渡辺曜と桜内梨子
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1
その日
わたし渡辺曜は朝からモヤモヤしていました
ここ数日千歌ちゃんは実家の手伝いに駆り出されておりAqoursの練習に出れない状態でした
千歌ちゃんと練習したい…な…
………
梨子「曜ちゃん片付け終わったよ」
曜「了解であります!じゃあ帰ろうか」
そう言って梨子ちゃんの側を通った瞬間わたしの心臓は跳び跳ねました
梨子ちゃんの女の子らしい長い髪
艶々で滑らかな美しい髪から
…千歌ちゃんの匂いがする… 2
曜「り…梨子ちゃん!シャ…シャンプー変えたのかな?」
梨子「あ!そうなの🖤この前
千歌ちゃんに教えてもらったんだ
とっても良い香りなの」
…それはわたしと千歌ちゃんでお揃いにしてたもの…だったのに
梨子「そういえばこの前私がリップ無くしちゃった時に千歌ちゃんが使ってたのくれたんだけどそれがスゴく良いの!オススメよ」
曜「えっ…!?」
…そんな話…知らない… 3
梨子ちゃんの唇…
ルージュを引いた訳でもないのに赤くてぷっくらして柔らかそう…
それに比べて私の唇はガサガサしてる…
急に自分が惨めで汚いもののように思えてくる…
心の奥から沸き上がるドス黒い感情…
嫉妬の暗い炎とともに吹き出す感情
ナゼコノ娘ハコンナニキレイナンダロウ…
コノキレイナモノヲ汚シテヤリタイ… 4
曜「…ズルい…」ボソッ
梨子「え!?」
曜「…梨子ちゃんはわたしに無いものをいっぱい持ってるのに千歌ちゃんまで盗るの?ズルいよそんなの…」
梨子「…曜ちゃん…?どうしたの?…なんだか変よ…?」
曜「わたしだって!!いつも良い子じゃいられない!!わたしも千歌ちゃんのリップ欲しかった…ズルいよぉ…」
もう駄目だ止められない
わたしは暗い衝動をぶつけるように梨子ちゃんの唇に自分の唇をぶつけた
歯が当たったが気にしない
いっそ破れてしまえと思いながら
唇を強く押し付け舌で梨子ちゃんの唇をなめ回した
…初めては千歌ちゃんが良かったな…
ボンヤリとそんなことを思いながら… 5
そのまま舌をこじ入れて梨子ちゃんの歯をなめた
仄かにみかんのリップの味…
その味がまたわたしをイラつかせる
梨子ちゃんは固く目を閉じて肩を震わせていたが
わたしが乱暴をするつもりがないとわかったのかわたしを受け入れてくれた
わたしたちは暫くお互いの唇をなめ回し舌をこじ入れ唾液を交換した
夢中で舌を絡めあい口腔内の味を堪能した
梨子ちゃんはわたしの耳をなめた
わたしは梨子ちゃんの首筋に吸い付いた
汗の味がしたが全く気にならなかった 6
そこから先はあまりよく覚えていない
気が付くと下着も脱ぎ捨てお互いの体をなめあっていた
お互いに体をまさぐり擦りつけた
相当興奮していたので鼻息も荒かったと思う
裸を見られたことよりもそれが恥ずかしい
梨子ちゃんの肌は白くツルツルで触るとひんやりした
白い肌と桃色のコントラストが目を引いた
わたしの体は梨子ちゃんの目にどう映ったのだろうか…
途中からはずっと一つのことを考えていた
コノキレイナモノハワタシノモノダ…
そしてわたしたちはモヤモヤを吐き出すように昇りつめた
真っ白な紙にインクをぶちまけたような邪な喜びを覚えながら少し眠ってしまっていた… 7
気が付くとわたしの体にはタオルがかけてあり梨子ちゃんは身支度を整えていた
急に自分のしたことがどんなにとんでもないことなのか理解した
全身の血の気が引く音が聞こえた
とにかく謝らなければと思った
曜「あ…あの…わたしゴメ…」
梨子「ストップ!」
曜「!?」
梨子「謝らないで…私…曜ちゃんとは対等の関係でいたいの…」
曜「??」
梨子「ちょっとビックリしたけどこの結果はお互いが望んだもの…
あの子風に言うと二人とも堕天した…ってところかしら」
曜「う…うん…」
梨子「それに私千歌ちゃんが好き…譲るつもりはないわ
だからお互い良いライバルでいましょう
どちらが悪いとかにしたくないの」
曜「うん…わかった」
梨子「じゃあこの事は皆にはナイショね
さあ、帰りましょう
ウチでシャワー浴びるでしょ?」
そう言って笑った彼女の顔は一瞬とてつもなく淫らな蠱惑的な笑顔に見えたが直ぐにいつもの天使の笑顔に戻ってわたしの胸をザワつかせるのでした…
ーおしまいー 2−1
その日は朝は晴天だったのに
昼から雲が出てきて
放課後には遠くで雷鳴が聞こえるほどだった
………
曜「この前のカラオケ楽しかったね!」
梨子「そうそう!千歌ちゃんの歌うなわとび可愛かったわね」
曜「梨子ちゃんの歌うShocking_Partyもカッコ良かったー
でも意外!ああいう曲も聞くんだ?」
梨子「ふふっ…ありがと
ちょっとスクールアイドル曲の研究してたらハマっちゃって…似合わないかな?」
曜「全然!本当にカッコ良かったよ惚れちゃいそうだった!」
あの出来事から暫く経った…
表面上は何事も無いように取り繕って過ごすことができたはずだ
梨子ちゃんは普通にわたしに接してくれる
わたしは…意識している… 2−2
普段は努めて明るくおどけて喋るようにしているのだがたまに梨子ちゃんを目で追ってしまう時がある
梨子ちゃんの立ち振舞いはとても女の子らしく可愛らしい
そんな様子を眺めてるいるとあの時のように制御できない感情が沸き上がりそうになる
この前梨子ちゃんと千歌ちゃんが楽しそうに話してるのを見たときは強烈な嫉妬の感情が沸いてしまった
しかしその感情は誰に対してのものだったのか…?
梨子ちゃんに対して…?
それとも…まさか…
千歌ちゃん…に? 2−3
考え事をしながら歩いてると雨が頬に当たった
しまった!傘を教室に忘れてきた
曜「り…梨子ちゃん…傘置いてきちゃった!」
梨子「わ!私も置いてきちゃった
家に着くまで大丈夫と思ったのに…」
と、喋ってる間に凄まじい勢いで雨が降ってきた
視界が霞むほどの激しい雨
あっという間に私達はずぶ濡れになった
靴の中に水が入って気持ち悪い…
梨子「下のバス停で雨宿りしましょう!」 2−4
何とかバス停の待合所に逃げ込んだ
バスが来るまではまだまだ時間がある
待合所に入った瞬間
視界が白く染まり遅れて凄まじい轟音がわたしたちに叩きつけられた
雷が近くに落ちたらしい
曜「り…梨子ちゃん…」
梨子「よ…曜ちゃん」
思わずお互いに抱き合った
…近い…
梨子ちゃんの白いうなじや頬に髪の毛が張り付いている
制服が濡れて体のラインがよく分かる
華奢な細い体…
とたんに凄まじい情欲が燃え上がった
だが先に唇を押し付けて来たのは梨子ちゃんだった… 2−5
二度目のキスは遠慮がなかった
雷雨の野外というシチュエーションもわたしたちを狂わせた
わたしたちは立ったまま激しくお互いを求めた
舌を絡ませお互いの唾液を飲んだ
お互いの耳をなめて思わず好きと囁いた
僅かに理性が働いたのか流石に全裸にはならなかったがブラの上から胸をまさぐった
ブラの中に手を入れると固い突起が感じられた
ふと気が付くと梨子ちゃんの息が荒い
…梨子ちゃんも興奮するんだ… 2−6
お互いの唇を貪りながら
下着の中に指をねじ込ませて激しく擦った
何度か雷が鳴っていたがわたしたちはそれどころではなかった
雨はますます強くなり屋根を激しく叩いている
お互いに何か口走っていたが雨音にかき消されて良く聞こえなかった
あまり意味のある言葉ではなかっただろう
無我夢中で擦り、つねり、かき回した
梨子ちゃんの体温が感じられた
お互いに限界を迎えた
壁に寄りかかりながら荒い息を整えた
雷鳴は遠くなっていた… 2−7
ふと気が付くと雨は小降りになっていた
今なら帰れるだろうか
体の芯までぐしょ濡れなので情事の痕跡は隠せているだろう
梨子「私達ぐちゃぐちゃね…
酷いものだわ…
頑張って歩いて帰りましょうか」
曜「うん…お風呂入りたい…」
梨子「堕天してより深淵に嵌まっている気がするわ…
そうだ!このまま千歌ちゃんのお家でお風呂借りちゃおうか?
もちろん入浴料払ってだよ!」
そう言って彼女はイタズラっぽく笑った
私は今の状態で千歌ちゃんの顔をまともに見ることは難しいだろう
果たして梨子ちゃんはその時どんな顔で千歌ちゃんと相対するのでしょうか…
ーおしまいー 3−1
…あれから何日か過ぎた
わたしは梨子ちゃんを避けるようになった
なるべく自然になるように気をつけながら二人きりにならないようにしていた
…怖かった…
あの雷雨の日の快楽…
あれを…もう一度味わいたいと思う自分が怖かった
そして…
梨子ちゃんが怖かった… 3−2
しかし先日とうとうダイヤさんに指摘されてしまった
練習後ダイヤさんにこっそり
ダイヤ「…梨子さんと何かあったのですか?」
と囁かれた
曖昧に笑ってごまかした
皆には言わないだろうがダイヤさんは何となく感づいてるだろう
あの人は鋭い人だ…
梨子ちゃんの白い肌、赤い唇、桃色の滑り、甘い声…
それを思い出すと体が火照る
下腹部が熱を持って暴れそうになる…
今はマズイ…忘れよう… 3−3
頭を冷やすためプールで飛び込みの練習をした
本当はいけないのだが一人で何度か飛び込んで泳いだ
火照った体に水が心地よい
散々泳いでプールから上がると
誰かが入って来るのに気がついた
曜「だ…だれ?」
梨子「曜ちゃんよね?良かった!人違いだったらどうしようかと思った」
曜「…なんだ梨子ちゃんか…ビックリした…どうしたの?」
梨子「うん…ここに来れば会える気がしたの…というか二人きりになりたかったの…」
そう言って彼女は微笑んだ
どことなく陰のある笑み…駄目だ… 3−4
駄目だ!良くない予感がする…
曜「り…梨子ちゃん?も…もう遅いよ帰ろう?ね?」
梨子「ふふっ…曜ちゃん…私ねずっと我慢してたの…」
彼女はそう言って唇を嘗めた
赤い蠱惑的な舌が唇を濡らす…
それはとても淫らな眺めだった
梨子「私…私ね…が…頑張って押さえてるの…曜ちゃん前に言ってたよね
良い子でばかりいられないって…
私もそう…」
言いながら制服を脱いでいく
陶器の人形のようなシミひとつない美しい肌、細身だが少女らしい柔らかな肉体…
駄目だ…流されては駄目だ… 3−5
そのまま梨子ちゃんが体を預けてくる
梨子ちゃんの匂い…
この匂いを嗅ぐと抵抗できなくなる…
されるがままに唇を重ねた
三度目のキスは手慣れたものだ
あっという間に唾液を交換し口腔内をねぶりつくす
梨子「私ね気がついたの
自分が欲望にながされやすいんだって…
迷惑かけないように自分で何度もしたよ?
でも駄目…曜ちゃんの指が忘れられないの…」
興奮のせいか梨子ちゃんの体が震えている
梨子ちゃんの胸に舌を這わせながら水着を脱いだ 3−6
梨子「しよう🖤いっぱい🖤
我慢できないの🖤
何もかも忘れたいの!」
灯りのついたプールサイドで抱き合った
もう滅茶苦茶だ…獣そのものだ…
床が固くて痛かったが止められなかった
梨子ちゃんに噛まれた時には大声をあげてしまった
悔しいので思い切り捻りあげてやった
普段からは想像もつかないような大声で梨子ちゃんは卑猥な言葉を叫んだ
弱いところは良くわかってる
コノオンナハはワタシのオモチャだ
ふと窓を見ると夜空が見えた
月の光が私たちに降り注いでいた… 3−7
梨子「私ねずっと我慢してたの…
良い子でいたい…期待に応えたい…
そう思ってた
欲望は抑えなきゃ…隠さなきゃって」
抱き合って荒い息を整えた
暫く抱きあってるうちに耳元で梨子ちゃんが呟いた
梨子「そんな私に火をつけたのは曜ちゃん…貴女よ…
責任とってちょうだい…」
そう言って彼女は微笑んだ
危険だ!この娘は麻薬だ!
ズルズルと嵌まりこんで逃げられなくなる
猛獣を解き放ってしまったような後悔に襲われた…が
梨子「もう一回しよ🖤」
そう言って唇を重ねられた時に
一緒に堕ちるのも悪くないかと思ってしまった
この娘と二人なら煉獄の炎に身を焼かれるのも良いかもしれない…
ヨハネちゃんならばこう言うのだろう
頭の中で千歌ちゃんが少し寂しそうな顔をしたが直ぐに忘れてしまった…
ーおしまいー 4−1
わたしたちはコワレテしまった
爛れ腐敗し腐臭を放っていたに違いない
もちろん表面上は最大限注意した
あえてベタベタすることで深い勘繰りを避けつつ
スキを見つけては貪った
ちょっとした瞬間に唇を重ね
愛撫を行った
恥ずかしい話だがわたしと梨子ちゃんはすぐに潤い濡れそぼった
だがAqoursの活動だけは真剣に取り組んだ
こんな関係になってしまったが
二人とも千歌ちゃんの望みを叶えたいという想いは本気だった
真剣に衣装を用意し
曲を作った
千歌ちゃんの喜ぶ顔が見たかった… 4−2
だがわたしたちは壊れていた
ある日は校庭でした
暗くなるのを待って陰に隠れてした
外でしかも校庭でのシチュエーションに興奮した
もう何度目か覚えてもいないキス
ミカン味のリップはわたしも使っている
今日の梨子ちゃんの唾液はイチゴジュースの味がした
梨子「さっき飲んだばかりだから…」
曜「うん、美味しいよ」
梨子「もう…」
梨子ちゃんの下着を下ろし舌を這わせた
今日はわたしの番だ
もう弱いところは熟知している
知らない間にわたしも梨子ちゃんも虫に刺されていた
痕を見せあって笑いあった… 4−3
ある日はバスの中でした
沼津に向かうバスの中でお互いの下着に手を入れた
運転席からは見えないはずだが誰かが乗って来たらバレるだろうか?
…興奮した
梨子ちゃんも興奮してるのだろう顔が赤い
梨子ちゃんの体温を感じながら擦り続けた
何人か乗ってきたが特に気付かれた様子もなかったので続けた
声が出そうで必死で我慢した
梨子ちゃんが意地悪な笑みを浮かべて指を入れてきた
大人しく受け入れた
梨子「…凄い…熱くなってる…」
沼津に着くまでに3回達した… 4−4
ある日は沼津でした
示し合わせて下着を着けずに出掛けた
ゲームセンターでプリクラを撮った
当然キスをしながらだ
舌を絡ませて撮った
唾液の糸を引きながら撮った
胸を晒しながら撮った
梨子ちゃんはもう固くなっている
梨子ちゃんに言われてスカートを
捲って撮った
梨子「誰にも見せないからお願い💦」
曜「…当たり前だよ…」
言われるまま下腹部を晒して撮った
恥ずかしいくらい濡らしてしまった…
梨子「大事にするね🖤」 4−5
そのまま沼津でデートした
映画を見に行った
もちろん最後部の離れた席を取って
唇を重ねていた
が、本編が始まると二人とものめり込んでしまった
感動のあまり二人ともぼろぼろ泣いてしまった
その後は食事をして路地裏でまたキスをした
シャツの上から胸を摘まんだ
柔らかくて固い手触り
…ずっと触っていたい…
ふと目を上げると道を歩いてきたおじさんと目があった
おじさんは信じられないものを見るように目を見開いていた
曜「見られた!逃げよう!」
梨子「え!うそ!やだ!」
慌てて逃げた
逃げながらわたしはかつてないほど興奮していた
溢れた蜜が太ももを伝うのを感じながら走った… 4−6
近所の公園まで走ってきた
もう大丈夫だろう
ベンチに座ってまたキス
乾く暇もないとは正にこのことだ
暗くなって人もいなくなったのを良いことに大胆に絡み合った
川の音が聞こえる…
舌を絡めあちこち愛撫しお互いに指を入れた
先程の興奮が覚めぬまま何度か達した
腰が抜けそうになる
…キモチイイ…
しかし次の瞬間信じられない言葉が聞こえた
梨子「…千歌…ちゃん…」
一気に冷めた 4−7
様々な感情がいっぺんにに沸いてきた
妬み嫉み嫉妬怒り悲しみ
可愛らしい顔と少女らしい振る舞いに対する妬み
千歌ちゃんが梨子ちゃんへ向ける憧れの眼差しに対する嫉み
私の知らない千歌ちゃんを知ってること
二人だけの思い出を共有してることへの嫉妬
こんなに尽くしてるのに私を千歌ちゃんの代替品として見ている梨子ちゃんへの怒り
曜「…酷い…酷いよ梨子ちゃん
今はわたしとしてるでしょ!
わたしを見てよ!!」
梨子「ご…ごめんなさい…
私…私…なんてことを…」
曜「もういいよ!梨子ちゃんの馬鹿!オタンコナス!もう知らない!」
泣きながら走った
でも一番悲しかったのは
自分もまた梨子ちゃんを千歌ちゃんの代替品
欲望の捌け口と見てることに気がついたことだった
ごめんなさい梨子ちゃん
ゴメンナサイ…
繋がりそうで 繋がらないの
心と心
ーおしまいー 5−1
それからまた何日か過ぎた
梨子ちゃんとはギクシャクしたものを抱えながらも
ラブライブに集中した
しかし結果は予選で敗退だった
ショックだった
曲も歌詞も良いものができた
衣装もダンスもベストを尽くした
それでもラブライブのレベルの高さには通用しなかった
悔しかった…
わたしも梨子ちゃんも口数が少なくなっていた
そんなある日千歌ちゃんが
千歌「お泊まり会だよ!」
と言い出した 5−2
千歌ちゃんの提案でわたしの家で
お泊まり会をすることになった
千歌ちゃん、梨子ちゃんわたしの3人だ
モヤモヤしたことは忘れて頭を空っぽにして遊ぶことにした
カラオケで好きな歌を熱唱し
μ'sを歌いまくった
3人でプリクラを撮った
(…勿論普通にだ…)
スーパーで材料を買い込んで
わたしの家に移動した
千歌「カレーを作ろうよ!」
曜「了解であります!パパ直伝の船乗りカレーを伝授するであります!」
梨子「フフッ…楽しみね」 5−3
ギャーギャー騒ぎながらカレーを作った
あまりにも騒ぎ過ぎてママに怒られるくらいだった
バタバタ作った割にはとても上手く作れた
千歌「おかわり!」
梨子「え…それ何杯目?」
千歌「だって美味しいんだもん🖤」
曜「まあまあ!まだまだありますぞー」
死ぬほど食べた…
千歌ちゃんは良く喋り良く笑った
わたしと梨子ちゃんはそれにつられてたくさん笑った
心の底から楽しかった… 5−4
一緒にお風呂に入ってパジャマに着替えた
暫くゲームをした
イカのゲーム
梨子ちゃんは慣れてないらしく
わたしと千歌ちゃんで教えながらやった
そのうち千歌ちゃんは眠くなってきたようだウツラウツラし始めた
寝る前に聞きたいことがあった
曜「今日はどうしてお泊まり会だったの?」
千歌「…だって…曜ちゃんと梨子ちゃん…最近ケンカしてるみたいだったから…ワタシ梨子ちゃんも…曜ちゃんも大好き…仲良く…して欲しいの…」
梨子「千歌ちゃん…」
そう言いながら千歌ちゃんは寝息をたて始めた
というかイビキをかきはじめた
邪気のない寝顔が可愛らしい… 5−5
梨子ちゃんが語りだした
梨子「この前はゴメンなさい…」
曜「ううん…わたしも同じだった…」
それだけで通じたのだろう梨子ちゃんは微笑んでくれた
梨子「曜ちゃんには全部打ち明けるね
私、本当は凄く欲張りなの
いつも良い子でいたかったけど
本当に欲しいものはどうしても諦められない…
私、千歌ちゃんが好き
死にかかってた私の心は千歌ちゃんに救われたの…」
曜「うん…わかる」
梨子「でも同時に曜ちゃんも好き!
変な馴れ初めになったけど好き!
イヤらしいと笑われても曜ちゃんの事を考えて何度も…私…自分で…」 5−6
急に梨子ちゃんに対する愛しさが沸いてきて抱きついた
曜「わたし…わたしもそう…
千歌ちゃんが好き!わたしのものにしたい!
だけど梨子ちゃんも好き!
離したくないの!」
泣いてしまった
泣きながら唇を重ねた
お互いに千歌ちゃんへの愛を語りながらその横で唇を重ね合う
…わたしたちはなんて矛盾した
欲深い生き物なんだろう
なんて身勝手で利己的で打算的で
すぐに快楽に溺れてしまうイヤらしい生き物なんだろうか…
でもコレが自分なんだ…
認めて受け入れよう
そんなことを考えながら激しく舌を絡めた
梨子ちゃんも泣いていた
交換した唾液の味は少ししょっぱい涙の味がした… 5−7
わたしたちは協定を結んだ
千歌ちゃんを巡る恋のライバルとして
・千歌ちゃんの意思を最優先とする
もし千歌ちゃんが別の人を選んでも泣きながら祝福する
・千歌ちゃんに対するアピールは構わないが無理強いはしない
・千歌ちゃんと二人で何かしたあとはお互いに必ず報告する
くだらないがこれは儀式だ
わたしと梨子ちゃんの恋のゲームのルールだ守っていこう
それはそれとして欲望の炎か燃え上がった時は睦あった
この間は我満できずにとうとう放課後のトイレでしてしまった
一つの個室に二人で入って貪りあった
制服を汚さないよう気を使ったがそれがまた興奮を誘った…
こんな関係も長くは続かないだろう
おそらくスクールアイドルと同じく高校生の間だけ
そのうち飽きて忘れてしまうのだろう
それでも良い
今、この瞬間を大切にしよう
次のラブライブではもう負けない
わたしたちは漸くAqoursシップに乗り込みミライチケットを手にしたのだから…
ーおしまいー いったんおしまいです
読んで頂いてありがとうございました
産まれて初めてこんな長文を書きました
お見苦しい点もあると思いますがご容赦願います
最後に自分は9人全員が好きでどんなカップリングにも無限の可能性を感じます
荒らしてる人もそんなことをするくらいなら好きなカップリングを布教するSSを書いて改宗させてみて下さい
嫌いより好きで自分を語って下さい これ確かいつかのスレで荒らされて最後まで書けなかったやつだよね多分
良かったよ
乙 乙
>>46
コラでも本当に言ってそうなイメージあって草 一旦おしまいという事は期待していいのん?
とりあえず乙 感想ありがとうございます
とても嬉しいです!
上記の分はラブライブサンシャイン一期の時間軸で書いていて夏休みの間の出来事です
二期の時間軸で続編を書くつもりでいますが貯めてたネタを使い尽くしたので少々お待ち下さい
気長に見守って頂けるとありがたいです 6ー1
夏休みが終わった
二学期が始まって早々にわたしたちには廃校が突きつけられた
学校も救う
ラブライブも優勝する
どちらもやって見せると千歌ちゃんの鼻息は荒かった
脇目も振らず目標に突き進む千歌ちゃんは可愛らしい
頑張る千歌ちゃんは眩しい
そんな千歌ちゃんが好きだ
…汚したい
…汚せない
今は千歌ちゃんの力になることを優先しよう…
梨子ちゃんとはそう約束していた
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