古都ヤーナム
遥か東、人里離れた山間にある忘れられたこの町は、呪われた町として知られ
古くから、奇妙な風土病「獣の病」が蔓延っている

「獣の病」の罹患者は、その名の通り獣憑きとなり、人としての理性を失い
夜な夜な「狩人」たちが、そうした、もはや人ではない獣を狩っているのだという

だが、呪われた街はまた、古い医療の街でもある
数多くの、救われぬ病み人たちが、この怪しげな医療行為を求め、長旅の末ヤーナムを訪れる

主人公もまた、
そうした病み人の一人であった……