侑「え、えっと……果林さんがミルクティーで愛さんがサイダー、かすみさんは練乳入りの苺ミルクで、しずくさんは……えっと、なんだっけ……あっ」
チャリーンッ

ジャラジャラジャラッ…


侑「お、お金落としちゃった! 早くしないといけないのにっ……」

侑「あぁっ、自動販売機の下にっ……」


侑「……っ、ぐすっ……」


侑「……なんで、私……こんなことしてるんだろ……」

侑「私はただ、頑張ってるみんなの力に少しでもなれたらって……」


侑「…………」


侑(……言おう。今日こそはちゃんと、辞めたいって言わなきゃ)


侑「よ、よしっ……がんばれ私!」


歩夢「ん? 何を頑張るの?」

侑「あ、歩夢ちゃんっ!?」

歩夢「遅いから心配になって見にきたんだよ? それで、何を頑張るの?」

侑「そ、それは……」