高校三年生 6月

梨子「千歌ちゃん、どうしたの?私に話したいことって……」

千歌「ごめんね梨子ちゃん。わざわざ部屋まで来てもらって……」

梨子「いいのよ別に、すぐ近くだし……」

千歌「実は、曜ちゃんのことなんだけど……」

梨子「えっ!?よ、曜ちゃん!?//曜ちゃんのこと、って、どういう意味なの?//」

千歌(本当にわかりやすいなぁ、梨子ちゃんは……)

千歌「曜ちゃん、最近学校来られてないでしょ?そのことで、梨子ちゃんに相談したいことがあって……」

梨子「あっ、うん、そのことね……それは私もずっと心配してて……私も何か出来たらなって思ってたんだけど……」

千歌「うん、そうだったんだ……」

千歌「あのね、梨子ちゃん……実はね、多分なんだけど……」


千歌「曜ちゃんがああなっちゃったのって、その……私のせいじゃないかって、思ってるんだ」