曜「そ、そうだよねー……普通、女の子どうしで付き合うとか、考えられないよねー……」

曜「だから、千歌ちゃん、この話はなかったってことで!」

千歌「あっ、曜ちゃん待って!」

曜「じゃあ千歌ちゃん、私用事あるから!」ダッ

千歌「曜ちゃん……別に私、曜ちゃんのこと嫌いとかじゃないのに……私が言いたいのは、そういうコトじゃなくて……」

千歌「……」

千歌(それに、梨子ちゃんは曜ちゃんのこと、少なからず想っているだろうから、そこに私の入る隙間はないっていうか……)

千歌「あーあ……上手くいかないなぁ……」

梨子(ま、まずい!!千歌ちゃんがこっち来ちゃう!)

梨子(ど、どうしよう……話聞いてたこと、千歌ちゃんにバレちゃうよ……ど、どこかに隠れないと!でも、どこに!?)

千歌「はぁ……教室戻ろ……って、梨子ちゃん!?」

梨子「ち、千歌ちゃん……」