希「ちがっ……!カードがうちに……!」
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自分の失敗を全てカードに押し付けるのんたんがみたい。
涙目ののんたんが。 絵里「こうなると中々起きないのよね……。」
希「とりあえずうちがお会計済ませとくね」
絵里「ごめん、お願い。あとで渡すわね。」
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絵里「亜里沙が車で迎えに来てくれるみたいだから
にこはとりあえず家まで送るわ。」
希「それなら安心やね。」
絵里「希も乗って行って。一緒に家まで送るから。」
希「ううん。今日は一人で帰る。ありがとう。」 絵里「遠慮しなくていいのよ?亜里沙も久々に会いたいだろうし。」
希「本当に大丈夫。うちも結構酔っちゃってて、
車乗ったら危ないかも。」
絵里「でも……。」
希「ちょっと歩きたい気分だから。」
絵里「そう……。
本当に気を付けてね?何かあったらすぐ連絡するのよ?」
希「ふふ、ありがとう。エリチ。」 この矢澤は「あんたならもっとできるはずでしょしっかりしな」的な想いをこめて発破をかけているんだと思ってるけどどうなんだろう… 今見てるssはこれだけやわ
楽しみにしてるんや続きまってます パイセンなら本来のあんたなら出来るはずでしょ的な思惑があると信じたい
違うならこれはただの谷澤 にこっちはブラック企業経験者だから、今の希レベルのことをブラック企業でやったらとんでもない目に会うって思ってるんだろう。
自分が経験したかそういう人を見たのかわからんけど。
今の会社はそんなことにはならないと分かってるけど、危機に関して敏感になってるんではなかろうか? つか旧アイドル研究部の件からしてもにこ自身が割と元からブラック体質 希(電車来るまであと15分か……。)
希(エリチはうちのこと優しいって言ってくれるけど、
やっぱりにこっちの言う通りやね……。)
(結果を出せなかったらいくら優しくたって
会社の役には立たない。)
(なんだかんだ辞めずに続けてるけど、
この仕事はやっぱり向いてないんや……。)
(転職してもうまくいくなんて思えないし……。) 希(なんでもかんでもカードに頼ってたのが
よくなかったんかな……。)
(この会社に決めたのもカードに従ったからやけど、
実際に入ったら全然うまくいかないし。)
(カードが悪いんやない。なんでもカードに頼って、
うまくいかないとカードのせいにして……。
全部自分が悪いんや……。)
(それでこの前もエリチに言われちゃったし。)
(全部。全部自分のせいなんや……。) 勝手にながらパッピーエンド願ってる
ブラックエンドもありっちゃアリだけど... 希(なにかあるとカードが悪いって言い聞かせて、
なんにも反省しないで……。)
(仕事もどうせうまくいかないと思って、
うちが頑張るよりエリチやにこっちがやった方が
良いと思って、どんどん消極的になっていくし。)
(うち、なんで生きてるんやろ……。)
(みんなに迷惑掛けるだけやったらいっそ……。)
(次の電車で……。もう……。) 希(いや、やめよう……。)
(そんなことしたらもっと迷惑やもんね……。)
(もう少しだけ耐えてみよう……。) 更新します。
大変遅くなりました……。
のんたん、お誕生日おめでとう……。 -------------------------------
翌週
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絵里「希、ちょっと話があるから会議室に来てもらえる?」
希「え?うん。どうしたん?
改まって、そんなに大事な話なん?」
絵里「ええ。ちょっとね。」
希「うん、わかった……。」
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絵里「ごめんね、急に呼び出して。
ちょっと人事の事で。」
希「え……。」ビクッ 希(もしかして、降格とかかな……。)
絵里「実はね、来月に異動して貰うことになったの。」
希(そんな……。うち、エリチがいないところに行くの……?)
希「ど、どこに……?」
絵里「業務管理部に行ってもらうわ。」
希(え……?そこってかなり大変って噂のところやん。)
希(離職する人も多いって聞くし。)
絵里「大変なところだけど、希だったら大丈夫よ。
期待しているから、頑張って。」 すみません、明日も早いのでここまでにします。
待ってていただいてる方、本当にありがとう。
補足
業務管理部は上層部と現場の板挟みでストレスが多く
定着できる社員がほとんどいないことで有名です。 絵里的には本当に信頼しての移動なんだろうけど
それがまたえりちの心を傷つけそうな気がする… クビは角が立つから自主退職させようとしてるように見えてしまうん >>207
忙しいなか書いてくれてありがとう
会社としては全体を考えて人事異動するんだから絵里ちもどうにもできんよな。 希(そんな、うちが業務管理部に行くなんて……。
無理に決まってるやん……。)
(やっぱり、自己都合でって事……?)
(もしそうならエリチもその辺りの事情を知ってて言うはず……。)
(エリチにも見捨てられてしまったんかな……。)ブワッ にこ「希が業務管理に異動するって本当なの?」
絵里「ええ、そうよ。」
にこ「なんでよりによって希があそこに異動に……。
完全に"そういう"事じゃない……。」
にこ「絵里も何で止めないのよ、あんたも部長になったんだから、
それくらい言う事はできるでしょ?」
絵里「止めるも何も、私が異動を決めたからよ。」
にこ「は……?」 絵里ちには何か希を思っての意図があるんやろ
あってくれ まさかの絵里ちの仕業とは・・・
他の人に頼れない環境に置くことで奮起を期待して?
忙しすぎて余計な事考えず、仕事に集中できるから元に戻ることを期待して? にこ「何考えてるのよ。あんなところに異動させるなんて、
辞めさせるようなものじゃない。」
絵里「別にそういうつもりはないわ。」
にこ「じゃあどういうつもりなのよ。
業務管理でちゃんと働けてる人なんてほとんどいないのよ?」
絵里「ええ。知ってるわ。」
にこ「だったらどうして……。」
絵里「希だったらできると思うの。」
にこ「いや……。」 にこ「できると思うって……。
そもそもあそこはしっかり結果出してるような
社員が行くような部署なのよ?」
「評価されるような人でも難しいところなのに、
お世辞にも希ができるとは思えないわ。」
絵里「そう。だからよ。」
にこ「え?」
絵里「それが原因だと思っているの。」
にこ「優秀な人がやるからってこと?」
絵里「まぁ、そうなるわね。」 にこ「なおさらわからなくなってきたわ……。
まぁ、絵里のことだから何かしら考えがあるんでしょうけど。」
絵里「ええ。いずれわかると思うわ。」
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昼休み
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にこ「あ、希!」
希「あぁ、にこっち。お疲れ様。
先週凄い酔っぱらってたけど大丈夫やったん?」
にこ「えぇ、気付いたら家のソファにいたわ。
それより希、うっすらとしか覚えてなくて申し訳ないんだけど、
私結構キツい事言っちゃってたわよね……。」
にこ「ほんとごめん!!!」 希「あら、そんなこと?全然気にしなくてええよ。
それよりあんなに酔うなんて珍しいやん。なんかあったん?」
にこ「ほんと、優しすぎて涙出てくるわ……。」
にこ「まぁ、ちょっとね、最近数字がついて来ないのを上司から
ねちっこく言われててね。」
希「そうなんや……。疲れが溜まっててうまくいかないんやない?」
にこ「確かにそうかもね、肩も凝ってる気がするし。」
希「あ、そうや!来週の休み、みんなで温泉でもいかん?」
にこ「3人でってこと?」
希「え?うん。」
にこ「……。」 希「もしかして、嫌だった?」
にこ「あ、いや。そうじゃなくて。
そうね、せっかくのお誘いだし、予定空けとくわ。」
希「うん!じゃあエリチにも予定聞いてみる!」
にこ「えぇ、よろしく。」
にこ「あ、そんなことより。」
希「ん?」
にこ「異動するらしいじゃない。」
希「あぁ、うん。そうなんよ。」 にこ「絵里はできると思うって言ってるんだけど、
やっぱり前例が前例なだけに心配なのよね。」
希「にこっち、心配してくれるん?」
にこ「ちがっ……!」
希「ふふ、冗談よ。ありがと、にこっち。」
にこ「だから違うっての!」
希「まぁでも、不安は不安やね。
にこっちも言うようにあまりいい噂を聞かないし。」
希「でもエリチが出来るって言ってくれて、不安でしょうがないけど
今まで迷惑掛けた分、少しは期待に応えたいとも思ってるんよ。」
にこ「希……。」 希「それに、カードにもそうするようにって出ちゃったから。」
にこ「そう。
まぁ、頑張んなさい。」
希「ありがと、にこっち。」
にこ「じゃあ、そろそろ戻るわね。」
希「うん、またね。」
にこ(それにしても、あの二人と温泉か……。
嫌じゃないけど、なんか虚しくなるのよね……。) >>237
きっと胸の成長を犠牲にして社会人としての成長を得たのでしょう。
見習うべき存在です。 >>239
あそこにハイエースが二台並んでいますね。
さあ、通ってみましょうか。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています