せつ菜「ごほっ!!!!!!!! ごほっごほっ!!!!!!!!!!」

栞子「中川さん!?」

せつ菜「ふあっ……」クラッ

栞子「中川さん!」ガシッ

せつ菜「み、三船さ……ごほっごほっ!!!!!!!!!!」

栞子「顔が赤い……これは明らかに37.5℃以上発熱していますね」

せつ菜「ごほっ!!!!!!!! ごほっごほっ!!!!!!!!!!」

栞子「そして咳……。これはコロナウィルス……?」

せつ菜「はぁ、はぁ、はぁ……ごほっ!!!!!!!!」

栞子「喉がもげそうなくらい咳をしていますね。中川さん、どこで感染したのか心当たりはありませんか?」

せつ菜「うっ……」ユビサシ

栞子「? ……私を指差している?」

栞子「いえ違いますね。これは私の奥にある時計を指差しているのでしょう」

せつ菜「ごほっごほっ!!!!!!!!!!」

栞子「時計の時刻は12時30分……なるほど。そういうことですか」

せつ菜「ごほっごほっ!!!!!!!!!!」