璃奈「しずくちゃんって、かすみちゃんのこと好きなの?」
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しずく「り、璃奈さん? いきなりどうしたの」
璃奈「前から気になってた。璃奈ちゃんボード『じー』」
しずく「もちろん好きだよ。璃奈さんのことも、みんなのことも、ね」
璃奈「ありがとう、私もしずくちゃんのこと好き」
璃奈「でも、えっと、そうじゃなくて……」
しずく「?」
璃奈「恋愛対象として好きなのかなって」
しずく「!!???!??」
しずく「そそそそそそそんなことないよ!?!?」
璃奈「わ、わかりやすい」 お願いがあります。
特に展開とかなくてもいいので一生続けて お互いにうまくいかなくて
お互いにささやかながらサポートし合ってたらいいですねえ!!!!!!!! 愛さんはLIKEの好意向けられるのには慣れてそうやけどLOVEの好意向けられたらテンパりそう ―――後日
かすみ「お疲れ様でーす! あれ?」
かすみ「どうやらかすみんが一番乗りみたいですねっ」
かすみ「💡」
かすみ「机に突っ伏して寝たフリをして、最初に入ってきた人を驚かせちゃいますよぉ」
かすみ「よいしょ、っと。では、おやすみ〜」
………………
…………
……
しずく「こんにちは。ってあれ? まだ誰も来てないのかな?」
しずく「あ、かすみさんが座ってますね。座ってるというか……寝てる?」
かすみ(くふふ……どうやらしず子が来たみたいですね) しずく「………………他に誰もいないよね?」
しずく「起こさないように……」スススッ
しずく「お隣失礼します」コソッ
かすみ(そのまま油断したところを驚かせちゃうよ〜)
しずく「かすみさん……寝てるよね?」
かすみ「……すー……すー……」
しずく「ふふっ」ツンツン
かすみ「んむっ…………すぅ……」
しずく「よく寝てる……かな?」
しずく「まだ……起きないでね」ギュッ
かすみ(!?!?)
かすみ(なななななんでしず子抱きついてるの!? さっ、寒いのかな?!)
しずく「かすみさん……暖かい……」
しずく「もうしばらく……このままでいさせてね」
かすみ(お、起きるに起きれない……) ………………
…………
……
しずく「………………すぅ」
かすみ(あれ?)
しずく「すぅ……すぅ……」
かすみ「……し、しず子?」
しずく「んん…………すぅ……」
かすみ「ね、寝てる……いやいやっ、ちょっと待ってかすみんに抱きついたままなんだけどっ?」
かすみ「う、動くに動けない……」
璃奈「こんにちは」ガチャッ
かすみ「あっ、りな子いいところにっ」
璃奈「お邪魔しました。ごゆっくり」
かすみ「ちょっ」 かすみ「待って、待って出ていかないでっ」
璃奈「なに? 私、そこまで野暮じゃない」
璃奈「見せつけたいのなら……見るけど。璃奈ちゃんボード『ぽっ』」
かすみ「そっ、そういうのじゃないからっ。ただしず子が寝ちゃっただけなのっ」
璃奈「かすみちゃん」
かすみ「な、なに?」
璃奈「しずくちゃんとくっつくの、嫌?」
かすみ「べ、別にそういうわけじゃないというか、むしろ好きだけどぉ……」
璃奈「なら、そのままそっとしておいてあげてほしいの」
かすみ「うーん?」
璃奈「ほら、しずくちゃんの寝顔、とっても幸せそう」
かすみ「た、確かに……そうかもだけど」 璃奈「というわけでお邪魔虫は去る。璃奈ちゃんボード『すたこらさっさ』」
かすみ「ちょ、りな子……! ほんとにいっちゃったし」
かすみ「こんな予定じゃなかった……はずなんだけどなぁ」
しずく「……すぅ……すぅ……」
かすみ「まったく……今日だけ特別ですからね」
―――
璃奈「あ、愛さん」
愛「あれ、りなりー? なんで部室から出てきたん? 先に練習向かう?」
璃奈「うん。中は今ちょっと、アレだから」
愛「んー?」ノゾキ
愛「あー、なるほどなー。またイチャついてるわけだ。写真撮っとこ」カシャッ 愛「じゃ、アタシらもイチャつきながら練習向かいますかー」
璃奈「うんっ」
愛「あ、他のみんなにメッセ入れとかないとね」
愛「『今、部室は侵入不可。練習に直行されたし』っと。さっきの画像つけちゃお」
璃奈「あ、あの、愛さん。腕組んでもいい?」
愛「お? 積極的じゃん。いいよいいよ、組もう」
璃奈「うんっ」ギュッ
―――
栞子「な、な……部屋内では飽き足らず、廊下でまで……!」
↑たまたま通りがかった
栞子「やはりスクールアイドル同好会はダメです。早急に潰しますっ」
おわり ポコーンと閃いたんだけど
毎時、始めて終わらせるってのはどう? 璃奈「しずくちゃん、いつ、かすみちゃんに想いを伝えるの?」
しずく「うっ、ストレートに聞いてくるね……」
璃奈「かすみちゃんもしずくちゃんのこと好きだと思う」
しずく「嫌われては、いないと思うけど……友達としての感情しか持ってないと思うの」
璃奈「それは確かに」
しずく「それを言ったら璃奈さんもだよ」
璃奈「おかしい……愛さんにはちゃんと好きって言ったのに」
璃奈「いっぱい甘えたりしたのに……伝わってない」
しずく「私も璃奈さんも、やっぱり恋してるってはっきり伝えなきゃ……」
璃奈「それができたら悩んでない。璃奈ちゃんボード『ドヤァ』」
しずく「胸を張って言うことじゃないよ」 しずく「はぁ、かすみさんから気づいてくれないかなぁ……」
しずく「ほら、かすみさんと一緒にいると、すっごく楽しいんだけど、いい雰囲気にはならないって言うか、ね?」
璃奈「前はいい雰囲気になってた」
しずく「あ、あれは……私寝てただけだし……」
璃奈「またかすみちゃんの前で寝てみる?」
しずく「イタズラされて終わりだと思うの……」
しずく「……ねぇ璃奈さん。興味本位というか……ちょっと、ほんのちょっとだけね、気になるんだけど」
璃奈「なに?」
しずく「惚れ薬とか……作れないのかなぁって」
璃奈「璃奈ちゃんボード『ドン引き』」
しずく「あぁっ違うの、いや違わないけどっ」 璃奈「作れないこともない」
しずく「だよね……あれ?」
しずく「つっ、作れるの?! ほんとに?」
璃奈「うん。でも効果が長持ちしない」
璃奈「効果が切れると、元通りになっちゃう」
しずく「それは……」
璃奈「そしたらきっと、すごく辛い」
しずく「そうだよね、ごめんね、変なこと聞いて」
―――
あなた「今日はユニットで練習しようか」
あなた「各自ユニットごとに分かれて練習始めといてねー」
――― ―――
果林「なんていうか、ちょっと意外よね」
愛「なにがー?」
果林「この曲。私達ってどちらかというとクールとかカッコいい寄りだと思うのだけれど」
愛「でもめっちゃいい曲じゃん?」
果林「それは否定しないわ。歌詞もすごく切ないのよね」
愛「恋愛かぁ……。この歌詞みたいにやっぱ苦しいんかな?」
果林「振り向いてもらえなかったりしたら苦しいかもしれないわね」
愛「アタシには縁なさそうだわー。縁が見えん! なんつって!」
果林「あら、そうかしら。すぐそばにあるかもしれないわよ?」
愛「そうかなー?」
果林「ま、変な話はおいといて練習始めましょ」 ―――
歩夢「しずくちゃん、最近ちゃんと眠れてる?」
しずく「えぇ、いつも通りですけど」
歩夢「ほらこの前、愛ちゃんからメッセージ来たでしょ」
せつ菜「あぁ! しずくさんがかすみさんに抱きついて寝ていた画像ですね!」
しずく「あ、あれは……ちょっと油断したといいますか。かすみさんの体温が心地良くて……」
歩夢「ふふっ、わかるよ。人肌って暖かくて安心するよね」
せつ菜「かすみさんもとても優しい表情をしていました」
しずく「も、もう! 私のことはいいから練習しましょう!」 ―――
かすみ「じゃあかすみんズ、練習始めますよ〜!」
璃奈「かすみんズじゃなくてQU4RTZ」
かすみ「わ、わかってるよ、ちょっと言ってみただけじゃん」
エマ「私は別にそれでも構わなかったんだけどね〜」
彼方「すやぴ」
かすみ「彼方先輩は集まるなりエマ先輩の膝で寝る気満々じゃないですか……」
エマ「喜んでもらえてなによりだよ〜」
彼方「そういえば、前に送られてきた写真見て気になったんだけど〜」
彼方「かすみちゃんの抱き心地はいかがかな〜」 璃奈「ダメ、かすみちゃんはしずくちゃん専用」
かすみ「えぇ? りな子何言ってるのぉ……」
彼方「残念……。いや、エマ枕があるから残念でもなかった」
エマ「うふふ、いい子いい子」ナデナデ
かすみ「かすみんはぁ、しず子だけじゃなくてぇ、みーんなのアイドル、だよっ!」
あなた「練習、始まってるからね?」
QU4RTZ「「「「はーい」」」」
―――
あなた「今日も平和だなぁ……」
おわり ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています