読モ1「もう、そんな大声で呼んだらびっくりするでしょ」

読モ2「いやぁお熱いムードで遠くからでも果林達だってわかったからさ、相変わらずラブラブですこと」

読モ1「ごめんね、デート中だったんだね。お邪魔しちゃった」

果林「い、いえ。別にそんな事は、ねぇしずくちゃん」

読モ1「え?『しずくちゃん』?」

しずく「お、おいおいなに言ってんだ果林。俺は『しずお』だろ、なぁ?」メクバセ

果林「あ、あぁそうそうしずおだったわね。学校の後輩と間違えちゃったわ」

果林(すごい、一瞬でしずおになりきってる。しずくちゃんがいなかったらボロが出てたわね)

読モ2「あの後果林達の事話してたらさ、カメラマンがしずおに興味持ったみたいで」

読モ2「よかったら今度果林と2人でモデルをやってみないかって言ってたんだけど、どう?」

果林「カメラマンの人が……?」

果林(そういえばあの日しずくちゃんはスタジオに来てカメラマンの人もいたわね)

果林「しずお、どうしましょうか」

しずく「果林とモデル……」

しずく「いいじゃないか、やろうぜ。いい記念になるだろ」

読モ2「流石しずお、ノリがいい〜」

読モ1「撮影は火曜日にやるみたい、もしよかったら果林ちゃんと一緒に来てね」

しずく「了解、その時はよろしく!!」

果林(しずくちゃんと撮影……?)

果林(なにさらっと大変な事請け負ってるのよ!!)