穂乃果「カスタムロボ」
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穂乃果「海未ちゃん!ことりちゃん!これだよ!!」
ことり「どうしたの?穂乃果ちゃん?」
穂乃果「これだよ!これ!!」スッ
海未「これはカスタムロボのキューブですね...これがどうかしたんですか?」
穂乃果「今ね!これがとっても人気なんだよ!!」
ことり「たしかに...最近、街で持ってる人が多くなってきたよね」
穂乃果「それでね...穂乃果!これでいいことを思いついたの!!」
海未「なにか嫌な予感が....」
穂乃果「穂乃果ね!!これで頂点を目指してみたいの!!」 >>720
メタいことを言うと主人公が戦わずに味方が代わりに強敵を倒してしまったら強敵のロボのカスタマイズが一生分からないままになるからな… >>735
シノノメも幹部扱い…
ロクドウのジェイムスンの出番も来るか? ことりはフェニックスガン、絵里はアニー…
これは何か嫌な予感が… 絵里「海未、大丈夫?」
海未「えぇ....すいません」
にこ「あんた、そのロボ...いつもと全然違うわね」
ことり「ちょっとまぁ..色々とあって...ね?」
にこ「ふーん...フェニックスガンねぇ...ある意味でことりには合ってるわね」
ことり「あはは...」
海未「ことりはダイブ酔いがひどいんです」
ことり「!海未ちゃん!」
海未「黙っていてもいつかはわかってしまいます、貴方には無理をさせたくないんです」
希「ダイブ酔い...」
にこ「成程ね」
絵里「知らなかったわ...」
ことり「.......」 ことり「皆を騙すつもりはなかったの...」
ことり「その...皆が楽しくバトルしてるのにことりがダイブ酔いがひどくてできないなんて...皆に水を差すようなことは言いたくなったの」
にこ「ことりらしいわね」
絵里「私達こそことりに言い出しづらい雰囲気を出していたのかもしれないわ、ごめんなさい」
ことり「そ、そんなことはないよ!」
にこ「はい、そこまでー」パン!パン!
絵里 ことり「!!」
にこ「そういう話は皆がここを出てからにしましょう」
海未「...そうですね、私が余計なことを言ってしまいすいませんでした」
にこ「はい、謝るのはここでおしまい!!さっさと皆と合流をする!」
絵里「そうね」
ことり「........」
にこ「大丈夫よ、絵里と希がいるからことりが無理をすることはないから安心して上級生に任せなさい」
海未「....にこ」
にこ「でしょ?二人共」
希「...そうやね!」
絵里「えぇ、任せて」 「..........」
絵里「!」
にこ「誰かいるわね」
希「!あれは....」
花陽「.......」
ことり「花陽ちゃん?」
海未「....待ってください、様子がおかしいです」
花陽「.......」
絵里「まさか...花陽まで!?」
希「っ......」
花陽「.......」スッ
にこ「みたいね...全く、本当に嫌になるわね」 希「ここはうちが」
絵里「私に行かせて」
希「!」ビクッ
絵里「.........」
海未「絵里....」
ことり「絵里ちゃんの雰囲気が昔みたいに...戻った?なんかちょっと怖いかも...」
にこ「あー....あれは多分マジギレしてるわね」
絵里「........」
にこ「希、ここは絵里に任せましょう」
希「で、でも...せっかくにこっちの装備を借りたのに」
にこ「じゃあ、あんたはあの絵里に割って入って絵里を抑えられるの?」
希「....無理」
にこ「なら、少し休んでなさいあんたも」 絵里「花陽....」
花陽「........」
絵里「どこまで皆を.....」
花陽「.......」
絵里「...皆を!!どこまで皆を傷つけるのよ!!!!」
ことり「っ.....」ビクッ
にこ「あー...やっぱりマジギレしてる」
希「久々やね...あそこまで怒ってるのは」
海未「絵里....」
にこ「声はかけたくないけど...絵里」
絵里「....なに?」
にこ「!...いや、冷静にね?花陽は操られてるんだから」
絵里「...わかってるわ」
にこ「そ、そう...ならいいんだけど」
絵里「........」 にこ「あー...心臓に悪い...」
海未「すごい迫力ですね」
にこ「そうね...」
ことり「........」
絵里「花陽、ごめんなさい...貴方を助けるために私は全力でいくわ」
花陽「.....」
絵里「すぐに助けてあげるから」
花陽「.......」
絵里「行くわよ!!」
シュイーン!!! 花陽「.......」
ヒューン!ヒューン!!
絵里「!!」
花陽「.......」
絵里「花陽のパーツも違法パーツに変えられている....あれはたしかボロンジガンだったかしら?」
ボロンジガン
ニードルガンをベースに改造された違法パーツ
攻撃力やダウン力が強化されていている
花陽「........」
ヒューン!ヒューン!
絵里「おっと....まるで毒針ね」 ドーン!ドーン!
絵里「これも違法パーツね....」
ボロンジボム
ダブルマインボムの違法パーツ
ボロンジポッド
リフレクションポッドの違法パーツ
飛距離がアップしている
絵里「ボロンジシリーズで固められてる感じね」
花陽「........」
絵里「でも...」スッ
絵里「その程度じゃ私は倒せないわ!!」
ドン!!
花陽「きゃああああ!!」
絵里「っ.....!花陽...」
花陽「......」 にこ「絵里!!ぼーっとしてるんじゃないわよ!!」
花陽「........」スッ
絵里「!」
ヒューン!ヒューン!!
絵里「!」シュー!シュー!
にこ「全く...」
海未「相手は卑怯者です...こうやって仲間同士で戦い合わせるなんて」
希「そうやね...」
ことり「絵里ちゃん...」 花陽「.........」スッスッ
絵里(...移動速度に旋回、ジャンプの速度...着地時の硬直時間が減っている)
絵里「これはあのレッグの性能ってところかしら」
ボロンジレッグ
地上の移動速度や小回り、ジャンプの速度や空中ダッシュや着地時の硬直時間が軽減される
その代わりに空中ダッシュやジャンプなどの距離が短くなる
絵里「はぁ!!」ドン!!
花陽「.......」サッ
絵里「たしかに武器の性能の差...私に対するこの条件はいい条件ではない、むしろ不利な状況....」
花陽「......」
絵里「それでも私はやらなければならない...皆を連れて帰るまで!!」
ヒュー!ヒュー!
絵里「たしかに花陽の実力に違法パーツの組み合わせは手強いわ...でもね...」
絵里「いつもの...心がきちんと通ってる花陽の方がもっと強いわ!!!」 花陽「!」
絵里「終わりよ!!」チャキン!
ドン!!
花陽「きゃあああああああ!!」
GAME SET!!
花陽「」フラッ
絵里「!花陽!!」ダッ
絵里「おっと!....にこ!チップを!!」
にこ「OK!」
花陽「」
絵里「ごめんね...花陽」 にこ「絵里!!チップは取り除いたわ!」
絵里「ありがとう、にこ」
花陽「ぅ.....」
絵里「!花陽!?」
花陽「...え、絵里...ちゃん?....」
絵里「大丈夫?痛いところとかない!?」
花陽「こ、ここは....」
ことり「花陽ちゃん催眠チップで操られてたんだよ」
花陽「チップ....!そうだ!!」スッ
花陽「!うっ.....」フラッ
絵里「危ない!!」
花陽「っ.....」
絵里「ダメージがあるんだから無理をしないの!」 花陽「凛ちゃんを....」
絵里「凛?凛がどうかしたの?」
花陽「凛ちゃんに会って凛ちゃんを倒したんだけど...そしたら見たことないロボが襲ってきて...」
ことり「見たことのないロボ?」
花陽「そのロボがすごく強くて...負けちゃって...気が付いたらここに...」
希「ロボってどんなロボだったの?」
花陽「普通のロボより一回り大きくて...たしか右半分がオレンジ左半分が青の見たことのないカラーだった....」
絵里「.....!まさか...ロボも違法ロボを?」
ことり「違法ロボなんてのもあるの?」
にこ「あるわよ...その特徴なら二つの機体がたしか...」
絵里「ランスとスピアを....」
希「待って...その2体って!!」
絵里「....嫌な予感がするわね」 花陽「早く凛ちゃんを迎えに行かなきゃ....一人にしちゃってる...」フラッ
絵里「ちょっと!無茶をしないの!!」
花陽「でも...!」
絵里「希、海未を運べる?」
希「え?うん?」
絵里「花陽、ちょっと失礼」
花陽「え?」
絵里「よいしょっと....」
花陽「え?え?」
絵里「急ぐわよ!!皆!」 穂乃果「ここは....」
真姫「こんな地下に塔ってどういうことなのよ」
ツバサ「ここが相手の本陣なんじゃないの?」
真姫「.....」
ツバサ「どうする?」
穂乃果「行きましょう!!」
真姫「!穂乃果!そんな考えなしに」
穂乃果「もしかしたら皆もここに来てるかもしれない」
真姫「今以上にこの先は危険そうよ」
穂乃果「でも!ここじっとしてても仕方ないよ!前に進もうよ!」
真姫「....どう思います?」
ツバサ「そうね...私もじっとしてるのも性には合わないし、行こうかしら?」
真姫「はぁ...わかりました」
穂乃果「よーし!!突撃ー!!」 ギー...
ツバサ「.......」
真姫「.......」キョロキョロ
ツバサ「特には誰もいなさそうね」
真姫「足元とか気をつけてくださいね、罠とかがあるかもしれないわ」
穂乃果「....バトルステージがある」
真姫「連中の練習施設かしら?」
ツバサ「そうかもしれないわね」
『まさかここまで辿り着くとは....』
真姫「!」
穂乃果「誰?」
『...........』 『私の名前はホムラ...異端の闇軍師とも呼ばれていましたかね』
真姫「!ホムラ....あのホムラ?」
『おや、私のことを知ってるようですか』
ツバサ「えぇ、違法パーツが使われてるからまさかとは思ってたけど...まさか本物が出てくるなんてね」
『半分正解で半分不正解ですね』
真姫「?どういう意味?」
『私はホムラによって作られた人工プログラム』
穂乃果「プログラム?」
『私はホムラであってホムラではない』
穂乃果「???」
『......』
真姫「穂乃果に難しい話は無理よ」
穂乃果「ひどい!!」 ツバサ「なんでこんなことを人工プログラムの貴方が...そもそも作った本人がいないのに貴方がどうやって活動を」
『私にもきっかけはわかりませんが、システムが勝手に起動をしたんです』
真姫「.......」
穂乃果「一体どうしてこんなことを?なんで皆をひどい目に」
『どうして?化学の進歩には犠牲はつきものなのですよ』
穂乃果「!犠牲!?」
『そうです、私の偉大なる計画のね』
真姫「計画?」
『私を作ったオリジナルが成し遂げられなかった計画をね』
ツバサ「まさか...軍事利用?」
『その通り、それを量産し私が世界を統べる』
真姫「...マッドサイエンティストが作ったプログラムらしい考えね」 『ふふふ....そうだ、いいものを見せてあげよう』
ツバサ「いいもの?」
『中々見れるものではない』
あんじゅ 英玲奈「......」
ツバサ「!!あんじゅ!!英玲奈!!」
『中々これを使いこなせるコマンダーがいなかったんだが...いい駒が手に入った』
真姫「駒って人をなんだと思ってるのよ!!」
『私にとっては道具...こいつらは作品だ』
ツバサ「...このっ....」
『さぁ!!出てこい!!ベイオネット!!!』
穂乃果「ベイオネット?」
真姫「!まさか...」
ツバサ「.........」 『はははは!精々頑張るがいい』フッ
穂乃果「!消えた?」
真姫「これは厄介なのがでてきたわね」
ツバサ「あのカラー...まさかランスとスピアを」
真姫「合体させてるわね」
穂乃果「合体なんてできるの?ロボを」
真姫「あれも違法よ...しかもあれは相当強いわよ」
ツバサ「..ここは私に行かせて」
穂乃果「!ツバサさん!!」
ツバサ「私の仲間は私が助ける」
あんじゅ 英玲奈「.......」
ツバサ「....絶対に助けるわ、二人共」 穂乃果「待ってください!!」
ツバサ「!」
穂乃果「相手はロボが一体とはいえ二人なんですよ!!一人で戦うなんて」
ツバサ「ありがとう、貴方は優しいのね」
穂乃果「だってこんなのツバサさんが」
ツバサ「でもね...それでもやらなくちゃいけない時があるの、これは私達AーRISEの問題よ」
穂乃果「ツバサさん....」
真姫「これは言っても聞いてくれなそうね」
ツバサ「大丈夫、私は負けないから」
真姫「気をつけなさいよ」
ツバサ「ありがとう...じゃあ、行ってくるわ」
あんじゅ 英玲奈「........」
シュイーン!! ツバサ「これはまた...本物を見ると大きいわね」
ベイオネット
ストライクバニッシャー型がベースの違法合体ロボ
ランスとスピアが合体した機体
通常はストライクバニッシャー型は空中ダッシュ3回までがMAXだが5回までできるようになっている
無敵アタックも強化されていて無敵時間と威力は上がっている
「..........」スッ
キュイン!キュイン!
ツバサ「この銃は...」
ヒュー!ヒュー!
ツバサ「赤黒いスターレイヤーガン?」
穂乃果「なにあの針みたいな弾がたくさん出る銃は」
真姫「動き的にはスターレイヤーガンね」
穂乃果「スターレイヤーガン?」
真姫「ダメージは低いけど弾があんな風に一回空中で待機して分裂する銃なのよ」
真姫「弾速も速いし隙も少ない銃だけど...癖が強い銃ね」
ツインズガン
スターレイヤーガンをベースに作られた違法パーツ
攻撃力と空中でのリロードなどが強化されている ドーン!
ツバサ「こっちはライトシュートボム...」
フワ...フワ...
ツバサ「ポッドはジャンピングポッドってところかしら」
ツインズボム
ライトシュートボムHの違法改造パーツ
弾数が1発から2発に増えていて相手に向かってカーブをして飛んでいく
2発に増えているので爆風範囲とダメージ量が上がっている
ツインズポッド
ジャンピングポッドBの違法改造パーツ
3つのポッドが空中で待機をして相手が近づくと爆発する
弾数が2発から3発になっていて攻撃力と爆風の範囲が強化されている
ヒュー!ヒュー!ヒュー!ヒュー!ヒュー!
穂乃果「!なに?あのジャンプ移動は」
真姫「あんなのチートよ!」
ツバサ「はぁ!!」ダッダッダッ
「!」スッ
ヒュー!ヒュー!
ツバサ「そう簡単には攻撃は当たってってはくれないわね」 ツバサ「でやぁ!!」
穂乃果「すごい...ツバサさんあのロボといい勝負をしてる」
真姫「さすがAーRISEのリーダーね、すごい実力ね」
穂乃果「この調子ならツバサさん勝てるよね!」
真姫「そう上手くいけばいいんだけど...」
ギュイーン!!ギュ―イン!!
ツバサ「がっ!!」
穂乃果「!!」
真姫「なによ...あの連続の無敵アタックは!」
ツバサ「〜っ!!!アタックはジャベリンの強化パターンって感じかしら...」
「「.........」」
ツバサ「さすがにこの状況で二人を相手にするのはやっぱりきついわね」 ツバサ「でも...」ダッ!
ヒュー!ヒュー!
ツバサ「ここで私が負けるわけにいかない....私や二人が今日の為に頑張ってきた大会を滅茶苦茶にされて...黙っていられないわ!!」
ダ!ダ!ダ!ダン!!
ツバサ「仮にその道が部外者に邪魔をされるなら...このドリルで道を切り開く!!」
ダ!ダ!ダ!ダン!!
ツバサ「私達はそれぞれを頂点を目指している...私達は仲間でありライバルでもある!だからどういう形であったとしても...」
ツバサ「私は頂点を取る!!だから貴方達...本気じゃない貴方達に負けるわけにはいかないのよ!!!」
ツバサ「これで...おしまいよ!!」
ダ!ダン!!
GAME SET あんじゅ 英玲奈「」バタン
ツバサ「!あんじゅ!英玲奈!!....ぐっ!?」フラッ
穂乃果「ツバサさん!!」
ツバサ「....思ったよりダメージが大きいみたいね...」
穂乃果「無理をしないでください!」
真姫「大丈夫、二人共気絶してるだけよ」
ツバサ「ありがとう...手間取らせてしまってごめんなさいね」
「穂乃果!!」
穂乃果「!...絵里ちゃん!皆!!!」
真姫「遅かったじゃない」
にこ「真姫ちゃんも一緒だったのね」
花陽「り...凛ちゃん!!」
真姫「大丈夫、気を失ってるだけよ」
ことり「AーRISEの二人が...何があったの?」
真姫「全員集まったことだし...状況を整理したほうがよさそうね」 絵里「ホムラ?人口プログラム?」
真姫「えぇ、そいつが今回の事件の黒幕よ」
海未「その名前で悪事を働くなんて絶対に許せないです!!!」
にこ「なんで海未はあんなに怒り狂ってのよ」
ことり「ホムラって名前が海未ちゃんの大好物の穂乃果ちゃんの家のお饅頭の名前と被ってるからだと思う」
穂乃果「その名前やめてほしいよ!うちのお饅頭に風評被害が!」
真姫「あら、風評被害なんて言葉よく知ってるわね」
穂乃果「もー!真姫ちゃんは穂乃果のことを馬鹿にしすぎ!!」
にこ「それにしても皆ボロボロね」
絵里「私は平気よ」
希「うちも」
にこ「..........」 にこ「ぱっと見てまともに戦えそうなのは...穂乃果に絵里...あとは希と真姫ちゃんくらいかしら」
海未「私も戦えます」
にこ「あんたはどう見てもまだ本調子じゃないでしょ、あと花陽と凛もダメ...ことりも無理はしないほうがよさそうね」
ツバサ「私もしばらくは無理そうだわ...下手に無理をしても足手まといになるだけだろうし」
にこ「AーRISEもダメと...」
絵里「って言っても敵ってまだそんなにいるのかしら?」
にこ「さぁ?どうでしょうね」
ガチャン!!ガチャン!!
ことり「!なに!?」
ガチャ!ガチャ!
希「扉が開かなくなってる...」
海未「...どうやらここに閉じ込められたみたいですね」 『ベイオネットを倒すとは予想以上だ』フッ
絵里「!」
『君達は素晴らしい才能を持ってるようだな』
希「あれがさっき言ってた...」
真姫「そう、ホムラよ」
『ここまでいた私の駒達を倒してここまで辿り着くとは』
にこ「駒って...あんた!」
絵里「っ.......」ギリッ
『君達を手に入れれば私の計画はより容易なものになる』
海未「誰が貴方になんて協力するものですか!!」
『ふふふ...ならここで餓死するまで閉じ込めるまでだ』
ツバサ「....卑怯者」
『目的を達成する為です、できれば素直に協力をしてほしいものです』 穂乃果「絶対にそんなことに協力なんかしません!」
『ならずっとここにいればいいだけの話ですね』
絵里「...これだから臆病者の陰気眼鏡は」
『.......はい?』
絵里「私に言うことを聞かせたいなら勝負でもして実力を見せればいいじゃない、あんたが私に勝てたらあんたの手伝いをしてあげてもいいわ」
希「エリチ!?」
絵里「まぁ、貴方みたいな臆病者の陰気眼鏡にはできないか」
『...いいでしょう、なら上まで最上階まで来て私を倒すことができたら負けを認めて貴方達を解放しましょう』
絵里「........」
『あの奥の装置で上の階に登れます...精々頑張ってください』フッ
にこ「やるじゃない、人口プログラムを相手を挑発するなんて」
絵里「まぁね」 穂乃果「よし!行こう!」
絵里「そうね...ここは戦えそうなメンバーだけで行きましょう」
にこ「なら穂乃果と絵里とサポートは真姫ちゃんで行ってきなさい」
希「え!?うちは?」
にこ「あんたはここで皆を守るのよ...こんなにまともに動けないメンバーもいるんだからいざって時に守れるメンバーがいないと困るから」
希「んー....」
にこ「あんたの気持ちはわかるけどここは穂乃果と絵里に任せましょう」
海未「私も」
ことり「海未ちゃんはだめ!」
海未「っ......」
にこ「ここはにこや希に任せて行ってきなさい」
絵里「頼んだわよ、二人共」
希「はぁ...わかった!任せて!」
真姫「にこちゃん」ヒュ!
にこ「おっと!」パシッ
真姫「いざって時に使って」
にこ「これは...」
穂乃果「よーし!出発!」 希「にこっち、なにを真姫ちゃんからもらったん?」
にこ「これよ」スッ
希「うわっ...パーツがたくさん入ってる」
にこ「レイフォールも入ってるわよ、使う?」
希「!使う!使う!」
にこ「全く...金持ちは羨ましいわね」
絵里「真姫、にこになにを渡したの?」
真姫「まぁ、ちょっとしたものよ」
絵里「ふーん...」
真姫「私は何度も戦えるほどは体力ないから頼んだわよ、エリー」
絵里「任せて頂戴、絶対にあいつは倒すから!」 そういやホムラって同じ店の名前だったなw
元のゲームのストーリーも思い出しながら楽しませてもらってるよ期待してる 絵里「...誰もいない....」
真姫「この階には誰もいないのかしら?」
穂乃果「.......」キョロキョロ
ブォン!
真姫「!」
絵里「なに?」
『来たようだね、まずはこれを相手にしてもらおう』
穂乃果「!この声はさっきの....」
真姫「見て、あそこのステージにロボがいるわ」
絵里「あのロボはルークね」
『ここでは私が作った自動型ロボットの相手をしてもおう』 絵里「自動型のロボってなんてなめられたものね」
『ふふふ』
真姫「エリー油断は禁物よ、ここまでの騒動を起こしたやつが作ったロボなら尚更よ」
穂乃果「また見たことない銃...違法パーツってことかな?」
真姫「そうね...あれはおそらくコテングガン、コテングシリーズで固めてるみたいね」
絵里「ならさっさと片付けるまでよ」
真姫「待って」
絵里「なに?真姫」
真姫「ここは私がいくわ、体力的にエリーや穂乃果は温存しておきたいし」
穂乃果「真姫ちゃん...でも大丈夫なの?体」
真姫「一回くらいなら平気よ、ここは私に任せて」
絵里「...わかったわ」 真姫「だから穂乃果、エリー先に行って」
穂乃果「え?」
絵里「なにを言ってるの?真姫だけをここに置いていくなんて」
真姫「相手の本拠地がここなのは間違いないとは思う...でも、もしここに相手の増援が来たら?長期戦がこっちが圧倒的に不利よ」
『........』
真姫「相手はどんな汚い手を使ってくるかもわからない相手よ、ここは早めにケリをつけたほうがいいわ」
『ひどい言われようだね』
穂乃果「で、でも!」
真姫「いいから!私よりもあんたやエリーの方がまだ戦えるんだから!」
絵里「穂乃果、行きましょう」
穂乃果「!絵里ちゃん!?」
絵里「ここは真姫に任せましょう、私達は先へ」
真姫「頼んだわよ、エリー」
絵里「えぇ、任されたわ」 穂乃果「...真姫ちゃん!絶対に勝ってね!穂乃果も頑張るから!」
真姫「私を誰だと思ってるの?」
絵里「行くわよ穂乃果」
穂乃果「........」
タッタッタッタッ
真姫「.........」
『君は色々と頭が回るようだね』
真姫「...どうも、さぁ始めましょうか」
シュイーン!! 絵里「この階も誰もいなさそうね」
穂乃果「でも、またステージがあるよ」
絵里「ってことは...さっきと同じパターンかしら」
『その通り』
絵里「出たわね」
『残念だがゴールはまだまだ先だ』
絵里「なら進むまでよ」
『そう簡単には行かせない』
ブォン!!
穂乃果「!またロボが!」
絵里「見たことないロボね...」
『このロボはメイジェルという特殊なロボだ』
絵里「また違法なやつって訳ね」
『その通り』
絵里「.........」 絵里「ならここは私が行くわ、全然貴方達と戦えてないからね...自分自身の手で貴方を野望を砕いてあげるわ」スッ
『ほぉ...アニーか』
絵里「なによ」
『いやいや...ちょっと昔の実験を思い出してね』
穂乃果「実験?」
『あぁ、そのおかげで私は今こうやって催眠チップを使い再び力を持ってるものでね』
絵里「貴方の実験なんてろくな実験じゃないでしょうね」
『そうだね...ロボを暴走をさせすぎてしまったからね...あれは失敗したよ』
絵里「.....暴走?」
『最終的には爆発をしてしまってね、ロボからコマンダーへ干渉する実験だったのがあれは残念だった』
絵里「....穂乃果、ここは私に任せて」
穂乃果「え?」
絵里「こいつは絶対に私が倒す」 穂乃果「絵里ちゃん?」
絵里「.........」
穂乃果「!」ゾクッ
穂乃果(絵里ちゃんの雰囲気がいつも違う...出会ったあの頃みたい)
絵里「あんたのくだらない実験に付き合われた人やロボの為にあんたは絶対に倒す」
『ははは、化学や技術の進歩には犠牲はつきものだ!むしろその為に役立たせたのだから感謝をしてほしいくらいだね』
穂乃果「な....」
絵里「本当に最低なプログラムね....」
『凡人には理解ができないだけだ』
絵里「穂乃果、先に行きなさい...ここは私がすぐにケリをつけて向かうから」
穂乃果「絵里ちゃん!でも...」
絵里「いいから!!!早く行きなさい!!!」
穂乃果「!」ビクッ
絵里「.......」
穂乃果「わ、わかった....気を付けてね」 タッタッタッ
絵里(ごめんね...穂乃果、でも...こいつは絶対に許せないの)
絵里「...さぁ...どこからでもかかってきなさい陰気眼鏡」
『っ...いつまでその余裕が続くかな』
絵里「そっちこそ」
『減らず口を...』
絵里「.........」
絵里(アニー....貴方の仇は絶対に取ってみせるから!)
シュイーン!! 穂乃果「ここもさっきの階と同じ感じ...同じような部屋がずっと続いてるのかな?」
『ゴールは上の階だ』
穂乃果「!」
『全く...バラバラになって行動するとは』
穂乃果「ならすぐに上の階に行ってこの戦いを終わらせる」
『そうはいかない』
ブォン!!
穂乃果「!またロボが....」
『かつてドレッドいう組織の総帥をしていた男のロボだ』
穂乃果「そうすい?」
『君程度がかつて裏社会での組織の総帥だった男に勝てると思うか?』
穂乃果「そんなの...やってみなきゃわからないよ!!!」
『根拠のない答えだね』
穂乃果「........」 『しかし....君は観察していて中々の実力と素質を持っている、一つ提案なのだが私と一緒にビジネスをしないか?』
穂乃果「しません!!」
『そうか...それは残念だ』
穂乃果「たくさんの人を不幸にするようなことは絶対に嫌です!!」
『理解ができない、人は命が限られている中生きている...なのになぜそうやって他人などを気にする、時間の無駄だというのに』
穂乃果「プログラムの貴方にはわからないことです!!」
『全くを持って不効率...頭が悪い』
穂乃果(..本当に嫌なプログラムだなぁ....!そうだ、絵里ちゃんのやつを真似してみよう)
穂乃果「この陰気眼鏡ー」
『!』ピクッ
穂乃果「悔しかったら穂乃果に勝ってみなよー!」
『さっきから君達は本当に....』
穂乃果「?」
『.....ボクを陰気眼鏡と呼ぶなぁ!!!』
穂乃果「!!」
『ボクにたてつくなんていい度胸だ!!後悔させてやる!!!』 穂乃果「な、なんか怒ってる?プログラムなのに」
『さぁ!!早くかかってこい!!!』
穂乃果「まぁ...いいや!穂乃果は勝つこと!それだけを考えよう!!」
シュイーン!!
真姫「よし...先手必勝よ!」
ヒュ!ヒュ!ヒューン!!
『..........』タッタッタッ
真姫「さすがはリトルレイダー足が速いわね」
『.........』ダン!
真姫「この銃も癖が強いわね」
コテングガン
フェニックスガンをベースに改造をされた違法パーツ
地上の発射時でのレーザーの本数が2本から3本に増えている
攻撃力は下がっているが連射力が上がっている
違法距離型の銃の中でトップクラスの性能を持つ 絵里「これはスターダストガン系の銃みたいね」
『.........』ダッダッダッ
スターダストガン
撃った際射程範囲内から遠いほど威力があがる銃
弾が発射された際に弾が拡散されるので威力があがっていく仕組み
空中で撃つ際には範囲が広く相手をけん制できる、しかしダウン力が低く撃った際の隙が大きい
ナナセガン
スターダストガンをベースに改造をされた銃
攻撃力とリロードが強化されている
その代わりに弾が拡散するので当たり方にはムラがある
ヒュー!ヒュー!
絵里(ジャンプが4回...高度も高いわね...空中戦は不利そうね)
絵里「ロボはジャンプができるタイプのロボってかんじね」
メイジェル
多段ジャンプが4回できてジャンプ時に高い場所まで高度をあげることができる コテングガンは相手のカスタムによっては撃ってるだけで勝てる 『.........』ダン!
シュー!!
穂乃果「うわっ!!なにこの黄色くて大きなレーザーは!」
『これがシノノメガンの力だ!!』
穂乃果(これAーRISEの人が使ってたVレーザーってガンに少し似てるかも...それの改造版ってことかな?)
シノノメガン
Vレーザーガンを改造した違法パーツ
弾の起動がV字型からU字型に変更されていてレーザー自体も大きくなっていて攻撃範囲が大きくなっている
攻撃力やダウン力も高い
『っち...上手く躱したか』
穂乃果(...弾のスピード、射程距離はフレイムガンよりも早い...ショットガンのままにしておいてよかったかも)
『くらえ!!』
ドーン!!
穂乃果「おっと!」
穂乃果(ボムやポッド...レッグも多分全部違法パーツだろうから気を付けないと) シノノメボム
スタンダードボムの違法パーツ
シノノメポッド
フェイントポッドの違法パーツ
爆風が大きくなり弾が3発に変化している
フェイントポッド
相手のそばで止まって爆発をするポッドを2つまで射出するポッド
スピードが速く相手へのホーミング力もあるが相手には直接当たらないのでダメージ効果は低い
シノノメレッグ
空中からの着地時の硬直が短くなっている
真姫「そこよ!」
ヒュ!ヒュ!ヒューン!!
『!!』
真姫(相手がどんな装備で来ようと私は私のスタイルで迎え撃つだけ)
ド!ド!ドーン!!
真姫「っ!....」
真姫(とはいえ...違法パーツの相手はきついわね....) 真姫(ボムはのあの動き...なにが元なのかよくわからない動きね)
コテングボム
ウェーブボムの違法パーツ
ウェーブボムよりダメージ量は減っているが弾速やダウン力は高く相手に対して直進をして進むボム
コテングポッド
ダイビングポッドの違法パーツ
ダメージ量は増えていて爆風が長く残る為相手への足止めにはなるがその分リロードが長くなっている
コテングレッグ
地上での加速性能や小回りが少し上がる
空中からの着地時の硬直が軽減される
『..........』
真姫(足も速くなってるわね...普通に地上でやりあってもこっちが不利ね)
真姫(フリーズボムで上手くけん制をしながらやっていくしかないわね)
真姫「........」タッタッタッ 『.......』ダ!ダ!ダ!
絵里「そんな攻撃じゃあ!私のアニーには当たらないわよ!!」
ドン!!
『!』
絵里「私のマグナムから簡単には逃げられないわ」
『.......』カチャカチャ
ドーン!ドーン!!
『......』スッ
ギュイーン!
絵里「おっと!....フリーズボム系ね...でも、そのボムなら私の仲間の方がもっと上手い使い方をしてるわ!!」
絵里「ボムやポッドも相変わらずの違法パーツのオンパレード...でもその程度では私には...いえ、アニーには及ばないわ!!!!!」
ナナセボム
フリーズボムの違法改造パーツ
直接相手に当てるタイプに変わっているその代わりにダウン力が下がっている
ナナセポッド
コックローチポッド型の違法改造パーツ
威力がアップし爆風がウォール系の爆風に変わっている
攻撃力が高く弾速も速い 絵里(着地時の硬直が短いわね...そこを狙っていきたいだけど中々難しそうね)
ナナセレッグ
フェザーレッグの強化版のようなレッグ
地上での加速、空中での落下速度が遅くなり空中での空中制御性や着地時の隙が軽減されている
空中戦に特化したレッグ
『.........』ダ!ダ!ダ!ダ!
絵里(でも......)
絵里「銃の動きが遅い!!そこよ!」
ダン!!
『!!』
絵里「例え空中戦が不利でも武器の性能が不利でも...」
絵里「私は貴方に負けるようなコマンダーじゃない!!」
ダン!!
KO!! 絵里「ふぅ、穂乃果に早く合流しないと....真姫は大丈夫かしら?」
真姫「......」
ヒュ!ヒュ!ヒューン!!
『!!』ドン!ドン!ドン!
真姫(結構削れてきたわね...このペースなら)
タッタッタッタ
真姫「!」
『.......』ドン!!
真姫「がっ!!!」
真姫(っち...油断してたわ!アタック攻撃を一回食らっただけなのに体の感覚が一気に重く....)
真姫「はぁ...はぁ....」
真姫(....自分の体力のなさには嫌になるわね)
真姫「それでも今は」ダッ!
『!』
真姫「前に向かってやるしかない!!!」 『.........』タッタッタッ
真姫「プログラムだから自動だか知らないけどあんたの動きのパターンはある程度わかってるのよ!」
『.........』ダン!
真姫「はぁ!!」ギュイーン!
『!!』
真姫「どう?無敵アタックにはこういう使い方もあるのよ!!」
真姫(まぁ、これは穂乃果の受け売りみたいなものだけどね)
ドーン!
『!.......』ピタッ
真姫「これでおしまいよ!!!」スッ
ヒュ!ヒュ!ヒューン!!
KO!!
真姫「はぁ...はぁ...やったわ....」
真姫「早く...穂乃果やエリーのところに....」フラッ
真姫「!...体が....動かな」
スッ!
真姫「!」
「おっと!...全く、これでは私に無茶をするなんて言えませんよ」 真姫「....海未、どうして」
海未「長い時間休ませていただいたのでようやく動けるようになったんです」
真姫「そう....」
海未「無茶をしたようですね」
真姫「でも...ちゃんと倒したわよ」
海未「そうみたいですね」
真姫「他の皆は?」
海未「直に何人かは来ると思います...穂乃果達だけに任せるのも悪いですからね」
真姫「エリーや穂乃果は上の階に行ったわ」
海未「そうですか」
真姫「私はいいから、早く二人のところへ」
海未「そうはいきません、そんな状態で真姫をここに一人で置いてくのは危険ですからね」
真姫「.......」
海未「貸しですよ....」
真姫「ゔぇ!!ちょっと!なにを!!」
海未「動けないなら運ぶまでです」 真姫「ちょっと恥ずかしいじゃない!!なんでこんな格好で!」
海未「真姫、暴れないでください」
真姫「いや、だって....」
海未「もたもたしてると皆にこの姿を見られてしまいますよ」
真姫「!」
海未「さぁ!行きますよ!!」
真姫「はぁ....意味わかんない」ボソッ
『どうした!!さっきまでの威勢はどこにいった!!』
穂乃果「っ....」
『........』ダン!
ヒュー!!!
穂乃果(慌てない...慌てない...相手の隙を見て反撃を) 絵里「穂乃果!!」
穂乃果『........』
絵里「!あれは...シノノメシリーズにゾラ!」
ゾラ
ワイルドソルジャー型
歩行速度がやや遅いが防御力が高い
空中でのダッシュは長く速い
攻守ともにバランスが取れているタイプ、その中でもゾラは高い防御力と奇襲性を持つ
穂乃果「やぁ!!」ダン!!
『ぐっ!!ショットガンか!!厄介な!』
穂乃果「よし!効いてる!!」
『まだだ!!』ヒュー!!ヒュー!!
穂乃果「!早い!!」
『くらえ!!』ダン!!
シュー!!
穂乃果「きゃあああああ!!」
絵里「!穂乃果!!!」 穂乃果「っ...結構痛いんだよね...これ」
『痛いのが嫌なら降参するか?今ならしてもいいぞ』
穂乃果「誰が降参なんて!」
『なら...もっといたぶってやるまでだ!!』
穂乃果「.........」
「エリー達は無事だったみたいね...」
絵里「!真姫?」クルッ
真姫「.......」
絵里「!海未がなんでここに、それに真姫どうしたの!?」
真姫「色々あってね...海身に運んできてもらったのよ」
絵里「大丈夫なの?」
真姫「なんとかね...でも、もう戦うのは無理そうね」
海未「大丈夫です、私がなにかあれば代わりに戦います」
絵里「そう言って貴方さっきまで」
海未「大丈夫です、糖分も取りましたから」
絵里「え?糖分?」
海未「はい、糖分です」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています