0742名無しで叶える物語(もんじゃ)垢版 | 大砲2021/01/24(日) 22:18:41.61ID:wfG1tzrA 今更慌てても五分も十分も変わるわけじゃなし 私が説明するから、と焦る少年をなだめつつ 二人して手をつないで島の海岸線伝いに歩いて行く そうして歩きながら、私は一番大事なことに気がついた 「あのさ」 「ここまでやっといて名前も聞いてなかったね」 「少年、君の…名前は?」 『僕は――』