

美渡「ただいま〜、あぁ疲れた」ドサッ

千歌「おかえり美渡姉、おみやげは?」

美渡「あのなぁ……出迎えて早々言うセリフがそれかよ」

美渡「ちったぁ疲れをいたわれよなぁまったく」ゴソゴソ

美渡「ほれ、浅草で私が焼いた味噌ねぎ煎餅とぬか漬け」スッ

千歌「うぇっ、くせーのだ。もっとオシャレなお菓子とかないの〜?」

美渡「なんだと〜?おみやげもらえるだけありがたいと思えよな〜」グリグリ

千歌「あぅ〜い〜た〜い!!」

志満「あら美渡、おかえりなさい」

美渡「あ、志満姉。ただいま」

志満「千歌ちゃん、よかったわね美渡が帰って来て」

美渡「あ?なにが?」

志満「あなたが東京に行ってる間千歌ちゃん寂しがっていたのよ」

千歌「ちょ、志満姉‼」カァァ

美渡「へぇ〜」ニヤニヤ

美渡「そーかそーか、そりゃすまなかったね千歌ちゃぁ〜ん」スリスリムギュー

千歌「やだぁも〜くすぐったいってば、やめてよ美渡姉〜」キャッキャッ

美渡「いや〜やっぱり姉妹はいいもんだねぇ〜」

美渡「私も千歌や志満姉の事大好きだぞ〜♪」

志満「あらあら、嬉しい事言ってくれるわねぇ。私も抱き締めちゃおうかしら」ギュウ〜

美渡「うげぇっ、重い……」シロクロ

志満「まぁ、失礼しちゃうわね」