誰かの声がする。とても眠たい。
今は夜? それなら朝がくるまで寝ていよう。
白金のように星が輝いている。

星がマルを照らしている。
誰かが呼んでいる。

「花丸ちゃん」

思い出した。行かないと。
みんなが待っている。

──スクールアイドルになるために。